乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『パイドン』 22 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ケベス「魂は精神的なもの、肉体は死すべきものに似ています。」)

2021-05-17 | 哲学

蛙か女児か

上か下か

工事か口実か

弁論か屁理屈か

所詮私は鳥の身ならば

乱鳥乱丁御免候   乱鳥

 

 

 

『パイドン』 22 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ケベス「魂は精神的なもの、肉体は死すべきものに似ています。」

 

 

プラトン著『パイドン』 P.71-78  (四)  

(四)魂とイデアの親近性による証明   (要約)

 A 合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。

  内体は合成的であるが、魂は非合成的である。

 

 自然的に合成物であるもの

  人工品  

    合成されてできたもの

  自然的に合成物であるもの

    動物や樹木のような自然的合成物

ソクラテス

 非合成的であるならば、他のものはいざ知らず、このものだけが分解されないことは、相応しいだろう。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保たれないものが、合成的であるとするのが、適切だろうね。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保つのか、『等しさそのもの』『美そのもの』云々。

ソクラテス

 いかなる変化にせよ、変化なるものを受け入れることは、ないね。云々

ケベス

 そうです。自己同一を保つことが必然です。ソクラテス

ソクラテス

 それでは美しいものについてはどうか。云々

ソクラテス

 自分自身に対しても相互の間でもいかなる時にもいわば決して同じあり方をたもつこはないのか。

ケベス

 その通りです。

 同じあり方を保ちません。

ソクラテス

 その事物について、君は触れることもできるし目で見ることもできる。云々

ソクラテス

 これらは不可視であり、目に見えるものではない。

ケベス

 あなたの仰ることは、真実です。

上の続き

P.79

ケベス

 親近性があることが万人に明らかです。

ソクラテス

 魂はどうか?

ケベス

 少なくとも人間には見えません。 

ソクラテス

 目に見えるとか見えないとか、人間の本性にとってのこととして話していたのだね。

ケベス

 人間の本性にとってのこととしてです。

ソクラテス

 魂について云々。

 目に見えるものか、見えないものか。

ケベス

 本性にとってです。

ソクラテス

 魂に不可視だね。

ケベス

 そうです。

ソクラテス

 魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方、肉体は目に見えるものにより似ているのだ。

ケベス

 そうなければなりません、ソクラテス。

 

ソクラテス

 ところで、、、、、、

 とソクラテスは、また話は長々つ続ける。

続きP.75~

ソクラテス

 ケベス、君ささっき、反対のことを言ってなかったかね(要約)

ケベス

 その通りです。

ソクラテス

 、、、、、、、

 魂のこの状態こそ知恵(フロネーシス)と呼ばれるのではないか。

ケベス

 その通りです。

 、、、、、、、

 、、、、、、、

 、、、、、、、

   (話は長々と続く)

ソクラテス

 魂はどちらに似ているかね。

ケベス

 魂は精神的なもの、肉体は死すべきものに似ています。

 、、、、、、、

 、、、、、、、

 、、、、、、、

   (話は長々と続く)

ソクラテス

 肉体は速やかに解体することが相応しく、他方、魂には全く解体されないが、何かそれに近いことがふさわしいのではないか。

ケベス

 どうして、そうでないことがありましょう。

 

                    

 

 

『パイドン』魂の不死について

 プラトン著 

 岩田靖夫訳

 岩波文庫 青602-2

 他 Wikipediaなど

 

『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo  『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」)

『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物)

『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」)

『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

『パイドン』 5 プラトン著 (パイドンとソクラテス / シミアスとケベス 対 ソクラテス / ピタゴラス派、ピタゴラス、ピタゴラス学派

『パイドン』 6 プラトン著 (激しい問と答の激突は、この対話篇において、プラトンがいかに歴史的なソクラテスの生きた対話の有様の再現を意図したかを雄弁に物語る。)

『パイドン』 7 プラトン著 (『ゴルギアス』「いかに生きるべきか」「どんなに人が幸福であり、どんなに人が不幸であるかを知ることである。」「正義とは何であるか」)

『パイドン』 8 プラトン著 (ソクラテスの求めていたもの、、、、、プラトンのイデア論が成立する。 / 言葉memo イデア論(初期、中期、後期))

『パイドン』 9 プラトン著 (『パイドン』のソクラテスと歴史的ソクラテスの差異がある(多くの研究者))

『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では  物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。   / 言葉memo 「エケクラテス」)

『パイドン』 11 プラトン著(エケクラテス「裁判は遥か以前に終わったのに、彼が亡くなられたのは随分後なのはどうしてか?」パイドン「アテナイ人の伝説(ミーノータウロスの退治)による」)

『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

『パイドン』 13 プラトン著(クリトン「君に毒薬を与える役目の男が、できるだけ話し合いをしないよう、君に告げてく。と、先ほどから僕に言っているんだ。」)

『パイドン』 14 プラトン著(ソクラテス「哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体の分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしているものであるのだから。」)

『パイドン』 15 プラトン著(ソクラテス「肉体は、愛欲、欲望、恐怖、妄想、数々のたわごとで我々を満たし云々。探求の最中で再び肉体に出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。」)

『パイドン』 16 プラトン著(ソクラテス「ある種の放縦によって節度があるのではないか。快楽によって支配されることを、人々は放銃とよんでいる。」)

『パイドン』 17 プラトン著(ケベスの反論。「魂は肉体から離れると、煙のように消滅するのではないか。」)

『パイドン』 18 プラトン著(ソクラテスの『霊魂不滅の証明』の話は次々と展開していく。シミアス「・・・もう充分に証明されました。」)

『パイドン』 19 プラトン著(話は続く。ケベス 「ですがあなたさえ良ければ我々の話が中断したところへ、もう一度戻りませんか?」S「勿論」K「よく言って下さいました」)

『パイドン』 20 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明  合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。内体は合成的であるが、魂は非合成的である。)

『パイドン』 21 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ソクラテス「魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方肉体は目に見えるものにより似ているのだ。」)

『パイドン』 22 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ケベス「魂は精神的なもの、肉体は死すべきものに似ています。」)

 

 

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『パイドン』 21 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ソクラテス「魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方肉体は目に見えるものにより似ているのだ。」)

2021-05-17 | 哲学

 

 

『パイドン』 21 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ソクラテス「魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方、肉体は目に見えるものにより似ているのだ。」

 

 

プラトン著『パイドン』 P.71-78  (四)  

(四)魂とイデアの親近性による証明   (要約)

 A 合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。

  内体は合成的であるが、魂は非合成的である。

 

 自然的に合成物であるもの

  人工品  

    合成されてできたもの

  自然的に合成物であるもの

    動物や樹木のような自然的合成物

ソクラテス

 非合成的であるならば、他のものはいざ知らず、このものだけが分解されないことは、相応しいだろう。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保たれないものが、合成的であるとするのが、適切だろうね。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保つのか、『等しさそのもの』『美そのもの』云々。

ソクラテス

 いかなる変化にせよ、変化なるものを受け入れることは、ないね。云々

ケベス

 そうです。自己同一を保つことが必然です。ソクラテス

ソクラテス

 それでは美しいものについてはどうか。云々

ソクラテス

 自分自身に対しても相互の間でもいかなる時にもいわば決して同じあり方をたもつこはないのか。

ケベス

 その通りです。

 同じあり方を保ちません。

ソクラテス

 その事物について、君は触れることもできるし目で見ることもできる。云々

ソクラテス

 これらは不可視であり、目に見えるものではない。

ケベス

 あなたの仰ることは、真実です。

上の続き

P.79

ケベス

 親近性があることが万人に明らかです。

ソクラテス

 魂はどうか?

ケベス

 少なくとも人間には見えません。 

ソクラテス

 目に見えるとか見えないとか、人間の本性にとってのこととして話していたのだね。

ケベス

 人間の本性にとってのこととしてです。

ソクラテス

 魂について云々。

 目に見えるものか、見えないものか。

ケベス

 本性にとってです。

ソクラテス

 魂に不可視だね。

ケベス

 そうです。

ソクラテス

 魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方、肉体は目に見えるものにより似ているのだ。

ケベス

 そうなければなりません、ソクラテス。

 

ソクラテス

 魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方、肉体は目に見えるものにより似ているのだ。

と結論づけた直後に、ソクラテスが言う。

ソクラテス

 ところで、、、、、、

 とソクラテスは、また話は長々つ続ける。

 

 

続く、、、

 

                    

 

 

『パイドン』魂の不死について

 プラトン著 

 岩田靖夫訳

 岩波文庫 青602-2

 他 Wikipediaなど

 

『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo  『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」)

『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物)

『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」)

『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

『パイドン』 5 プラトン著 (パイドンとソクラテス / シミアスとケベス 対 ソクラテス / ピタゴラス派、ピタゴラス、ピタゴラス学派

『パイドン』 6 プラトン著 (激しい問と答の激突は、この対話篇において、プラトンがいかに歴史的なソクラテスの生きた対話の有様の再現を意図したかを雄弁に物語る。)

『パイドン』 7 プラトン著 (『ゴルギアス』「いかに生きるべきか」「どんなに人が幸福であり、どんなに人が不幸であるかを知ることである。」「正義とは何であるか」)

『パイドン』 8 プラトン著 (ソクラテスの求めていたもの、、、、、プラトンのイデア論が成立する。 / 言葉memo イデア論(初期、中期、後期))

『パイドン』 9 プラトン著 (『パイドン』のソクラテスと歴史的ソクラテスの差異がある(多くの研究者))

『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では  物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。   / 言葉memo 「エケクラテス」)

『パイドン』 11 プラトン著(エケクラテス「裁判は遥か以前に終わったのに、彼が亡くなられたのは随分後なのはどうしてか?」パイドン「アテナイ人の伝説(ミーノータウロスの退治)による」)

『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

『パイドン』 13 プラトン著(クリトン「君に毒薬を与える役目の男が、できるだけ話し合いをしないよう、君に告げてく。と、先ほどから僕に言っているんだ。」)

『パイドン』 14 プラトン著(ソクラテス「哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体の分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしているものであるのだから。」)

『パイドン』 15 プラトン著(ソクラテス「肉体は、愛欲、欲望、恐怖、妄想、数々のたわごとで我々を満たし云々。探求の最中で再び肉体に出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。」)

『パイドン』 16 プラトン著(ソクラテス「ある種の放縦によって節度があるのではないか。快楽によって支配されることを、人々は放銃とよんでいる。」)

『パイドン』 17 プラトン著(ケベスの反論。「魂は肉体から離れると、煙のように消滅するのではないか。」)

『パイドン』 18 プラトン著(ソクラテスの『霊魂不滅の証明』の話は次々と展開していく。シミアス「・・・もう充分に証明されました。」)

『パイドン』 19 プラトン著(話は続く。ケベス 「ですがあなたさえ良ければ我々の話が中断したところへ、もう一度戻りませんか?」S「勿論」K「よく言って下さいました」)

『パイドン』 20 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明  合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。内体は合成的であるが、魂は非合成的である。)

『パイドン』 21 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明 ソクラテス「魂は肉体よりも不可視なものに似ているので喘い、他方肉体は目に見えるものにより似ているのだ。」)

 

 

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『パイドン』 20 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明  合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。内体は合成的であるが、魂は非合成的である。)

2021-05-17 | 哲学

 

 

『パイドン』 20 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明  合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。内体は合成的であるが、魂は非合成的である。

 

 

プラトン著『パイドン』 P.71-78  (四)  

(四)魂とイデアの親近性による証明   (要約)

 A 合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。

  内体は合成的であるが、魂は非合成的である。

 

 自然的に合成物であるもの

  人工品  

    合成されてできたもの

  自然的に合成物であるもの

    動物や樹木のような自然的合成物

ソクラテス

 非合成的であるならば、他のものはいざ知らず、このものだけが分解されないことは、相応しいだろう。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保たれないものが、合成的であるとするのが、適切だろうね。

ケベス

 そう思います。

ソクラテス

 自己同一を保つのか、『等しさそのもの』『美そのもの』云々。

ソクラテス

 いかなる変化にせよ、変化なるものを受け入れることは、ないね。云々

ケベス

 そうです。自己同一を保つことが必然です。ソクラテス

ソクラテス

 それでは美しいものについてはどうか。云々

ソクラテス

 自分自身に対しても相互の間でもいかなる時にもいわば決して同じあり方をたもつこはないのか。

ケベス

 その通りです。

 同じあり方を保ちません。

ソクラテス

 その事物について、君は触れることもできるし目で見ることもできる。云々

ソクラテス

 これらは不可視であり、目に見えるものではない。

ケベス

 あなたの仰ることは、真実です。

 

 

不可視

 肉眼で見ることができないこと。

 

                    

 

 

『パイドン』魂の不死について

 プラトン著 

 岩田靖夫訳

 岩波文庫 青602-2

 他 Wikipediaなど

 

『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo  『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」)

『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物)

『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」)

『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

『パイドン』 5 プラトン著 (パイドンとソクラテス / シミアスとケベス 対 ソクラテス / ピタゴラス派、ピタゴラス、ピタゴラス学派

『パイドン』 6 プラトン著 (激しい問と答の激突は、この対話篇において、プラトンがいかに歴史的なソクラテスの生きた対話の有様の再現を意図したかを雄弁に物語る。)

『パイドン』 7 プラトン著 (『ゴルギアス』「いかに生きるべきか」「どんなに人が幸福であり、どんなに人が不幸であるかを知ることである。」「正義とは何であるか」)

『パイドン』 8 プラトン著 (ソクラテスの求めていたもの、、、、、プラトンのイデア論が成立する。 / 言葉memo イデア論(初期、中期、後期))

『パイドン』 9 プラトン著 (『パイドン』のソクラテスと歴史的ソクラテスの差異がある(多くの研究者))

『パイドン』 10 プラトン著 (『パイドン』「序曲」 「序曲」では  物語は、エケクラテスとパイドンの会話から始まります。   / 言葉memo 「エケクラテス」)

『パイドン』 11 プラトン著(エケクラテス「裁判は遥か以前に終わったのに、彼が亡くなられたのは随分後なのはどうしてか?」パイドン「アテナイ人の伝説(ミーノータウロスの退治)による」)

『パイドン』 12 プラトン著(エケクラテス「亡くなられた時のことを云々」パイドン「ソクラテスは、態度においても言葉においても幸福そうに見えました。恐れなき高貴な最後であったことでしょう。」)

『パイドン』 13 プラトン著(クリトン「君に毒薬を与える役目の男が、できるだけ話し合いをしないよう、君に告げてく。と、先ほどから僕に言っているんだ。」)

『パイドン』 14 プラトン著(ソクラテス「哲学者は死を恐れない。死とは魂と肉体の分離であり、哲学者は魂そのものになること、すなわち、死ぬことの練習をしているものであるのだから。」)

『パイドン』 15 プラトン著(ソクラテス「肉体は、愛欲、欲望、恐怖、妄想、数々のたわごとで我々を満たし云々。探求の最中で再び肉体に出現し、騒ぎと混乱を引き起こし、我々を脅して正気を失わせる。」)

『パイドン』 16 プラトン著(ソクラテス「ある種の放縦によって節度があるのではないか。快楽によって支配されることを、人々は放銃とよんでいる。」)

『パイドン』 17 プラトン著(ケベスの反論。「魂は肉体から離れると、煙のように消滅するのではないか。」)

『パイドン』 18 プラトン著(ソクラテスの『霊魂不滅の証明』の話は次々と展開していく。シミアス「・・・もう充分に証明されました。」)

『パイドン』 19 プラトン著(話は続く。ケベス 「ですがあなたさえ良ければ我々の話が中断したところへ、もう一度戻りませんか?」S「勿論」K「よく言って下さいました」)

『パイドン』 20 プラトン著(魂とイデアの親近性による証明  合成的なものは解体し、非合成的なものは、解体しない。内体は合成的であるが、魂は非合成的である。)

 

 

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