晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

死刑廃止論は時期尚早!

2009-11-10 13:19:19 | 注目の話題

 連日の事件に辟易している。ついこの間までテレビジャックをしていた酒井法子の問題などその影も薄くなるような凶悪な事件が連続して起きている。埼玉の詐欺事件、鳥取の同様な事件、最も痛ましいのは島根の女子大生殺害事件である。犯人は女性を含む複数人のような気もするが、あまりにも惨い殺人事件である。

 なぜ、こんな事件が起きているのだろうか。警察の捜査能力の低下?刑法の軽さ?倫理教育の欠落?こんな世の中になってしまったのは何が影響しているのだろうか?世も末のような感である。

 日本の刑法が軽いために海外から窃盗グループやら強盗たちが日本に入ってきているという話である。中国では簡単に死刑を言い渡されたり、しかもその刑の執行も早いと聞く。目には目を歯には歯を!日本では近代化の課程で仇討ちの考えはなくなってしまった。戦後のマッカーサー教育においてもあだ討ち的な芝居、映画等は全面的に禁止されてしまった。

 被害者家族にとってはまさに敵を討ちたいはずである。法治国家である以上個人では果たせないが、その代役として検察、警察があるはずである。それが頼りない。

 国と国の間では、報復手段は残されているではないか。先制攻撃に対して報復攻撃、専守防衛など何の力も無いはずである。

 この二三日大きな話題となっている英国人英会話教師殺人事件も含め上記3事件の早期逮捕、早期裁判、早期決着を全力でやってもらいたい。さもなくば、また類似の悪質な事件を誘発しそうな世の中である。

 警察に依存しているだけではなく市民の協力も必要である。もはや無関心でいられない。人を見たら泥棒と思え位の観察眼が必要ではないか?