何度も覆るミスジャッジ…

2018年08月24日 | ナゴド観戦
8/22(木)対阪神18回戦

7回裏、1死2.3塁。
大島の打球はセカンド正面のゴロ。
セカンド糸原はすかさずホームへ。
クロスプレーとなった。
主審の福家(33)はベストポジションでジャッジした結果、自信を持ってアウトコールした。本塁封殺…。タッチアウト!

それを見た1塁ドラゴンズベンチはリクエストを要求。
現地ビジョンにいくつかの角度から移し出された映像は全てランナー亀澤のホームベースタッチの方が速く見えた。
沸き上がるライトスタンド。静まり返るレフトスタンド。
3.4分後、審判がグランドに現れた。
リプレイ検証の結果、判定は覆り“セーフ”となった。
同点!確かに同点となり嬉しいはずだが…
何だかモヤモヤを感じざる負えない。

※本日の球審は福家英登審判。17年目、600試合程を裁いているベテラン審判だ。

(2015.5/4 広島対讀賣において、サヨナラインフィールドフライを演出し混乱させた経歴を持つ。)
リクエスト要求後、あまりにも簡単スムーズに判定が覆るのがやるせない。
プロ野球の審判も審判のプロであるならば自分の下した判定にもっと責任を持って欲しい。
ミスジャッジと言ってしまえばそれまで…

しかし、それだけでかたずけられることではないと思う。
選手は子供の頃からプロ野球選手に憧れ、汗と涙を流し苦しく辛い練習に耐え、地元で天才・神童と呼ばれるまでとなりプロのスカウトに認められた一握りの選手がプロ野球の世界に飛び込み現役選手として輝けるのは人生の内、数年こと。プロ野球選手はワンプレーワンプレーが評価対象となる。結果が出なければこの世界を去ることとなる弱肉強食。
選手本人の実力の無さなら仕方がないが、他人のミスにより減俸や選手生命を絶たれてはたまったもんじゃない。
プロ野球80年以上の歴史、ずいぶんの選手や監督・コーチが真剣勝負のゆえ納得の行かない判定に抗議し退場処分やペナルティーや罰金を課せられた前例をいくつも見てきた。
今シーズンから採用された『リクエスト制度』は本当に制度として成り立ってるのか?
プロ野球の歴史は何だったのか・・・
しかし、審判員がミスジャッジなどでペナルティーを課せられたことはほぼ皆無に等しい。
選手は生活をかけて選手生命をかけて体を張って戦ってることを考えると審判員はまだまだ甘い様に思えてならない。
ルールを決めてるNPBも同じだ。何でもかんでもMLBに習えでなく、独自にルール作りをし、選手もファンも納得するリプレイ検証を提供して欲しい。
(現地ビジョンを使いこの角度の映像からこのプレーの結果判定したことを説明する必要がある)
今のプロ野球人気は各球団の営業努力であってNPBはその上で胡座をかいてるだけの様に思う。
真剣にプロ野球を楽しんでるファンに失礼だと思って欲しい。