旬やから

たけのこ炊きましたぁ。この春初めてです。
うなみの実家はたけのこの産地にあって子供の頃はこの時期何にでもたけのこが入っていました。焼きそば、カレー、味噌汁、オムレツ、焼きめし和洋中お構いなし(笑)近所の山持ちの農家の人が出荷できない傷物を家の前に置いて行ってくれるのよ～。だからタダだったの。季節の終わりには塩漬けや佃煮にしていたなぁ。
実家を離れてたけのこを八百屋で買ったとき「高けぇ～」とびっくりした記憶があるよ。
うなみの若竹は鰹とおこぶの出汁にみりん、うすくちしょうゆ、酒、ホンの少しのさとうで炊きます。出汁まで飲める味。炊いたたけのこの堅いところを使ってイカと木の芽和えにするのもお決まり。おかぁはんが作ってくれたのは濃口醤油で甘辛味に炊くからたけのことわかめの色が一緒やったなぁ～。でもそのたけのこを天ぷらにしたのが美味しかったよ。

ひとりずもう

読もうと買ってあったけど後回しにしていた本
さくらももこさんのマンガって買うの初めてなんだよね。ちびまるこちゃんのアニメやドラマもあんまり見たことないしね。前に出ていた雑誌「富士山」はいつも買っていたよ。ちょっとしたイラストがすごく凝っていて色と形の組み合わせがとても好きなんだよ。他に変わるものがないものを作る人やとこの雑誌で気づいたよ。
「ひとりずもう」を読みながら高校以前の事を思い浮かべていたよ。目標もなくただただ過ごした日々。今、この本を読むと胸が痛いよ。今だからだろうね。数年前のうなみやったらこの本の良さはわかんなかったと思う。