うさたろうの 気儘なフランス散歩

2年の予定が丸7年。赤貧学生としてのフランス生活にも終止符。約4年8ヶ月続けてきた日記、改め、気儘なフランス散歩…

階段は気をつけましょう

2005-12-02 03:52:46 | フランス(人)
たった今、補講を終えて学校から帰宅したところ。
後1時間後には、食事を食べに出かける約束をしちゃったので出かけなくてはなりせん。
多分終電近くになるから、帰ってからできるわけないし、その前に少しでも勉強をしておかなくっちゃっと、大慌て。
でも、その前にブログ、短く更新しましょっと…。

今、学校から帰る際、地下鉄に乗ろうと無人の改札をはいった途端。
キャーという悲鳴と共に何かが落下したような音が。
その声の聞こえた方角、ホームに通じる階段に走っていったところ…
女性が、階段の中ほどに倒れているじゃないですか。
慌てて、そばにより、彼女に手を貸して、ユックリ立ち上がってもらいました。
靴も両足から脱げ、大きな荷物が2つ、やっぱり階段に落ちています。
それを拾いつつ、靴だけは履いてもらい、彼女にはホームまで私に捉まって降りてもらいました。

50歳くらいの身なりのきちんとした女性。
膝と手首を強く打ったようで、涙を目にいっぱい浮かべています。
それなのに
「大丈夫よ、大丈夫。強く打ったけど、幸いどこも壊れてないわ。本当にゴメンナサイ。私のせいで地下鉄一本乗りそびれちゃったわね。」なんて言ってくださるのです。
本当に大丈夫かしら。
荷物も結構重いんです。それに大きい。
「何が起こったのかわからないけど、1段目を踏み外しちゃったみたい…」

「どちらまで行かれるんですか?」
と聞いたら、オステリッツ駅(6つあるパリ駅の1つ)だそう。
その後、ペルピニョンに行かれる、と。

オステリッツ駅までは遠くないし、荷物をもってご一緒します、と言ったのに、「本当に大丈夫。それには及びません。」と固辞されるので、心配だったのですが、一緒のメトロに乗った後、自分の降りる駅で降りてきちゃいました。

本当に大丈夫だったかなぁ。無理やり行くべきだったかなぁ。
…なんて今更考えても仕方ないんですけど。




本当に危ないですね、階段で落ちるのって。
…実は、私も日本で、お店の中の階段を2階から1階まで見事にころげおちたことがあります。
荷物が重くて大きかった上、不運なことに階段のふちにひっかかった際に靴の踵が折れたために、そんなことになったのでした。
ものすごい捻挫をしました。(私は靴屋を訴えようかと思いました…)
行った先のお医者様は、私の足を診断し
「骨が折れてないのは驚きだ。それに、こんなに腫れ上がった足を見たのは初めてだ」と嬉しそうに写真まで撮りました。(痛くて死にそうだったのに。。。完治するまでずいぶんかかりました。)


そう。これから、滑りやすくなる季節。
&着膨れして身動きがあまりとれなかったりします…。
皆様も、どうぞ気をつけて街中を歩いてくださいませ。



ところで。
今から一緒に食事するのは、前住んでいた街の友達が今日からパリに出てきていて、その仲間たち、と。
こんな切羽詰った勉強状況なので、断るべきかな、と思いつつも、やっぱりイソイソ「行く~!」と言ってしまったうさたろうです。
…9:30スタート。フランス人には普通の範囲なんだろうけど、今の私にはやっぱり遅いです…お腹空いちゃったぁ。。。

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