うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

パリで初めて、ジャズコンサート

2006-02-19 19:27:18 | フランス(余暇・習慣)
ここ最近、雨の音で目が覚める、と言ってもいいくらい雨続きです。
今日もやっぱり1日みたいですね。。。

今朝はブログの更新を忘れて、お料理に励んでしまいました。
と言っても、何のことはないこれから1週間のためのストック・下準備をしただけ。
明日から2学期が始まるので、気合!です。

さてさて。
昨晩は、友達とジャズを聴きに行き、そのままそのお店で食事をして帰ってきました。
(ジャズの演奏を数枚こっそり写真に撮ってみたものの、真っ暗で何も写っていません。)

以前私が住んでいた街の友達カップルが、パリの友達のところにこの週末遊びに来る、というのは前から聞いていました。
「行ったら電話するから、都合が合えば一緒にご飯を食べよう。」
勿論、うきうき心待ち

午後2時くらい電話がありました。
「今から朝ごはんを食べて、それから街に行くから。またその頃にでも電話するね。」

ん、今から朝ごはん?!
そう。
金曜日に着いて、遊びまわって(?)寝たのは朝の6時だったんですって。

内心ホッ、と。
2晩続けては、そんなことをしないでしょうから。
…私はやっぱり夜はちゃんと寝たいヒトなのです。
夜遊びも好きですけど、遊び過ぎちゃうと翌日は殆ど何も出来なくて、あぁ勿体無いことをした!とつい思ってしまうタイプ。
ウフッ、真面目なのかしらん、なんちゃって

というわけで、また4時ごろ電話をもらいました。
「今、ポンピドゥ・センターにいるから、来ない?」

早速出かけ、彼らと無事合流しました。
友達のカップルと、彼らのパリのお友達(男性)、それに、もう1組のカップル(やっぱり私が前住んでいた街に住んでいる)の5名。
その、もう1組のカップルの女性のみ、初対面でしたが、後の皆はよく知っています。

一通り挨拶を済ませ、それからはマレ地区の散策。
気に入ったお店があったら、入って…
結構なにやら、皆それぞれお買い物。
普段、ウィンドーショッピングしかできない私にはとても楽しかったりします。

そうして、ブラブラしながら、マレの端のほうにあるお目当てのジャズ・クラブに着いたのは6:30くらいでした。
7:00から始まるコンサートを聴いて、その後どこかで食事をしよう、という計画。


15分前にならないと、席にはつけないとのことだったので、そのままビールを飲みながら待つことに。
誰かがインターネットで調べてよさそうだ、ということで選んだらしいですが。
何気なくその日のプログラムをみると、歌とピアノ、それにコントラバス、それにドラムの構成なのですが、ドラム欄は日本人名じゃありませんか。
…始まる前から、何だか親しみを感じたのでした。

さて。
会場は、レストランの地下、客席は50弱という感じかな。
始まる前に、ほぼ満席になり、7:15ごろ、コンサートがスタートしました。

オリジナル曲などを散りばめながら、小1時間。
休憩をはさみ、その後40分ばかり9:00に終了。

いや~、楽しかったです。
すごく良かった!
…ジャズとか、何も知らないのですが、本当に素敵な充実したコンサートでした。
やっぱり生で聴くのはCDとかには比べ物になりませんね。
また、一人でも勇気を出して出かけてみようかな、と思ったくらいです。

それと特筆すべきは、この日本人のドラム演奏、素人ながらにも、その素晴らしさに感動モン、でした。
…Ichiro ONOE、さんと言う方なのですが、結構知られている方なのでしょうか。
友達も、ドラム良かったねぇ!と絶賛してましたし。

というわけで、すっかり気分は満足。
次に、減らしたお腹をどこで満足させるか?という問題ですが。
ここのレストランもいけそうじゃない?という話になり、ギリシア料理の案は立ち消え、そのお店で、ワイン&イタリアン系の食事となりました。
そして。
最終地下鉄まで、心ゆくまで楽しいお喋りの時間が続いた、ということであります。


追記:ググッてみました。ドラマーは「小野江一郎」さんでした。結構知られている、それなりに評判のある方のようですね。
因みに私が行ったジャズクラブは、「7 lézards」(=7頭のトカゲの意)です。

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