うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

植物育成雑記(15)

2022-12-28 | 植物育成雑記

育てている多肉の経過観察みたいな記事です。全て普及種で育てている中から気まぐれに選んでみた多肉たちですが、水やりの量や日当たり、場所の違いなどで株の様子が違ってくるので、育てやすい普及種といえど勉強になります。
                    (※文章量がいつもより
多くなっています)

 

               

               【青い渚(エケベリア属)】
木立ちした青い渚です。仕立て直しをしようかなと思いつつも、これはこれで味わいがある姿だと感じるので、結局そのままになってしまいました。茎も葉と同じく毛むくじゃらで、下のほうでは気根が出ていました。
スカート
をはいたようになっていた枯れた下葉を取り除いてみると、細かい気根はまだ瑞々しい感じがあったのですが、下葉を取り除いた後はさすがに乾燥の影響を受けてチリチリになりました。3号(直径9㎝)の素焼き鉢で、青い渚の高さは約11㎝あります。

 

               【高砂の翁(エケベリア属)】
デカベリア(大きいエケベリア)挑戦中の高砂の翁です。今年の4月下旬にロゼットの大きさが直径8㎝くらいだった高砂の翁は、直径13㎝の鉢から大きくはみ出して花も咲きました。さすがに植え替えないといけないと思い、8号鉢(直径24㎝)に植え替えました。比較として100円玉を置いています。
ちょっと
葉焼けもしてしまったので、新しい葉に更新されるまで様子見をしています。1枚目が植え替え後、2枚目が植え替え前になります。

 

            【不明種の綴化の弱いセンペルビウム】
綴化株から出てきた子株です。ひょこひょこ出てきた子株は親株より形は整っていましたが、その中でも比較的葉が不揃いなものを選んで2号鉢(直径6㎝)に植え替えてみました。子株が出てきたらどうなるのかまた観察してみたいと思います。親株のほうは葉焼けしてダメージを受けてしまったので処分しました。

 

              【百恵(センペルビウム属)】
葉が外側に巻いて棒状になる百恵です。夏に水をやりすぎたのか葉がちょっと伸びてしまいました。エケベリアなどもそうですが、葉の形がバランス良くなるように育てたいですね。

 

               【黒法師(アエオニウム属)】
胴切りして棒状態だった黒法師です。葉が無い棒状態でも子株がたくさん出て来ました。徒長して胴切りした多肉や木立ちして仕立て直しをした多肉なども、根付きの茎のみでも子株が出て来ることがあります。
鉢内の左下に
見える小さい黒法師は、試しに葉も根もない茎のみを土に挿したものです。無事に根付いて子株も出て来たようです。鉢は5号(直径15㎝)のロング鉢です。

 

              【朧月(グラプトペタルム属)】
雨のかからない軒下に植えた朧月です。雪を被っても元気にしていました。寒さの影響で葉の上半分がピンク色に色付いています。朧月は日の光が大好きなのか、這うように横に伸びた頭は全て外側に向かっていました。