うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

植物育成雑記(9)

2022-04-06 | 植物育成雑記

暖かくなって育てている花たちも動きが盛んになってきました。花の種類は両手の指に収まる程度ですが、手に入りやすく育てやすいものを様子を見ながらぼちぼちと育てています。
                (※掲載写真
文章量がいつもより多くなっています) 

 

           【パンジー「よく咲くスミレ “ソーダ”」】
サカタのタネ「よく咲くスミレ」シリーズのソーダです。去年の秋に苗を購入して冬を越しました。外が雪に覆われる冬は、室内に入れてもあまり動きはありませんでしたが、暖かくなって来てから蕾を多く付けるようになりました。縦の花径は4㎝くらいです。
6号鉢
(直径18㎝)いっぱいに広がっているので、あと4~5日したら切り戻しでもしてみましょうか。

 

                   【ビオラ】
去年の初夏ごろに、庭の隅に咲いていた小さいビオラを植え替えて育ててみたのですが、種が出来たので採種して秋に蒔いてみました。ビオラやパンジーは交配が盛んなので、親と同じ形質が出るかは未知数でしたが、小輪ビオラの子は小さな花のままでした。縦の花径は1.5㎝くらいです。
咲きたてなので、
花の色合いはこれから時間が経つに連れて微妙に変化して行きますが、配色はだいたい親の花と同じとなっています。

長い間室内だったからか、頂芽優勢の特性が顕著に出ているので、花も確認できたことですし近いうちに切り戻しですね。

※去年の小さいビオラの様子は「植物育成雑記(2)」内で取り上げています。

👇頂芽優勢の影響か寒さの影響かは分かりませんが、主茎の下部に未熟と思われるような白っぽい蕾が出て来ました。このような蕾は、上記のよく咲くスミレでも少し見られました。下は成長期に出て来た小輪ビオラの通常の蕾です。

👇去年の7月下旬に撮った種が出来た小輪ビオラです。

 

                【ビオラの寄せ植え】
ホームセンターで普及種のビオラを購入して、簡単ではありますが寄せ植えにしてみました。右上に見える小さな株は、上記でも述べた庭に咲いていた小輪ビオラです。売っている通常のビオラとの大きさ比較という意図もあります。縦の花径は3~3.5㎝くらいです。
真ん中には去年掘り上げたムスカリの球根を植えてみました。今春までほったらかしにしてしまったので、栄養が足りず花数が激減するような気もしますが、葉が繁るだけでもそれなりの姿にはなるでしょう(笑)

👇紫と黄色のツートンの花色のビオラは、冷え込んだ日に上弁の先端が寒さでダメージを受けてしまいました。他の花は大丈夫な中、この花色だけ傷んでしまったようです。花弁に色は付いていますが、斑入りの葉の斑部分と似たような形質なのかもしれません。

 

             【ネモフィラ インシグニスブルー】
ミニプランターに植えたネモフィラもたくさんの花を咲かせてくれました。育苗時に出て来たナズナもお試しとして一緒に植え付けたのですが、ナズナと隣り合っているネモフィラは、花数も多く青さが濃いように感じます。アブラナ科はコンパニオンプランツになるのかもしれませんね。

👇春蒔きのネモフィラもちょっとずつ大きくなってきました。下は「植物育成雑記(8)」時の春蒔きネモフィラです。