僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

3年B組 金八先生ファイナル「最後の贈る言葉」を観て

2011-03-28 17:51:17 | テレビ番組
昨日金八先生ファイナルを観た感想を少し述べてみたい。

1979年10月26日にスタートしたシリーズも今回で終わりを告げた。
まさか金八先生自身の定年退職を、多くの3年B組の卒業生らで「卒業式」という形で祝福するとは思ってもいなかった。

懐かしい卒業生の桜中学の時の一コマ一コマに金八先生の思いと我々視聴者の思いが重なる。
いつも爪弾き者を見捨てず体当たりで真剣に生徒と向かい合った先生。

生徒とともに涙を流し彼等の苦しみ、悩みを解き放とうと死に物狂いで動いていた。

そんなひたむきさに子ども達は他の大人と違う真剣さを感じ、本気で向かい合ってくれる先生に心打たれる機会も多かったはずだ。

金八先生の最後の言葉に

俯瞰で見る人でなく、そばにいて明るく温かいような、隅を照らす人であってほしい

とあった。