Trip to the Waterside ~梅のいい釣り夢気分!~

三浦半島・伊豆半島をメインとした ルアー釣行記とそれにまつわる旅の記録を中心に、日常生活もろもろと

Zepher ベイシューター インプレ

2017-12-04 | ロッドの話
シーバスロッドのナナハンクラスで1ozを背負えるロッドってかなり少なくて、2008年当時ボクの選択肢の中では、このロッドとダイコーのアルテサーノくらいだったかなと。( 現在でもこのタイプのロッドってあまりありませんが )



バスの世界からソルトの世界へ進出してきたエバーグリーンとあって、シーバスロッドでもエンドキャップにはしかっりとゼファーのロゴが



グリップは短くもなく長くもなくで、非常に使いやすいです。このへんもバスロッドで培ってきたバランス技術なのかな?と思います。このリアグリップの長さは19cm強でオカッパリ・ウェーディングでも使いやすく、さらにはボートゲームでも使い勝手が良いです。ミノーのトゥイッテやジャーキングなどのロッドアクションも付けやすいですね。リールのサイズは2500番がベスト。



ガイドはチタンSIC。この頃はまだナイロンラインを使用する人が結構いたんじゃないかと記憶しています。故にスペック標示もPE表記はなく、KガイドやらLDBやらがシーバスロッドに搭載されることもあまりなかった時代だったかなと。

このゼファーシリーズではソリッドソリューションのみが、ティップセクションに糸絡みしづらいガイド( たしかLDBだったかと )が搭載されていたと思います。


過去にはこのゼファーシリーズを、このロッドも含めて5本所有していましたが、現在はこのロッドだけ手元に残しています。


テーパーは張りを残しつつも綺麗にべりーまで入り、バットがしっかり受け止めるオーソドックスなタイプで、ワンダー60のような小型なルアーからテールスピンの35g位の物までしっかりと乗せたキャストが出来ます。また魚の大きさもしかりで、セイゴクラスから80クラスのシーバスでも楽しむことができます。シーバスロッドとしてはかなり使いやすい優秀なロッドだったんじゃないでしょうか。





このロッドは純粋なシーバスロッドとして捉え、これ1本で何でもこなそうとは考えられないかな。