ずっと大好き。

ずっと大好きだよ。

ほんとだよ。

楽しい思い出をいっぱい思い出してるよ。

写真も撮ってくれたね。

いっぱい甘えさせて

いっぱい、甘えさせて。

おひざの上にのるの。

だっこしてもらうの。

おんぶしてもらうの。

そして、たくさん、おはなしをきいてもらうの。

それで、いっぱいいっぱい、大好きっていうの。

気持ちがもう十分だっていうまで、いうの。

にこにこして聞いてくれるかな。

おひざのうえにのらせてくれるかな。

いいよ、って言ってくれるかな。

大好き。

大好き。

気持ち、魂に届いたかな。

本当に大好き。

おっきな存在だったよ。

とてつもなくおっきな存在だったよ。

ずーっと、そうだったよ。

大好きだよ。

たっぷりの愛情を注いでくれてありがとうね。

たくさん辛いこともあっただろう。

ひとりで孤独で寂しいこともあっただろう。

それでも、なにひとつ言わずに家族を支えてくれたね。

そのおかげで、ぼくは、なに不自由なく、勉強できた。

いまも、勉強はしてるよ。

たくさん勉強したいよ。

このきもちをささせてくれて、ありがとう。

大好き。

大好き。

魂になって、いま、いっしょうけんめい伝えたいよ。

ありがとう。

大好きです。

たくさん甘えたかった

甘えたかった。

いっぱいいっぱいあまえたかった。

おひざの上に顔をつっぷせて、大好きだっていいたかった。

そうしてたら、なんて言ってくれたかな。

うん、うん、って小さくうなずいてくれたかたかな。

それとも声も出さず、微笑んでくれたかな。

大好き。

そう言いたかった。

小さいころ、甘えられなかったから。

いまでも、たくさん甘えたい気分だよ。

その気分は、今でも変わらない。

だから、魂になって、ずっとそばにいてくれるのなら、

心の中で、いっぱい甘えるよ。

大好きっていっぱい言うよ。

いつまでも甘えん坊な子どもでいさせてね。

楽しい思い出はいっぱい。

愛情を強く感じる言葉も、いっぱい。

いっぱい受け止めてくれたね。

大変だったね。

ほんとうに、ありがとうね。

ありがとう。

いまは、魂だけになって、楽かな。

楽しいかな。

楽しいよ。

楽だよ。

大好きな海をいっぱい見てるよ。

そういってくれるかな。

大好き。

ずっとそばにいてくれる限り、そう心の中で、言うよ。

甘えさせてね。

大好き。

そばにいてね。

本当だよ。

約束だよ。

もうね。

苦しみも恐怖も暴力もなく、辛さも苦痛もない魂だけの存在になって、

ぼくを受け止めてね。

そして。

楽だよ、楽しいよってあのはちけんばかりの笑顔でそう言ってね。

楽しみだよ。





辛く苦しいことも多かった。

辛かった。

苦しかった。

でも、今は、解放されてるよ。

楽しいよ。

楽だよ。

大丈夫だよ。

そう言ってくれたら、嬉しいな。

見守ってね。

大好き。

辛かった。苦しかった。

辛かったよね。

苦しかったよね。

いっぱいいっぱい苦しんだよね。

幼いころ、父親を亡くして。

苦しみで満ちている家庭で育って。

疎開。

結核。

大切な青春を、入院ですごしたよね。

その人生を、魂になったいま、どのように振り返ってるかな。

家庭をもって、支えてくれて。

身体もずいぶんと苦しくて。

いま、魂が身体や人生から卒業したね。

いま、楽になってるかな。

楽だよ。

楽しいよ。

大丈夫だよ。

きょうは、蝶々さんになって、僕と僕の妻に挨拶してくれたね。

一回だけ、僕たち二人を横切って、そして、遠ざかっていった。

心配だったのかな。

それとも、楽だよ、楽しいよ、幸せだよって言いたくて、来てくれたのかな。

いま、どんな気分かな。

ずっと好きだよ。

ずーっとずーっと好きだよ。

ずっと離れず一緒にそばにいてね。

約束だよ。

大好き。

大好き。

くるかった人生や身体から抜け出て、いま、大好きなことに包まれてるかな。

そうだったらいいな。

ありがとうね。

ずっとそばにいてね。

約束だよ。

苦しかったよね

たくさんたくさん苦しかったよね。

でも、もう大丈夫。

くるしかった人生や身体から、魂は無事卒業したよ。

もう、大丈夫。

いまは、楽かな。

楽しいよ。

楽だよ。

大丈夫だよ。

そういってくれるかな。

きょうはね。

大好きだった海岸に妻といってきたよ。

楽しかった思い出がいっぱい詰まってる海岸をゆっくりと歩いてきたよ。

暑い夏。

青い空と白い入道雲。

海の家で、着替えて海に飛び込んだよね。

おっきな背中につかまって、平泳ぎしてくれた。背中はとても大きくて、頼もしかった。

ぼくは、そんな背中にしがみつきながら、安心していたよ。

夏。

海。

大好きだったよね。

いまは、大好きだった海を、ゆっくりと眺めてるかな。

思い出も魂も、ずっとぼくと一緒だよ。

会社からもらってきた、海の家の優待券は、しらとりだったね。

中学時代は、無意味な部活動で、そして、高校時代は、打ち込んでいた受験勉強で、海には行かなかったね。

いっしょに行きたかったかな。

どんな気持ちで、無言で海の家の優待券を渡してくれたのかな。

感謝の気持ちを言わなくて、ごめんね。

いまは、もう一度、一緒に海に出かけて、ゆっくりと途切れない波を眺めながら、微笑みの中でお話ししたいよ。

魂になったね。

今日は、ぼくの家族と海岸を歩きながら、会話したよ。

駅前にあったおもちゃ屋さん、覚えてる？

自転車で一緒にでかけたね。

僕が小学生のときだった。

小学生のぼくにはずいぶんと長い距離だった。

その長い距離を、ゆっくりと自転車で走ったね。

そしておもちゃ屋さんでは、大好きだったプラモデルを買ってくれた。

すごく嬉しかったよ。

もっと小さかったときは、一緒にたこをあげてくれた。

近所のすこし広い公園で、沢山のこどもたちに混じってゲイラカイトをずっと一緒に日が暮れるまであげてくれた。

あったかい気持ちになってたよ。

団地の公園で野球もしてくれたよね。

大好き。

大好き。

ずっとそばにいてくれるよね。

ずっといっしょだよね。

いま、身の回りのものを眺めているよ。

匂い。

すこしゆっくり目の動作で、その品々をさわって整理してたね。

いま、その身の回りのものにふれてるよ。

大切なめがね。

こまごました品。

手書きのメモ。

ぬくもりを感じてるよ。

匂いを感じてるよ。

その優しさにいま、包まれてます。

大好きです。

大好きだよ。

ずっとずっと大好きだよ。

ずーっと、そばにいてね。

約束だよ。

仲良しだよ。

笑顔で沢山お話ししようね。

ありがとう。

やっぱりなんどもいいたいよ。

大好き。

大好き。

ずっと大好き。

あったかい匂い

あったかい匂い、思い出に残ってるよ。

子どものような笑顔で、自転車に乗ってたね。

青いシャツをおしゃれに着てた。

おひざで遊んだ記憶はないけれど、でも、あったかいよ。

大好きっていう気持ち、伝わってたかな。

いっぱい甘えた。

いまでも、いっぱい甘えたい。

抱きついて、抱きしめて、そして、大好きって言いたい。

尽き果てぬ思い。

尽きることのない気持ち。

そうしたら。

笑ってくれるかな。

穏やかに、静かに、微笑んでくれるかな。

大好き。

この気持ちは、ずっと変わらないよ。

いま、苦しかったからだから抜け出して、魂は、楽になったかな。

楽になったよ。

楽だよ。

苦しくないよ。

楽しいよ。

笑いながら、そういってくれるかな。

一緒に笑いあいたい。

笑顔で、お話ししたい。

ずっとずっと好きだったという気持ちを、存分に打ち明けて、それでも大好きだよってやさしく語りかけて。

くるしかったよね。

小さかったころの家庭。

疎開。

結核という病。

大変苦しい思いを、誰にも打ち明けずにずっと背負ってきたよね。

その中で、家庭をもち、子どもが生まれ、一生懸命になったよね。

いま、辛く苦しかった人生と身体から解放されて、楽になったかな。

楽になったよ。

楽しいよ。

大丈夫だよ。

笑顔でそういってくれるかな。

あの笑顔が好き。大好き。

穏やかな笑顔を見せてくれたよね。

ずっと待ってたよ。

小さい頃に見せてくれた笑顔。満願の笑顔だった。

その笑顔も大好き。忘れないよ。

そして、穏やかに穏やかに見せてくれた、あの微笑。

その微笑も大好きだよ。忘れないよ。

愛情たっぷりのあったかい家庭を作ってくれて、ありがとう。

大好きです。いつまでも。

あったかい匂い

あったかい匂い、思い出に残ってるよ。

子どものような笑顔で、自転車に乗ってたね。

青いシャツをおしゃれに着てた。

おひざで遊んだ記憶はないけれど、でも、あったかいよ。

大好きっていう気持ち、伝わってたかな。

いっぱい甘えた。

いまでも、いっぱい甘えたい。

抱きついて、抱きしめて、そして、大好きって言いたい。

尽き果てぬ思い。

尽きることのない気持ち。

そうしたら。

笑ってくれるかな。

穏やかに、静かに、微笑んでくれるかな。

大好き。

この気持ちは、ずっと変わらないよ。

いま、苦しかったからだから抜け出して、魂は、楽になったかな。

楽になったよ。

楽だよ。

苦しくないよ。

楽しいよ。

笑いながら、そういってくれるかな。

一緒に笑いあいたい。

笑顔で、お話ししたい。

ずっとずっと好きだったという気持ちを、存分に打ち明けて、それでも大好きだよってやさしく語りかけて。

くるしかったよね。

小さかったころの家庭。

疎開。

結核という病。

大変苦しい思いを、誰にも打ち明けずにずっと背負ってきたよね。

その中で、家庭をもち、子どもが生まれ、一生懸命になったよね。

いま、辛く苦しかった人生と身体から解放されて、楽になったかな。

楽になったよ。

楽しいよ。

大丈夫だよ。

笑顔でそういってくれるかな。

あの笑顔が好き。大好き。

穏やかな笑顔を見せてくれたよね。

ずっと待ってたよ。

小さい頃に見せてくれた笑顔。満願の笑顔だった。

その笑顔も大好き。忘れないよ。

そして、穏やかに穏やかに見せてくれた、あの微笑。

その微笑も大好きだよ。忘れないよ。

愛情たっぷりのあったかい家庭を作ってくれて、ありがとう。

大好きです。いつまでも。

楽になったよ。楽しいよ。笑ってるよ。大丈夫だよ。

楽になったよ。



体から魂がぬけて、苦しさがとれて、楽になったよ。



楽しいよ。大丈夫だよ。



いま、とっても楽だよ。



だから安心して。



魂が体を抜けて。



苦しかったからだから離れて。



いま、すごく、らくだよ。楽しいよ。



だから。



安心して。



大丈夫だよ。