桜の時期が、始まりました。

なにやら急に夏の暑さが消えてしまって、帰宅する時はスーツの上着がちょうど良くなってきました。
夜などは、ちょっと肌寒いかな？と思うくらいですが、花たちにはちょうど良いらしく、夏の暑さにあえいでいた子達が、元気を取り戻しつつあります。

春のにぎやかな彩には及びませんが、庭のあちこちで「元気になったよ♪」と、咲き出す子が増えています。

この天気なら、今度の日曜のお茶会は大丈夫ね（＾＾）
と、フジバカマとサワヒヨドリ。
ちょうど良く花開いてきました。





夏場から咲いてはいたのですが、ここへ来て色も深くなって、こちらもお茶会にお声がかかっています。



台風で先がだめになったこの子。
それでも下の方は、ちゃんと持ち直して咲きました。
サルビアの中でも、異色のコントラストを持つこの子。
お気に入りです～♪



吹きっさらしでどうかな？と思っていた、かーさんお気に入りのオルトシフォンも、案外丈夫だったようで、まだまだ咲き続けています。



10月も半ば近くなり、いよいよ見ごろになってきたのが、ヨメナ。
先日の箱根を思い出します。
この子も、お茶会行きです。





同じく、これから本番なのが、この人たち。

白のプレクトランサスが、どうしたわけかバラの根元に生えてきて（って、枝先でも落ちたのかしら？　挿し木ができますから）、えらくご機嫌な場所だったらしくて、あっという間に大株に。
葉も花も美しい、良い子です。




紫のプレクトランサスは、レモンの木陰で、ニコニコです。



気温が下がって、やっと一息つけるようになったのか、また花を見せ始めたマンデビラ。
熱帯が原産なのに、日本の猛暑は苦手なようです。


その隣で、シュウメイギクも笑顔です。



てっきり斑入りのランタナかと思っていたら、咲き出した花が大違い（笑）
ママちんに聞いたら「斑入りのダンギクでしょ。検索してみて」
はい、そのとおりでした（＾＾；；　今度は札でも立てておきましょう。




この5月に横浜のイベントで仕入れた「えさし草」を、プランターに植えたら、何やら違う子がそばから生えてきた。
いったい誰かしら？と思っていたら、こんな真っ赤な花が咲き出しました。
「ママちん　これなんだと思う？」
「ん？　赤のサワギキョウじゃない？　園芸品種で出てるよ」
調べたらそのとおり♪　「アカバナサワギキョウ」ですって。
エサシ草のおまけにしては、かなりラッキー。
お茶花にも使えそうで、宿根草だそうですから、ちょっとお得な気分（＾＾）



そして・・・
十月桜の名のとおりに、ちゃんと咲き出していました（＾＾）ｖ
この間まで、
「すっかり葉が落ちちゃったし、なんだか枯れこんだ枝もあるし、またカイガラムシかしら？
　それとも根づまりで、よわっているのかなぁ」
と心配していたのですが、まだ樹勢はあったようで♪
これなら、これからの手入れで何とかなりそうです。







この子が咲き始めると、やがて冬が訪れて、その先にはりんごやスモモや桜たちの季節がやってくる。
かーさんにとっては、新しいシーズンの始まりなんです。
冬中咲き続ける十月桜は、春の桜の時期を楽しみに冬を過ごせる、本当に心温まる大事な子です。