痛かったら手を挙げろ

時々タイトルが変わります

インプラント汎用ドライバー

2009年01月21日 02時13分39秒 | 今日の天使

 サードメーカーからインプラント用のユニバーサルドライバーセットとトルクコントロールラチェットが出ていたのだが、あれがフルセットあれば大概のインプラントのネジというネジは適正なトルクで締められるのだが、今でも買えるのだろうか?

 全部そろえると20万弱だったかな?

 資料が見つからなく、日本歯科商社?の扱いだと思い検索したけど見つかりませんでした。

 いつか欲しいなと思いパンフレットは大切にしまってあるのですが・・・見つかったら載せときます。

 ラチェットはアストラのものと同じ?で、ラチェットはパーツが多くて慣れないと分解、組み立てが難しいです。

 対応するインプラント用にドライバーを付け替えて使用します、純正のものと全部比較したわけではないが、臨床で使用するにはドライバー高さ(長さ)がちょっと気になりました。

 それぞれの専用の物の方が慣れてるし、圧倒的に使い易いのだが、インプラント専門の看板を出している医院なんかには、何時どんな症例のネジのゆるみにも対応出来るのは非常に売りになるんじゃないかな。

 逆に、他院の慣れてないインプラントシステムの患者さんが急患で来院されてもトラブルの元か?

 インプラント技工の講習会で技工士が持っていて、自慢してたな(笑)

 ヘタな提灯講演会、講習会より、インプラント技工の実習付き講習会の方が若くて情熱があり、目の色が違う受講生が多く、講師の熱の入り方も違って面白いです。

 興味があれば自画自賛出し惜しみ無料講演会なんかより、自分のインプラントシステムに慣れた技工士の講習会はお薦めです。

 実際に実習するわけでなく、一番後ろでスタッフ扱いで良ければ同じユーザーとして無料で見せてくれるんじゃないかな?その分いつもの技工料より高めで仕事をお願いしてもいいしね。

 講習会場で身分がばれても、ばれなくても、歯科医師に対する愚痴や要望なんかは、軽い悪意を持って私に向かって言われている気がしてしょうがなかった、実際明らかにこちらを見ながらニヤニヤして言われたこともあります。

 しかし自分より経験のある技工士の生の声はありがたく、ものすごく勉強になったし、デモ用模型からも有名術者の代表症例をステップごとに見られたのは、ちょっとあり得ないほどの経験でした。

 雑誌等には載ってない途中行程や、そのタイミング、注意事項等は術者本人にはとても聞けないし、どこの馬の骨なんかに教える方がおかしいよね。

 その後、ガム模型のガムを自分で削り、インプラントのプロビショナルレストレーションを自分で作製して、エマージェンスプロファイルの与え方や形態を修正する事による歯肉の形態の誘導の仕方など楽しんで写真に撮ってました。

 理論とテクニックを理解すれば、担当の技工士に細かく指示が出来るので、1から自分でやる事はもうないかも知れません、自分の好みを技工士とすり合わせしてしまえば、どう考えても圧倒的にテクニシャンの方が上手です。

 経験の少ない歯科医師が、ベテランの技工士に治療計画の段階から参加してもらい、最終補綴まで誘導してもらうのも良い方法だと思います。

つづく