goo blog サービス終了のお知らせ 

僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

男はつらいよ 葛飾立志篇

2009-05-02 22:37:16 | Weblog
第16作 「男はつらいよ」のなかで寅さんが大学教授に男心を語ります。

「ああ、いい女だなあ、と思う。その次には話がしたいなあ、と思う。その次には、もうちょっと長くそばに居たいなあと思う。そのうちこうなんか気分が柔らかぁくなってさ。あぁもうこの人を幸せにしたいなぁと思う。この人の為だったら命なんかいらない、もう死んじゃってもいい、そう思う。それが愛ってものじゃないかい?」

単純だけど、決して難しい言葉は使っていないけれど、奥深くて実に的を得た台詞だなあと感心します。

納豆汁

2009-05-02 21:54:03 | Weblog
私は、納豆汁がものすごく好きです。大好きです。

山形中央クッキングスクール校長の古田久子先生のレシピです。



納豆汁の材料 材料(4人分)
納豆 1袋
豆腐 1/2丁
油揚げ 1枚
芋がら 20cm×2本
こんにゃく 1/2枚
ネギ・芹・唐辛子 適量
ダシ汁 5カップ
味噌 大さじ4

1.豆腐は1cmの角切り、油揚げは油抜きをして1cmの角切りにします。
2.芋がらはもどして5mmに切ります。
3.こんにゃくは下茹をして1cm角に切ります。
4.ダシ汁に芋がら、こんにゃく、油揚げを入れて煮ます。
5.「4」がやわらかくなったら豆腐とすりつぶした納豆、味噌を加え沸騰する前に火を止めます。
6.椀に盛り、きざみネギ、芹、唐辛子を添えてできあがりです!!

いもがらがとっても好きです。蕪村の句に次のようなものがあります。

入道の よゝとまいりぬ 納豆汁

「よよ」は、酒や汁を勢いよく飲むさまの雅語、「まいりぬ」は「飲んだ、食べた」の尊敬語。つまり入道(仏道に入って修行する人)が納豆汁を前にして、
「おお、これはこれは!納豆汁とはうれしきものよ。では早速いただくぞ!」
といった、実に喜んでいる姿が目に浮かんでくるようです。