乱鳥の書きなぐり

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『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

2021-05-10 | 哲学

エジプト

飲み物は、ビールではなかったと思う。

イスラム教(スンニ派)の国なのだから^^

ちなみにイランは、シーア派です^^

どう違うかは知りません^^

 

 

 

 

『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

 

 

『パイドン』におけるソクラテス像と伝わる実像

 

『パイドン』におけるソクラテス像

 *『パイドン』ではピタゴラス学派的雰囲気にふさわしく、超禁欲なソクラテスが描かれている。 

伝わる実像

 *ソクラテスは何人にも引けを取らない大酒豪

 *自分自身を「愛の人」と称するエロスの道の達人

 なので、ソクラテスを単純な

     禁欲主義者

     快楽主義者

ととってはならない。

 

 ソクラテスは謎めいた底知れぬ深さを感じ取るべきである。

 

 

ここで今 一度 言葉memo

ピタゴラス学派

 ピタゴラスによって創設された古代ギリシアの哲学の一派。

 数学的な諸科学(数学、天文学、音楽理論)に優れた業績を残した研究団体であり、同時に、研究生活を通じて魂の浄化、救済を目ざす宗教団体でもあり、また政治結社の性格も備えて、紀元前5世紀南イタリアのクロトン市を支配し、一時は強大な勢力を誇った。

 数学的な宇宙論を構想し、「万物は数からなる」とした。

 すなわち、宇宙は限と無限の二原理からなる「美しい調和ある全体(コスモス)」であり、この調和と「形」を与えるものが数の比例(ロゴス)である。

 そこから彼らは、事物の存在における形相原理formal principleの発見者といわれる。

「天球のハルモニアー」の理論や対地球の設定など、彼らの説にはギリシア合理主義の粋を示すものがある。

 前5世紀後半に学派の中心は破壊され、団員は分散するが、プラトンその他の人々への影響は大きかった。

 

 

 

 

『パイドン』魂の不死について

 プラトン著 

 岩田靖夫訳

 岩波文庫 青602-2

 他 Wikipediaなど

 

『パイドン』 1 プラトン著 (言葉memo  『パイドン』/ 「ピタゴラス派哲学者ピロラオス」/ 「ピタゴラス派」)

『パイドン』 2 プラトン著 (『パイドン』の登場人物)

『パイドン』 3 プラトン著 (言葉memo 「想起説」/ 「イデア論」/ 「カタルシス」)

『パイドン』 4 プラトン著 (『パイドン』におけるソクラテス像(超禁欲)と伝わる実像(禁欲主義者及び大酒豪、エロスといった快楽主義者))

 

 

 

 

 

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