うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

植物育成雑記(7)

2021-12-24 | 植物育成雑記

多肉の鉢増しや仕立て直し、気に留まった他の多肉の様子などの記事です。
(※掲載写真と文章量がいつもより多くなっています)

 

        

       【花うらら、トップスプレンダー、シルバースターの鉢増し】
左が花うらら(エケベリア属)、右がトップスプレンダー(エケベリア属)、奥がシルバースター(グラプトベリア属)、手前が挿し木した黒法師(アエオニウム属)になります。
鉢増し
する3種は、このままでも鉢から直接花が咲いているようで趣があるのですが、窮屈そうにも思えるので、大きい鉢に植え替える事にしました。2枚目にある直径13㎝、高さ11.3㎝のナーセリーポット A-130型に植え替えをします。黒法師は根付いたようなので、このまま様子を見ます。

👇鉢増しが完了しました。ロゼットの直径を測ってみると、花うらら(左下)が約10㎝、トップスプレンダー(右下)が約9㎝、シルバースター(上)が約8㎝ありました。購入した頃と比べるとぐんと大きくなっているので、このまま順調に成長してほしいですね。花うららは小さな花芽が1つ顔を覗かせていました(2枚目)

 

             【シルバースターの仕立て直し】
以前の植え替え時にシルバースターの葉を取り、葉挿しをして大きく育てたものです。今年の初秋ごろに葉焼けしてしまったので仕立て直しをします。

👇葉焼けして傷んだ葉と、残すとバランスが悪くなってしまう葉を取り除き、根っこを整理しました。茎も太く育っています。

👇仕立て直し完了です。上部の葉にも胡麻斑のようなダメージ痕が見られますが、葉が更新されていけば元通りの綺麗な葉になると思います。

 

          【パールフォンニュルンベルグ(エケベリア属)】
少し木立ちする種のようで、ロゼットの直径も大きくなりましたが上にも伸びて来ました。葉と葉の間の節間が詰まっているので、徒長ではなく木立ちによる成長のようです。4号の鉢植えで、ロゼットの直径が約13㎝、高さが10㎝くらいあります。

👇茎から伸びた気根がすごいですね^^; 土も根が回っているのか、触ってみると固いスポンジのような感触がします。気根を取り除き、土を入れ替えてリフレッシュさせるにしても、形は整っているので、このまま木立ちさせるか胴切りをして仕立て直しをするか悩むところです。

 

              【黒法師(アエオニウム属)】
今年3月の頃の高さ約20㎝の黒法師と比較すると、今は高さが約35㎝になり脇芽も伸びて大きくなりました。鉢は直径15cmの5号鉢です。冬は成長期になるので、まだ伸びると思います。日に当てると緑色の部分は黒くなるので、天気の良い日には外へ出しています。

2021年3月上旬の黒法師

 

             【朧月(グラプトペタルム属)】
雪を被った朧月です。雪に埋もれてしまい、長い間閉じ込められて圧力もかかるとかでなければ、多少雪に当たっても平気のようです。試しに雨の当たらない軒下で露地植えにしたものですが、鉢植えにしたものより葉一枚一枚が大きくなっているような気がします。赤い砂っぽい土質と、触るとしっとりする適度な水分量が良かったのでしょうか?

👇土に葉挿しをしなくても、トレーに並べて日を当てれば芽と根は出て来るようです。芽が出ないような葉は萎んでカラカラになるので、土に挿すよりも状態が確認しやすいと感じました。葉の栄養分だけでも育つので、ある程度の大きさになったら土に植えます。

追記:芽が大きくなっても根がチリチリになっていると土に植えても根付かないので、根が生きているうちに植え付けたほうが良いと思われます。定期的に霧吹きでシュッシュッとやるのも良いかもしれません。

 

             【ブライダルベール(ツユクサ科)】
更新用の株を作るために、伸び伸びになった茎を切り取って挿し芽をしました。ブライダルベールの鉢植えは中と小の2鉢あるのですが、芽と芽の間が離れていたせいか、こんもりとはいかずに扁平気味になってしまいました。今回の挿し芽は竹串を使って密に挿していったので、上方向に伸びやすくなると思います。



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