そ。続きです。
ツアー到着、パリ2日目。
お昼ごはんをご馳走になった後、私は午後、研究室へ。
教授に、何とか会って、恐る恐る、その週の研究会にはでられないお断りをし。
「まぁ、仕方ないなぁ」と許してくれたので、ちょっと心の荷がおりました。
そして。
仲間の一人にも、「数日来ないけど、もし何か緊急のことがあったら連絡してね。」とお願いして。
…暫し、勉強に専念。
ところが。
やっぱり気になる。
何がって、その日のお夕食のことです。
その晩は、ツアーのお客様のリクエストがあったビストロに皆で行くことになっていたんですが。
ホテルからは、結構遠め。
つまり。
どうしたって、地下鉄に乗らなくてはいけません。
(帰りはタクシーの予定。)
そして。
そのレストランがある場所というのは、私が殆ど足を踏み入れたことのない界隈で。
あまり土地勘がないんですよね~。
しかも。
ちょこっと外れると、結構危ない地区でもあったりするのがちょっとばかり気になる…。
それに。
ツアーのお客様の中には、足が少し弱い方もいらっしゃるのが判って。
なるだけ、負担のならないように行かなくっちゃ…。
やっぱり、行く前にレストラン付近を事前に見て来よう!
5:00頃には、勉強をさっさと放って
。
レストランにホテルから行くべき行程を辿ってみました。
え~っと。
この地下鉄の駅で、この辺に乗って。
ふむふむ。
…結構長めに乗るけど、幸い、乗換えは、なし。と。
改札を出て地上に出て。
とりあえず、レストランまで一番近いだろう、と思われる道を選んで歩いてみる。
…駅からは、ゆっくり目に歩いて5分くらい。
ところがねぇ。
駅からは、どうしたって坂、なんですね。
しかも。
珍しく、上り階段がある道。
これは、違う道じゃないとマズイ。
というわけで、迂回路になり、且つそれほど遠くならない道を探して、その辺グルグル歩き回りました。
で。
どうにかこの道なら、まぁ許される範囲だろう。
…今晩は、これで安心して皆さんにご一緒できる、と思って、ホテルに向かったのでした
。
ところが、ホテルの待ち合わせ時間少し前に行くと。
午後皆さんはどうしてた?なんて話の後で、友達が
「レストランまで、タクシーで行ったほうがいいかなぁと思って。」
…。
まぁね、判ります。
着いた翌日の朝早くから、エッフェル塔に並び、上り。
既に疲れが出始めた中、午後は、ルーヴル美術館。
実際、結構歩いていらっしゃるだろうし、ね。
でも。
そんなの想定してないよ~!
観光地や大きなホテルなら、場所の名前を告げるだけで、タクシーは絶対、間違いなく行ってくれるけど。
小さなレストランに住所だけで、勿論、問題なく運転してくれるのがタクシーとはいえ。
万が一、迷ったり、着かなかったりしたら、どうすればいいの?と。
そんなこと全く予想してなかったから、お店の地図も持って来てない…。
不安バクバクの中、集まった皆さんに、
「タクシーの運転手さんにちゃんと説明しますが、万一の場合を考えて、住所を言います。お手数ですが、メモしていただけますか?」
しかし。
早速焦りまくったのか、口から出てくるアルファベットは英語読みでなく、フランス語読み。
お客様に、「え?何ですか、ちゃんと言ってください」と言われる始末
。
そして。
「一応、念のために地図をお持ちでしたら、見ていただけますか?」
と言ったところで。
「何で、そんなことしなくちゃいけないの
」とお怒りの言葉が…。
そう。
何しろツアーは熟年の皆様ばかりだったので、老眼で細かいものが見づらい方も多かったようで。
「大体ね、地図なんて見て行け、なんて何考えているの。無理に決まっているでしょ!」
「申し訳ありません。万が一の場合に、ということなので…」と言うことしか出来ませんでした。。。
が。救いの手。
友達は、お店をグーグルマップで探した地図を持っていたんですね。
で、「これをホテルの人にコピーしてもらって、1台毎に渡そう」と。
ホテルでコピーなんてすぐ取ってくれるもの?
…何しろ、私は自分が泊まるときに、そんなことを考えたこともなかったので。
咄嗟に思い浮かんだのは、とってもバカな質問、でありました…。
ま、一呼吸置いたら、そりゃ4つ星ホテルだもの。
そのぐらいやってくれるよね、と納得。
コンシェルジュに頼むと。
「わかりました。」と言って、他の部下(?)に頼む。
…それも。
当たり前のことなんだけど。
ホテルでそんな依頼をしたこともなかったので、ホテルの仕組みとやらに、秘かになるほど、と感心したりしたのでした。
で、とにかく。5台に分乗するから、4枚コピー。
そして。
次の問題はタクシーです。
街中のホテルなので、車寄せとかなくタクシーは常駐していない。
前もって頼んでなかったしなぁ…。
とにかく、ドアボーイさんに5台、タクシーを止めてもらうようにお願いしました。
1台止めてもらうごとに、3人乗れるか4人乗れるかで、お客様に乗ってもらい。
タクシーの運転手さんに、地図を見せて、住所と目印との位置関係を一応説明する…。
3台目にやっと止まったタクシーの運転手さんは、すっごいお年を召してて意地悪だったようで。
地図を見せて、説明しても、
「ふん。そんなとこ知らない。」と言って、ダンマリ。
結局、そのタクシーには乗らないことにして。
再び、3台目…。
最後の5台目に、自分も乗り込んで、レストランに向かったのでした。
…皆が無事着いていますように。と願いながら。
で。
我々の乗った最終組が、お店の前に到着。
すると、未だ1台着いてないことが判明。
一瞬ヒヤッとしましたが、それから程なくして着きました。
ヤレヤレ。(…文句を言ったお客様が乗っていたので、余計ヒヤヒヤでした。)
これで、一息いれられる。
で。
彼らが降りてくるのを待ちながら、他の皆さんにお店に入ってください、と声をかけました。
すると。
今度は、何やらお店の中で、もめている様子。
どうしたの?
先導で入った友達曰く、
予約が、その日ではなく、来週の月曜日になっている、とお店の人が言っている、と。
そこで、私は、そんな、バカなっ!!!!!といきり立ち。
お店に入るなり、思わず抗議してしまいました。
絶対ありえない!
予約したのはこの私で、日程のことが特に心配だったから、2度最初に確認をしたし、切る時ももう一度、日にちと時間、人数を復唱した!
とまくしたてました。
そうすると、「電話を受けたのは私だ」という女性が出て来て。
「絶対、貴方は来週の日にちを言った」と言い張る。
…私は、呆れてしまいました。
しかし。
「どっちがこう言った」と言ってても、結局、埒の明かない話なだけで。
かといって。
ここで、じゃあ、と引き返せる状態じゃないわけでもなく…。
目の前が真っ暗状態になりながら、
とにかく、今日ここで食べる予定を変えるわけにはいかない、ことを言うのみでした。
まぁ、幸い、そのお店には地下にも、幾つかテーブルがあり。
そこなら、14人、受け入れられると、向こうも折れてきて。
漸く安堵の溜息をそっとついたのであります。
が。
苦難(笑)は、まだ続きました…。
というのも。
既に時間は、予定していた8:00を過ぎているし、翌日は朝早い出発(モン・サンミッシェルまで列車)というのが気になるので。
なるべく早く注文をお願いするしかない。
(↑そもそも。このお店は、テーブルごとに調理する人が決まっているとのことで。14人一度には無理と、予約の時断られそうになったのでした。
そして、粘った結果、人数を2グループに分けるなら、OKと。
つまり。
同じタイミングで、料理を出すのが無理という判断なんでしょうね。
そして。
お料理には、当然のことながら相当な時間がそれぞれかかる、ということでもあるんだろうな…)
しかし。
何が困るって。
料理の翻訳
。
料理の専門家じゃないし、フランス料理はあまり食べに行けない(←行かない、ではない、笑)から、判らない単語が結構あるんですよね。。。
しかも。
このレストラン、所謂プリフィックス形式で、前菜・メイン・デザートからそれぞれ1種類ずつ選ぶんだけど。
選択肢が、それぞれに10種類以上ある
…。
非常に大雑把な(わからない単語は、すっ飛ばし
)状態で、でも全部のメニューを、1テーブル目の皆さんに説明。
それが終わると、半分は聞き取れなかったということで、2つ目のテーブルの皆さんに、怒涛のようにいい加減な説明を。
そして。
1つ目のテーブルの皆さんの選択を伺い、お店の人に伝え。
2つ目のテーブルに戻って、同じこと…。
…挙句、自分で食べるものなんて、どうでもよくなって、
注文する際に、お店の人にお薦めはと聞いて、言われたがままに頼んでしまいました。(ちょっと失敗、笑)
でねぇ、それがまた席の座り方が。
私の前は友達、で、端っこ。
友達と話してられればいいけれど、そんなことしてたら、やっぱり駄目でしょう。
というわけで。
友達とはなるべく話さないように試みて、未だ慣れない、お客様と話を続ける…。
私は結構お喋りなほうなんでしょうけど。
それでも、こういうのは気疲れしますねぇ~。
…この日の夕方は、短時間でホント、ヘトヘトになったのでありました。
ま。
それでも唯一、この晩が良かったのは。
気を遣ってくれた友達がワインをそれなりに飲ませてくれたのと。
お客さんの中で頼まれたワインが、こちらにも回ってきて、お食事に見合う分飲めたかなぁ、ということかな(爆)。
…途中、またデザートの注文で、どれを頼んだ、頼まない、と問題が発生したけど。
もう、半分切れかけていた私。
っていうか。
それは、お店の人が正しいと思ったから。
「ゴメンなさい。
このデザートは間違いだったから、私がお金を払って持って帰ります。ただ、追加で、違う○○を持って来て下さい」と頼んでしまいました。(結局は、友達が払ったことになるんですけど、ね。笑)
まぁ、それでも何とかそれなりに和やかに楽しそうに、皆さんお食事をされていて。
結果的には、あ~、良かった!という感想です。
ただその後も。
タクシーがタクシー乗り場ですぐにつかまるか。ということと。
明日の朝、ちゃんと皆起きてこれるか、の2点が気になっていたんですけど、ね。
とにもかくにも、こうして2日目の夜がやっとの思いで終わったのでありました。
って。あらら。
私の日誌、食事そのものの話じゃなくって、結局、ただの旅行中の顛末記になってしまってますね。
反省。。。。。。
が。
それでも強行軍です!
取りとめがないですが…。
後2晩分(というか、最終日の晩の話は、既に書いたので、1食分かな?)パリのお夕食の話を書いて、このテーマはおわりにしようと思います。
そ。
その後は、結局、皆さんとパリで食事したのは、古城ホテルから戻ってきた晩と、最終日の夜のあわせて2回、です。
古城ホテルから戻ってきた日は、そう、私は午後に仕事があった土曜日なので。
朝、一足先に電車でパリに戻り。
夜ご飯のみ、合流したのでした。
その間、病人が出たり、日本にお帰りになった人がいたり。
元気な人も、それなりに旅行の疲れが溜まってきた頃。
ひょっとしたら、ちゃんとした和食かな?
だとしたら、土曜日の夜に、予約なん今更大丈夫かなぁ?と思っていたのだけど。
夕方、友達に電話で聞くと、昼ご飯に国虎屋(=おうどんやさん)に行ったし、何人行くかもはっきりしないから、もう予約する必要はない。とのこと。
ちょっと拍子抜けでしたが(笑)
…自分も、疲れがピークの頃だったので。
これ幸いとお気楽気分で、待ち合わせ時間にあわせて、ホテルに行ったのでした。
で結局、ホテルから近くて、フレンチじゃないもの。
ということで、初日に行った中華にまた行くことに。
…電話番号をウッカリ置いてきてしまったので、皆さんが集まって来る前に、直接行って、人数分の席を予約しました。
そして。
再びホテルに戻って、集まった皆さんと一緒に中華レストラン♪
今回は、前回食べる時より人数が減っているせいもあって、円卓のみでOK。
そして、旅行の予定も、後はパリに滞在という安心感もあって、皆一緒に和気藹々、食べることが出来たのでした。
で。
疲れてきた女性陣は、ラーメンだけでいいわ~!
とおっしゃっていたのですが。
折角だからと、皆で料理を分け合う、ちゃんとした中華ご飯♪
…大人数の中華は、いろいろ食べられるのが、とっても嬉しいです。
でも。
その中には「蛙のてんぷら」が…!。
実は、人生初体験の「蛙」で、非常に恐る恐る、だったのですが。
うん。
これが、なかなかイケる!
そう。
よく言われるように、鶏肉みたい。
ただ、やっぱり歯切れ、感触が微妙に違います。
まぁ、それと、塩味がきいていたので、泥臭さなど全く感じず、酒のつまみとして、美味しくいただけたのかなぁ…。
で。
初日のところにも書いたけど、このレストラン、有名な割りに、それほど美味しいというわけじゃない。
ただ。
中華は疲れたときにありがたいのと、本格和食より気楽だし、ホテルから至近距離だってことで、ツアー中に2回も足を運ぶことになりました。
でも。
多分、プライベートではもう行かない。
だって。
お店の給仕担当の男性(中国人)、一見行儀良さそうだし、日本語も喋るんだけど、態度が意地悪なんだもの。
私に対してではないけれど。
一生懸命頼んでいるオジサマの言い方がはっきりしない、って。
スゴイ、いらいらした感じの受け答えで。
とっても、感じ悪~ぅ!
…この旅行で、人に文句言う感覚が麻痺してきた私は(笑)オーナーに言いつけようかとまで、思っちゃいましたよ~。
あ~、やだやだ。
「口うるさい変なオバサン」に成長しないよう、気をつけなくっちゃ、ね!(笑)
ま、とにかく。
この場で、結局、翌日、私は件のロンドン日帰りに行くことに決まって、翌朝の起床と体力を内心心配をしながら、この晩も暮れていった、のでありました。チャンチャン!
ということで。
…その2を終わります。
あ~、取り留めなさ過ぎ。。。お許しくださいませ~
!
ツアー到着、パリ2日目。
お昼ごはんをご馳走になった後、私は午後、研究室へ。
教授に、何とか会って、恐る恐る、その週の研究会にはでられないお断りをし。
「まぁ、仕方ないなぁ」と許してくれたので、ちょっと心の荷がおりました。
そして。
仲間の一人にも、「数日来ないけど、もし何か緊急のことがあったら連絡してね。」とお願いして。
…暫し、勉強に専念。
ところが。
やっぱり気になる。
何がって、その日のお夕食のことです。
その晩は、ツアーのお客様のリクエストがあったビストロに皆で行くことになっていたんですが。
ホテルからは、結構遠め。
つまり。
どうしたって、地下鉄に乗らなくてはいけません。
(帰りはタクシーの予定。)
そして。
そのレストランがある場所というのは、私が殆ど足を踏み入れたことのない界隈で。
あまり土地勘がないんですよね~。
しかも。
ちょこっと外れると、結構危ない地区でもあったりするのがちょっとばかり気になる…。
それに。
ツアーのお客様の中には、足が少し弱い方もいらっしゃるのが判って。
なるだけ、負担のならないように行かなくっちゃ…。
やっぱり、行く前にレストラン付近を事前に見て来よう!
5:00頃には、勉強をさっさと放って

レストランにホテルから行くべき行程を辿ってみました。
え~っと。
この地下鉄の駅で、この辺に乗って。
ふむふむ。
…結構長めに乗るけど、幸い、乗換えは、なし。と。
改札を出て地上に出て。
とりあえず、レストランまで一番近いだろう、と思われる道を選んで歩いてみる。
…駅からは、ゆっくり目に歩いて5分くらい。
ところがねぇ。
駅からは、どうしたって坂、なんですね。
しかも。
珍しく、上り階段がある道。
これは、違う道じゃないとマズイ。
というわけで、迂回路になり、且つそれほど遠くならない道を探して、その辺グルグル歩き回りました。
で。
どうにかこの道なら、まぁ許される範囲だろう。
…今晩は、これで安心して皆さんにご一緒できる、と思って、ホテルに向かったのでした

ところが、ホテルの待ち合わせ時間少し前に行くと。
午後皆さんはどうしてた?なんて話の後で、友達が
「レストランまで、タクシーで行ったほうがいいかなぁと思って。」

まぁね、判ります。
着いた翌日の朝早くから、エッフェル塔に並び、上り。
既に疲れが出始めた中、午後は、ルーヴル美術館。
実際、結構歩いていらっしゃるだろうし、ね。
でも。
そんなの想定してないよ~!
観光地や大きなホテルなら、場所の名前を告げるだけで、タクシーは絶対、間違いなく行ってくれるけど。
小さなレストランに住所だけで、勿論、問題なく運転してくれるのがタクシーとはいえ。
万が一、迷ったり、着かなかったりしたら、どうすればいいの?と。
そんなこと全く予想してなかったから、お店の地図も持って来てない…。
不安バクバクの中、集まった皆さんに、
「タクシーの運転手さんにちゃんと説明しますが、万一の場合を考えて、住所を言います。お手数ですが、メモしていただけますか?」
しかし。
早速焦りまくったのか、口から出てくるアルファベットは英語読みでなく、フランス語読み。
お客様に、「え?何ですか、ちゃんと言ってください」と言われる始末

そして。
「一応、念のために地図をお持ちでしたら、見ていただけますか?」
と言ったところで。
「何で、そんなことしなくちゃいけないの

そう。
何しろツアーは熟年の皆様ばかりだったので、老眼で細かいものが見づらい方も多かったようで。
「大体ね、地図なんて見て行け、なんて何考えているの。無理に決まっているでしょ!」
「申し訳ありません。万が一の場合に、ということなので…」と言うことしか出来ませんでした。。。
が。救いの手。
友達は、お店をグーグルマップで探した地図を持っていたんですね。
で、「これをホテルの人にコピーしてもらって、1台毎に渡そう」と。
ホテルでコピーなんてすぐ取ってくれるもの?
…何しろ、私は自分が泊まるときに、そんなことを考えたこともなかったので。
咄嗟に思い浮かんだのは、とってもバカな質問、でありました…。
ま、一呼吸置いたら、そりゃ4つ星ホテルだもの。
そのぐらいやってくれるよね、と納得。
コンシェルジュに頼むと。
「わかりました。」と言って、他の部下(?)に頼む。
…それも。
当たり前のことなんだけど。
ホテルでそんな依頼をしたこともなかったので、ホテルの仕組みとやらに、秘かになるほど、と感心したりしたのでした。
で、とにかく。5台に分乗するから、4枚コピー。
そして。
次の問題はタクシーです。
街中のホテルなので、車寄せとかなくタクシーは常駐していない。
前もって頼んでなかったしなぁ…。
とにかく、ドアボーイさんに5台、タクシーを止めてもらうようにお願いしました。
1台止めてもらうごとに、3人乗れるか4人乗れるかで、お客様に乗ってもらい。
タクシーの運転手さんに、地図を見せて、住所と目印との位置関係を一応説明する…。
3台目にやっと止まったタクシーの運転手さんは、すっごいお年を召してて意地悪だったようで。
地図を見せて、説明しても、
「ふん。そんなとこ知らない。」と言って、ダンマリ。
結局、そのタクシーには乗らないことにして。
再び、3台目…。
最後の5台目に、自分も乗り込んで、レストランに向かったのでした。
…皆が無事着いていますように。と願いながら。
で。
我々の乗った最終組が、お店の前に到着。
すると、未だ1台着いてないことが判明。
一瞬ヒヤッとしましたが、それから程なくして着きました。
ヤレヤレ。(…文句を言ったお客様が乗っていたので、余計ヒヤヒヤでした。)
これで、一息いれられる。
で。
彼らが降りてくるのを待ちながら、他の皆さんにお店に入ってください、と声をかけました。
すると。
今度は、何やらお店の中で、もめている様子。
どうしたの?
先導で入った友達曰く、
予約が、その日ではなく、来週の月曜日になっている、とお店の人が言っている、と。
そこで、私は、そんな、バカなっ!!!!!といきり立ち。
お店に入るなり、思わず抗議してしまいました。
絶対ありえない!
予約したのはこの私で、日程のことが特に心配だったから、2度最初に確認をしたし、切る時ももう一度、日にちと時間、人数を復唱した!
とまくしたてました。
そうすると、「電話を受けたのは私だ」という女性が出て来て。
「絶対、貴方は来週の日にちを言った」と言い張る。
…私は、呆れてしまいました。
しかし。
「どっちがこう言った」と言ってても、結局、埒の明かない話なだけで。
かといって。
ここで、じゃあ、と引き返せる状態じゃないわけでもなく…。
目の前が真っ暗状態になりながら、
とにかく、今日ここで食べる予定を変えるわけにはいかない、ことを言うのみでした。
まぁ、幸い、そのお店には地下にも、幾つかテーブルがあり。
そこなら、14人、受け入れられると、向こうも折れてきて。
漸く安堵の溜息をそっとついたのであります。
が。
苦難(笑)は、まだ続きました…。
というのも。
既に時間は、予定していた8:00を過ぎているし、翌日は朝早い出発(モン・サンミッシェルまで列車)というのが気になるので。
なるべく早く注文をお願いするしかない。
(↑そもそも。このお店は、テーブルごとに調理する人が決まっているとのことで。14人一度には無理と、予約の時断られそうになったのでした。
そして、粘った結果、人数を2グループに分けるなら、OKと。
つまり。
同じタイミングで、料理を出すのが無理という判断なんでしょうね。
そして。
お料理には、当然のことながら相当な時間がそれぞれかかる、ということでもあるんだろうな…)
しかし。
何が困るって。
料理の翻訳

料理の専門家じゃないし、フランス料理はあまり食べに行けない(←行かない、ではない、笑)から、判らない単語が結構あるんですよね。。。
しかも。
このレストラン、所謂プリフィックス形式で、前菜・メイン・デザートからそれぞれ1種類ずつ選ぶんだけど。
選択肢が、それぞれに10種類以上ある

非常に大雑把な(わからない単語は、すっ飛ばし

それが終わると、半分は聞き取れなかったということで、2つ目のテーブルの皆さんに、怒涛のようにいい加減な説明を。
そして。
1つ目のテーブルの皆さんの選択を伺い、お店の人に伝え。
2つ目のテーブルに戻って、同じこと…。
…挙句、自分で食べるものなんて、どうでもよくなって、
注文する際に、お店の人にお薦めはと聞いて、言われたがままに頼んでしまいました。(ちょっと失敗、笑)
でねぇ、それがまた席の座り方が。
私の前は友達、で、端っこ。
友達と話してられればいいけれど、そんなことしてたら、やっぱり駄目でしょう。
というわけで。
友達とはなるべく話さないように試みて、未だ慣れない、お客様と話を続ける…。
私は結構お喋りなほうなんでしょうけど。
それでも、こういうのは気疲れしますねぇ~。
…この日の夕方は、短時間でホント、ヘトヘトになったのでありました。
ま。
それでも唯一、この晩が良かったのは。
気を遣ってくれた友達がワインをそれなりに飲ませてくれたのと。
お客さんの中で頼まれたワインが、こちらにも回ってきて、お食事に見合う分飲めたかなぁ、ということかな(爆)。
…途中、またデザートの注文で、どれを頼んだ、頼まない、と問題が発生したけど。
もう、半分切れかけていた私。
っていうか。
それは、お店の人が正しいと思ったから。
「ゴメンなさい。
このデザートは間違いだったから、私がお金を払って持って帰ります。ただ、追加で、違う○○を持って来て下さい」と頼んでしまいました。(結局は、友達が払ったことになるんですけど、ね。笑)
まぁ、それでも何とかそれなりに和やかに楽しそうに、皆さんお食事をされていて。
結果的には、あ~、良かった!という感想です。
ただその後も。
タクシーがタクシー乗り場ですぐにつかまるか。ということと。
明日の朝、ちゃんと皆起きてこれるか、の2点が気になっていたんですけど、ね。
とにもかくにも、こうして2日目の夜がやっとの思いで終わったのでありました。
って。あらら。
私の日誌、食事そのものの話じゃなくって、結局、ただの旅行中の顛末記になってしまってますね。
反省。。。。。。
が。
それでも強行軍です!
取りとめがないですが…。
後2晩分(というか、最終日の晩の話は、既に書いたので、1食分かな?)パリのお夕食の話を書いて、このテーマはおわりにしようと思います。
そ。
その後は、結局、皆さんとパリで食事したのは、古城ホテルから戻ってきた晩と、最終日の夜のあわせて2回、です。
古城ホテルから戻ってきた日は、そう、私は午後に仕事があった土曜日なので。
朝、一足先に電車でパリに戻り。
夜ご飯のみ、合流したのでした。
その間、病人が出たり、日本にお帰りになった人がいたり。
元気な人も、それなりに旅行の疲れが溜まってきた頃。
ひょっとしたら、ちゃんとした和食かな?
だとしたら、土曜日の夜に、予約なん今更大丈夫かなぁ?と思っていたのだけど。
夕方、友達に電話で聞くと、昼ご飯に国虎屋(=おうどんやさん)に行ったし、何人行くかもはっきりしないから、もう予約する必要はない。とのこと。
ちょっと拍子抜けでしたが(笑)
…自分も、疲れがピークの頃だったので。
これ幸いとお気楽気分で、待ち合わせ時間にあわせて、ホテルに行ったのでした。
で結局、ホテルから近くて、フレンチじゃないもの。
ということで、初日に行った中華にまた行くことに。
…電話番号をウッカリ置いてきてしまったので、皆さんが集まって来る前に、直接行って、人数分の席を予約しました。
そして。
再びホテルに戻って、集まった皆さんと一緒に中華レストラン♪
今回は、前回食べる時より人数が減っているせいもあって、円卓のみでOK。
そして、旅行の予定も、後はパリに滞在という安心感もあって、皆一緒に和気藹々、食べることが出来たのでした。
で。
疲れてきた女性陣は、ラーメンだけでいいわ~!
とおっしゃっていたのですが。
折角だからと、皆で料理を分け合う、ちゃんとした中華ご飯♪
…大人数の中華は、いろいろ食べられるのが、とっても嬉しいです。
でも。
その中には「蛙のてんぷら」が…!。
実は、人生初体験の「蛙」で、非常に恐る恐る、だったのですが。
うん。
これが、なかなかイケる!
そう。
よく言われるように、鶏肉みたい。
ただ、やっぱり歯切れ、感触が微妙に違います。
まぁ、それと、塩味がきいていたので、泥臭さなど全く感じず、酒のつまみとして、美味しくいただけたのかなぁ…。
で。
初日のところにも書いたけど、このレストラン、有名な割りに、それほど美味しいというわけじゃない。
ただ。
中華は疲れたときにありがたいのと、本格和食より気楽だし、ホテルから至近距離だってことで、ツアー中に2回も足を運ぶことになりました。
でも。
多分、プライベートではもう行かない。
だって。
お店の給仕担当の男性(中国人)、一見行儀良さそうだし、日本語も喋るんだけど、態度が意地悪なんだもの。
私に対してではないけれど。
一生懸命頼んでいるオジサマの言い方がはっきりしない、って。
スゴイ、いらいらした感じの受け答えで。
とっても、感じ悪~ぅ!
…この旅行で、人に文句言う感覚が麻痺してきた私は(笑)オーナーに言いつけようかとまで、思っちゃいましたよ~。
あ~、やだやだ。
「口うるさい変なオバサン」に成長しないよう、気をつけなくっちゃ、ね!(笑)
ま、とにかく。
この場で、結局、翌日、私は件のロンドン日帰りに行くことに決まって、翌朝の起床と体力を内心心配をしながら、この晩も暮れていった、のでありました。チャンチャン!
ということで。
…その2を終わります。
あ~、取り留めなさ過ぎ。。。お許しくださいませ~
