乱鳥の書きなぐり

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脳を探る 2  人の脳について

2021-05-18 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

脳を探る 2  人の脳について

 

 複雑な姿をしているヒトの脳も、脊椎動物の進化の初期段階では、脳は単に神経細胞が集まったこぶのようなものに過ぎなかった。

 

 進化の過程でこのこぶが大脳、間脳、中脳、小脳、延髄、脊髄から構成される複雑な構造を成していく。

 個体の維持にとどまらず高度な精神活動をつかさどるにいたった。

 

 脊髄や延髄、中脳、橋では中心管は神経管内に余り発達せずに原型をとどめたままである。

 先端部の終脳では、発生の間に中心管は複雑に拡大して広い脳室を形作り、また皮質も複雑に隆起や回転運動を起こしながら変形。

 各脳葉が形成される。

 

 初期の脳の形成は、中心管の前方が膨らんで形成される、前・中・後脳胞の3脳胞から出発する。

 このうち先端部の前脳胞は更に前方から「終脳胞」「間脳胞」とに分かれ、このうち終脳胞が以下のような、顕著な変化を遂げる。

 

 1.

 上方への隆起 中心部を除く神経管の左右の天井が上方へ隆起することにより、左右の頭頂葉が作られる。

 この隆起運動の結果、本来の中心管天井部は、左右の半球の奥深くに隠れてしまう(後に脳梁が左右に走行)。

 神経管内の空所は先端部から両脇に伸び上がり、左右「側脳室」(第一・第二脳室)ができる。

 こうして作られた側脳室へ通ずる旧中心管からの通路が「室間孔」となる。

 

 2.

 前方への回り込み 上方に隆起した終脳胞の左右の壁は前方へも伸び出し、「前頭葉」「側脳室前角」がつくられる。

 正中部がそのまま残ることは同様なので、神経管最前端部は、突出した前頭葉の間に「終板」として残る

 

 3.

 後方への伸びと、側方への回転運動 頭頂方向へ隆起した神経組織は更に後方へ伸びながら、元の神経管の側壁を越えて下側へ回り込む。

 このようにして、「後頭葉」と「側頭葉」が作られると共に、「側脳室後角」と「下角」が作られる。

 

 めざましい終脳の動きに対して、間脳胞は余り変化せず、神経管の原型を維持しつつ、左右大脳半球の基部に位置して、視床・視床下部を作り、中心管は正中面に薄く上下にのみ伸びて第三脳室となる。(ウィキペディア)

 

 

 

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脳を探る 1   脳とは 脳幹とは

2021-05-18 | 乱鳥徒然 Rancho's room.

脳を探る 1

 

脳とは

 脳(のう、英: brain、独: Gehirn、羅: cerebrum、希: εγκέφαλος, enkephalos)

 動物の頭部にある、神経系の中枢。

 

 狭義には脊椎動物のものを指す。

 広義には無脊椎動物の頭部神経節をも含む。

 

 脊髄とともに中枢神経系をなし、感情・思考・生命維持その他神経活動の中心的、指導的な役割を担う。

 

 主にグリア細胞と神経細胞からなる器官だが、そのどちらでもない構造も内在する。

 

 脳脊髄液の通り道となる空隙(脳室)や、ホルモン物質を分泌する内分泌系である。

 

 発生学においては、誕生前の胚の段階から、大きく前脳、中脳、後脳(=菱脳)の3つに分けられる。

 ここから更に分化が進み、人間の場合は前脳が終脳と間脳、後脳は延髄、橋、小脳へと分かれる。

 俗に大脳と呼ばれるのは終脳だが、解剖学においては間脳も含めた(前脳から発達した部位全てを)大脳と呼ぶ。

 

 自律神経など、無意識に行われる生命維持において重要な部位を脳幹と括ることもある。

 これは機能に基づく分類であり、前述の発生過程に基づく分類でいうと前脳・中脳・後脳のすべてに跨がっている。(ウィキペディア)

 

 

脳幹

 脳幹は、上から間脳、中脳、橋、延髄の部分に分けられる。

 

   中脳には、視覚や聴覚、眼球運動などの中枢があり、音の刺激で眼球を動かしたり体を動かす反応を担当。

 中脳に含まれる黒質(こくしつ)という部分が変性した状態がパーキンソン病です。   

 

  橋(きょう)は、上部の中脳や大脳と下部の延髄以下の部分の連絡路で、三叉神経、顔面神経核、蝸牛神経核などがここを通っている。

 また、呼吸調節にも関係しています。    

 

 一番下にある延髄には多数の神経核があり、また脊髄につながる神経線維の束もある。

 ここには生命維持に欠かせない呼吸中枢、心臓中枢があります。また、咳、くしゃみ、発声、吸綴(吸引)反射、嚥下、唾液分泌、涙液分泌、発汗などの中枢の神経核もここにあります。(https://www.kango-roo.com/learning/3723/ カンゴルー)

 

 

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映画『日本統一』8、9、10、11 小沢 仁志さんと横澤 祐一さんの言い回しは素晴らしい。  歌舞伎のパロディの台詞及び演技あり。 wowow

2021-05-18 | 映画

室生寺近く 山菜料理旅館 橋本旅館本店

 

 

  映画『日本統一』8、9、10、11  wowow

 

 映画『日本統一』8、9、10、11をみた。

 映画『日本統一』1〜7に比べ、闘争シーンは随分と増えている。

 だが、筋書きがしっかりしているのと上手い役者たちを多く起用されている。

 声良し間良しの役者。

 良き声にビッブラートをかけた役者たちの、間、間、間といった掛け合いの良さ(何回書くのよ?!!)

 さらに、まるでテノールとアルトの音楽を聴いているようだ。

 

『極妻』や『ミナミの帝王』以外のヤクザ映画の嫌いな私が、『日本統一』だけは面白く拝見させていただいている。

 

 節回し良し間良し(何回書くのよ?!!)で芝居四倍調。

 加えて、『日本統一』11前後から歌舞伎のパロディ調の台詞が二箇所ほど入る。

 歌舞伎の言い回しや声色を、鼻につかない程度にパロディとして取り入れた演じ方や見得(目付きなど)が面白く、始終手を叩いたり大笑いしていた。

 

 また、

「モテモテやな。」

を合言葉のように、随所で二箇所入れておられた。

 ここでも大笑い。

 一見地味にも見える『日本統一』の筋書きは、出来の良い超長編大衆小説を読んでいるようで、楽しい。

 

 小沢 仁志(おざわ ひとし、1962年6月19日 - )さんの声はし、五重奏の上にビブラートが効き、聞いていて水分とリラックスできる声色である。

 加えて横澤 祐一さんのうまさには、脱帽。

 

 続けざまに四本みたが、満足のいく時間を過ごすことができた。

 

 しかし、この作品はヤクザさんがテーマだが、○界に当てはまる、いわばその点においてもパロディかと感じた。

 

 

映画『日本統一』1、2、3、4、5、6、7  監督: 山本 芳久 映画脚本: 辻 裕之 本宮泰風 山口祥行  小沢仁志他

映画『日本統一』8、9、10、11 小沢 仁志さんと横澤 祐一さんの言い回しは素晴らしい。  歌舞伎のパロディの台詞及び演技あり。

 

 

 

 

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