苦楽の彼岸~クサガメ飼育記~

2008年1月2日クサガメの飼育開始。
名前は「デカ長」と「ちび犬」。

他に生活や料理、山歩きのことなども。

ナノハナ。

2012年04月29日 | 飼育の経過
サクラの時期、
川沿いのサクラの木の下に、黄色い背の高い花が土手を埋め尽くすように咲いている。
ああ--------ナノハナか。








え??ナノハナ?

実は正式にナノハナと呼ばれる種の花はなく、アブラナ科アブラナ属の黄色い花を総称してナノハナと呼んでいる。
ナノハナと呼んでしまう特に似た花だけでもアブラナ属にはアブラナ、セイヨウアブラナ、カラシナ、セイヨウカラシナなどがある。
その他のアブラナ属にはミズナ、カブ、コマツナ、ハクサイなどがあり、これらも黄色い花を咲かせるのでナノハナと呼んでしまう。

あげく、これらのアブラナ科の植物は簡単に交雑する(他家受粉)。
この交雑により地中海出身のこの植物は多種多様な広がりをみせているのだけれど、とにかく分類上の混乱は大変だ。
本によってもさまざまな説明があり、ネットなどはそれ以上に混乱している。

ちなみに上の写真はセイヨウカラシナと思われる。景色としてしか撮っていないので同定するには不十分だった。
混生している可能性も否めない。







セイヨウアブラナ(学名:Brassica napus

土手などで群生している黄色い花のほとんどはセイヨウアブラナか、セイヨウカラシナだ。
簡単な見分け方として、
黄色い花がややばらけているのはセイヨウカラシナ、ひとまとまりになっているのがセイヨウアブラナ。
大きめの葉が出ている部分を見て、葉が茎を包むように生えているのはセイヨウアブラナ。


-----------と、言ってみるのは簡単だけれど、実際わけがわからない。

料理をよくする人は、植物について勉強すると大変面白い。
例えば上でも書いたけれど、アブラナ科の野菜のなんとまあ多い事か。
ハクサイ、カブ、コマツナ、タカナ、ホウレンソウ、ミズナ、キャベツ、ダイコン・・・・
よくよく花や葉を見てみると、確かにナノハナに似ているなあと思う。
イタリアでもカブ(ラーパ)があるのだけれど、
その肥大した根の部分の料理よりも上の葉(根出葉)の料理が定番になっている。
オリーブ油、ニンニクと唐辛子で炒めて食べる。
なんだかアブラナを育てて花咲く前の葉(頭頂部や脇芽)を食べる日本の「菜の花」を思わせる。
イタリア野菜のルーコラ(アブラナ科)にしても、ピリッとした刺激的な辛さは、菜の花やダイコンに感じる辛さに共通する。

偉大なアブラナ科。


カラスノエンドウ。

2012年04月26日 | umebocの日常
カラスノエンドウ(ヤハズノエンドウ) 学名 Vicia angustifolia var. segetalis







マメ科ソラマメ属の越年生1年草。花は紅紫色。
豆果は広線形で長さ3~5センチ。黒く熟す。中には5~10の種子が入っている。
「山渓カラー名鑑 日本の野草」より。


春になると、ほぼ大抵の地域でよく目にするカラスノエンドウ。
本州~四国、九州、沖縄と分布している。
ヨーロッパでは牧草に栽培されているようだが、ヨーロッパ原産種が北海道や滋賀県伊吹山にイブキノエンドウVicia sepiumとして帰化している。

ウィキア属の「Vicia」には巻きつくという意味がある。













シロバナカラスノエンドウ・・・・とでも言うのだろうか?
非常に珍しいであろう白いカラスノエンドウ。そろそろ分類されるのかな?
オオイヌノフグリやホトケノザでもごくまれに白花が見かけられるようだけれど、農薬などによる突然変異だろうか。











スズメノエンドウVicia hirsuta
カラスノエンドウの花よりだいぶ小さな白紫色の花を咲かせる。

カラス、スズメの両者の間にカスマグサという似た種がある。カラスの「カ」とスズメの「ス」の間ということでカスマグサ。



カラスもスズメもカスマもタンパク質が豊富で、若い葉を摘んで素揚げや天ぷらにすると美味しいようだ。
わりと長く摘むことのできる草なので、機会があればバターででも炒めてパスタにでも和えてみるよろし。

タンポポ。

2012年04月25日 | umebocの日常


タンポポ

タンポポはキク科タンポポ属の総称。
世界には約400種のタンポポがあるけれど、日本には約22種が野生している。
外来のタンポポではセイヨウタンポポ、アカミタンポポが帰化している。


外来種と在来種の見分け方は簡単で、頭花の付け根にある総苞・総苞片を見る。
緑色の萼みたいなところが総苞だ。




タンポポを見つけたら・・・・





花の裏側を見る。









外来種のセイヨウタンポポやアカミタンポポだと、総苞片が反り返っている(上写真)。








在来種は総苞片が反り返らない(上写真)。


あとは在来種の何て名前のタンポポなのか?だけれど、これはなかなか微妙なところもある。
おおまかにカンサイ、カントウ、ヒロハ、などがある。
これらも総苞や総苞片の形、色、性質などで見分ける。
(でも、ぶっちゃけDNA分析でもしないと中間型や変異が多い)

例えば上の写真のタンポポはカンサイタンポポと言ってよいだろう。
これがヒロハタンポポなら、たぶん総苞の先端に三角の小さな突起がある。
あいまいなら「タンポポの一種」とするしかない。Taraxacum sp. である(属名+「sp.」で○○属の一種)。


先日行った平城宮跡ではカンサイタンポポばかりでとても驚いたのだけれど、
話によれば在来種もDNA分析をすると高い確率で外来種との雑種らしい・・・・・





ちなみに関東(東京以北)では珍しいシロバナタンポポ。









総苞片は若干反りぎみ。








開花前の花の混じった株。

睡眠運動をするタンポポは朝~夕と開いては閉じる。気温が関係しているようだ。
他にも睡眠運動する花にチューリップなどがある。



タンポポといえば、根を焙煎して作るタンポポコーヒーが有名だけれど、
柔らかな葉を摘み、灰汁で茹でて一晩水にさらしてから濃いめのおひたしなどにして食べると美味。
また甘糟幸子さんの「野草の料理」によると、フランスではサラダの材料として売られているのだとか。
酸っぱ苦さが良いのだろうか。
英国人の好んで食べるクレソンのサンドイッチを真似てタンポポのサンドイッチも美味しいらしい。
甘糟さんによると、生で食べるためには、あまり日に当たっていない土地の肥えたところにあるものが苦みが少ないとのこと。












平城宮跡散策とカメ観察。果たしてどちらが「ついで」か。

2012年04月22日 | umebocの日常
平城宮跡の南西角、道の向かいに釣り堀(閉鎖中?)がある。
わりと大きな池だけれど、魚の姿は見る事ができない。

いつの間にか増殖したカメ達の楽園。



大きいのから、小さいのまで、沢山のアカミミガメ。
大阪は四天王寺のカメ池ではハナガメ、キバラガメなど他の外来種はもちろん、
黒化したアカミミも多く歴史を感じさせられたものだ。

ここにはまだアカミミとクサガメくらいしかいない様子。







広いので気持ち良さそう。








ただ、日光浴する場所が微妙。










無茶。








首ひねり過ぎ。










以上、強者3匹。
水面から出ている杭を頼りにネットを上っている。









釣り堀時代の通路へはネズミ返しのようになっているために上がることはできない。










クサガメ。
やや日光が足らなさそうな甲羅。

上りたいのだろうが、まだまだ経験不足のようだ。





かわいい。
















ボス発見。






この貫禄、存在感。
こいつを見ているととてもアカミミにテリトリーを奪われるようには見えない。
たまにアカミミを追いかけているところを見かける。

エサの取り方も少し違うだろうし、増えるのが上手いんだろうな。アカミミ。







池の右上の方は廃墟っぽい。
カメ達にはそれも関係ないようで、日光浴ラッシュだ。






並んで並んで~。

危ないですから黄色の線の内側までお下がりください~。














フェンス乗り越えてのダイブはおやめください。 by道頓堀











一応、平城宮跡散策。

跡地をズドーンと突き抜けて走っている近鉄電車。








ロックオンしているハスキー(マラミュート?)。


















黄昏れている女性。
KinKiの剛も平城宮跡が好きで、よく黄昏に来るみたい。








こちらはボルゾイ。「特攻の拓」という漫画で初めて知った。
あと「銀牙伝説WEED」にも出てくる。

オオカミ狩り用の犬。貴族の象徴。
実はリードが付いていて、飼い主はドヤ顔。





































ムクドリが多かった。










太極殿裏側より建物内へ。













四方の壁には白虎、玄武、朱雀、青竜が描かれていた。







玄武。
北の星宿の神格化したもの。「太王四神記」見た人は分かるな。

















太極殿裏の池にもカメがいる。









遠すぎてよく見えないけれど、元気みたいだ。
折り重なるように日光浴をしている。











水面すれすれの枝にも。




















奈良は本当に鹿が好きだ。










カメラ目線のクサガメ。オイッす。

このところ、趣味の山歩きが出来ていないが、奈良を散策するにはちょうど良い。
散歩用に新しくKEENの靴も買った。





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このところハマっているコープのパスタソース。
それだけでも美味しいけれど、ひとひねりするともっと美味しい。



アラビアータソースによく炒めたズッキーニ(1本100円)を加えてみた。
ズッキーニの食感がアクセントとなる。







チーズクリームにキノコを混ぜてみる。
(ヤナギマツタケ、アワビタケ、ブラウンマッシュルーム)
炒めたキノコの半分はフードプロセッサーでペースト状にしソースに混ぜる。
キノコだけでも、チーズだけでも美味いのだから、カオスだ。


キノコは酒か白ワインで少し香りに品を出すのも良いかもしれない。
ちなみに写真の量は撮影用。2人で500グラム食べる(バリラ使用)。

平城宮跡へ。どこまでも広い。

2012年04月19日 | 飼育の経過
先日の日曜日、平城宮跡へ散歩。







セイヨウタンポポやらオオイヌノフグリやら、
春の草花が今をさかりにさかりまくっている。






西大寺の駅へと向かう道から東を望む。
以前、若草山の野焼きを観覧した場所だ。

正面の入口となる朱雀門側面が見えている。






平城宮跡西側には閉鎖されている釣り堀がある。
池や川など亀が居そうな所をチェックするのは亀飼いの習性だが、
そこはそれ、昨年夏に奈良に越して来た時点で亀がいるかどうかは確認済みだ。


ここにも亀は居る。
とても沢山いるのだけれど、それはまた次回。
今回は-----------------



題して「うめ子と行く!平城宮跡散歩!!」。


相変わらずマイペースなうめ子。
さんざん人のことを天然ボケのように言うわりに、
とにかく同行人のことはまったく気にせず突き進む。
ゴーゴーうめ子。

まず後ろは振り返らない。
たまに振り返ってチョイチョイっと何かを指差している。
それは「ここに何かあるから撮っとけ」ってこと。
シュタタッとかけつけ撮影している間にうめ子はさらに先へ-------





玉手門と呼ばれる辺りから侵入する。
跡地なだけにだだっ広く、本当に何も無いところが凄い。








うめ子の歩いたあとにタンポポが咲く。

玉手門から朱雀門の方へと歩く。








遊歩道も整備されているのだけれど、
迂回するのが面倒だったのか直進するうめ子。

立ち入り禁止区域があるわけでもないので悪い事ではないのだけれど、
先日の雨で芝はジュクジュクとしている。





ロープを越え駐車場へ。
観光地なだけにわりとたくさんの車やバス。










朱雀門へと向かう。
えらく遠回りになるのだけれど、
平城宮跡を突き抜けて通っている近鉄奈良線の踏切は朱雀門前にしかない。













相変わらずマイペースなうめ子の背中を追って踏切を渡る。
正面に太極殿を見ながら東側の朝集殿院跡へ。









子供と戯れるうめ子-------------そんなわけ無い。
子供はうめ子の天敵だ。
子供を対等に扱う大人を、ボクはうめ子しか知らない。


平城宮跡はサクラの名所らしいのだが、広すぎてサクラの印象は薄い。
大勢の人がいろいろな場所で花見をしたりキャッチボールをしたり、
それぞれに憩っているのだけれど、とにかく広すぎる。









      そこのけ
       そこのけ
        うめ子が通る




左奥に見えているのが太極殿だ。
カンサイタンポポやスミレ、ムラサキサギゴケが地面を覆っている。





だいぶ散りかけてはいるけれど、わりとしっかりとしたサクラの木が連なっている。
花見をしている集団が楽しそうだ。

老若男女が入り乱れたグループが自己紹介をしている。
いったいどういった繋がりだろうか?と不審に思いながら横を通過する。









朱雀門から真北に800m。
これが太極殿(2010年の奈良建都1300年にあわせ復元された)------と、うめ子だ。










正面44m、高さ27mの建造物。
天皇即位式や外国使節との面会、重要な儀式に使われていたそうだ。
入ってみたが、中はがらんとしていた(無料)。











跡地を堪能し、
太極殿の後ろにまわって帰途につく。

もちろん前方に見える池でも亀チェックは忘れない。
水面に垂れ下がる柳の枝でカメ達が優雅に日光浴をしていた。










西大寺横のならファミリーで買い物をし、秋篠川沿いをのんびり歩いて帰る。


それでは「うめ子と行く!平城宮跡散歩!!」編はこれまで。
次回はも少し平常宮跡をピックアップしてみたいと思う。



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ならファミリーにて、キノコが安売りされていた。
ヤナギマツタケ、ヤマブシタケなどが1パック100円。
ヤマブシタケは数年前くらいから目にしていたが、
ヤナギマツタケの栽培ものがあるとは知らなかった。
これは買ってみなくては、とぽんぽんと買い物かごへ。
ヤマブシタケは見た目と違ってわりに歯ごたえがあり美味い。
ヤナギマツタケは少しだけマツタケ臭がし、シャリシャリと心地よい食感。
別格にボク好みなキノコだ。
今後も食卓にのぼることを期待する。
出回る時期は4月~9月あたりとのこと。
そのうち流行るだろうから覚えておいて欲しい。


大阪梅田にてバイキング!食べた食べた。

2012年04月14日 | umebocの日常
朝から雨だったけれど、久しぶりに梅田へ行ってきた。
梅田(大阪駅周辺)には登山用品店やアウトドアショップが集中していてとても便利なのだ。


めぼしいものが見つからず登山用品店巡りを消化不良のまま終え、予約していたホテルへと食事に入る。

----------と言えば優雅な感じではあるけれど、ホテルのバイキングだ。

何年かぶりに新阪急ホテルの「オリンピア」へ。
我が家は夫婦揃って大食なので、外食では食べ放題の選択が多い。
そろそろ年齢を考えて量より質にしなければならないのだけれど、やはり沢山食べたい。
「オリンピア」はホテルのバイキングの中でもかなり種類豊富でボクたちの胃袋を満足させるに足るお店だ。
一般的な食べ放題の店だと肉といえば唐揚げや豚肉だけれど、ここにはステーキやローストビーフがある。
寿司もある。今回はフォアグラまである。あるあるづくしだ。

予約時間の20分前から待機する。やや手持ち無沙汰。
置いてあるパンフレットを見るなどして胃袋に激を入れる。
5分くらい前になると、予約の先着順で名前を呼ばれ入店する。
昨夜遅くにネットで予約したせいで順番はだいぶ後の方だった。
人気のある食べ物には列が出来るので早く入りたくてソワソワとする。

「ステーキ、肉、人気のありそうな食べ物の所へ一目散!!OK?」
「OK!!」


ところが、食べ物に集中しすぎたあまり写真なんて撮ることを忘れていた。
せっかく美味しそうな料理の数々をブログにてお届けしようと思ったのだけれど無念のかぎり。




中華料理コーナーの北京ダック。温かいうちに食べるよろし。
iPhoneの微音カメラアプリで撮影する。
確認せず1枚撮りだったのでほとんどの料理画像がボケボケだった。
(写真を撮りたいけれど、人目が気になる時などに微音カメラのアプリは便利)


さすがに長く来ていなかっただけに、店内は模様替えされていた。
以前だとゴチャゴチャとブースと席が入り交じっている印象を受けたけれど、
料理ブースは外側ぐるりに客席を囲うよう設置されていた。とても取りやすく、改善されたといえるだろう。




プレミアム酢豚。下にパイナップルが敷かれていた。
酢豚にパイナップルを添える派とは相容れる事ができない。
(料理後にパイナップルはどけてほしい)







「ほほぉ~、箸で切れますよこれは!!」

などと言いながら頬張る。まあまあ美味しい。

あとはステーキ(肉やや固い)やロティ(ローストビーフ)を大量に確保し、
タケノコの木の芽和えや寿司(10貫ほど)、天ぷら(揚げたてで美味い。コゴミがあった)などを取り皿にとる。
タイとソデイカのしゃぶしゃぶとやらも梅酢で食べる。
蕎麦も横にあった天ぷらを蕎麦用としてトッピングし食べる。

たまに唐揚げやポテトくらいしか食べる物の無いバイキングに当たった時は非常に落ち込むが、
今回に限ってポテト、唐揚げはおあずけだ。






うめ子の好きなサーモン。女性は鮭好きが多い気がする。
鮭の身にはアスタキサンチンが多く含まれていて抗酸化作用が高く、美容と健康にはもってこいだ。
(鮭の身が赤いのはアスタキサンチンのせい)





パンの種類も豊富。主にバケットをとりオリーブオイル・バジルペーストで食べた。
トマトの甘酢漬けのようなものが美味しかった。

定番としてあるパスタは20秒ほど茹でなくてはならず、少し面倒だったが食べる。
以前はパーニャカウダのようなソースがありボクのお気に入りだったけれど、
今日はミートソースや明太子ソースしかなかった。それでもなぜかバイキングのパスタは美味い。







うめ子のとってきた料理の一部(この10倍は食べている)。
エビチリが美味しかったようだ。天ぷらもエビがぷりぷりで美味しかった。
真ん中のカップはホタルイカの沖漬け。
濃いイカの塩からようのでボクの好みではない。


食べ放題は二人の食の好みに違いがあっても関係なく楽しめるところが好きだ。



デザートコーナーで出し物があるというので駆けつけた。

「そんな企画しても誰も見に行くわけないのに」
「シーンとして企画だいなし、かわいそうに」

などと言ううめ子の予想に反し、わらわらと観客が集まる。





子供が呼ばれ紐を引っ張る(スタッフが手伝う)。
苺のロールケーキで作った山が高い台の上へとつり上げられ・・・・






終了。

駆けつけ損は否めない。
いやそもそもなんでデザートのイベントにボクが駆けつけたのだろう。
子供が多ければ華やかだったかもしれないが、いかんせん大人の目にはやや不満。








マカロンは綺麗にデコられていて好きな人は楽しめただろう。
未だにマカロンの美味さが分からない。同じ思いのうめ子だったが2個食べていた。
その他のケーキやフルーツ(ライチやオレンジ)、アイス・ソフトクリームなどデザートは豊富。
ソフトクリームにアイスを添え、レアチーズケーキを添えて食べる。
果物の中で上から3番目くらいに好きなライチを山盛り食べる。
中華料理ブースにあった杏仁豆腐は香りも味も濃くて秀逸。


最後に桜えびのかき揚げ茶漬けで締めて終了。いやあ満足。コーヒーも2杯、紅茶も飲んでしまった。
たぶん横で食べていた家族はボクたちの食べる量に驚いていただろう。
ちまちまと皿に切り分けられるステーキ(2~3切れ)などは5皿くらい食べた。
ボクは別としてうめ子もかなり食べるので2人そろって食べまくっている姿はそう見られるものではない。

時間は1時間30分と標準的なのだけれど、ここの食べ放題に限ってはいつも短く感じる。
やはり種類が多いので目移りしてしまっているのかもしれない。
満足したような、しなかったような、まだまだ食べたかった。






最近えらく太ったのだけれど、何が悪いんだろう??

大和郡山へ。自転車ロードを歩く。

2012年04月10日 | umebocの日常
今日も今日とて散策に行って来た。
薬師寺の横を流れる秋篠川に沿って自転車ロードなるものが法隆寺まで続いている。
大和郡山あたりまで4キロちょいくらいを歩いた。




民家の庭先にはチューリップが花開き、オオイヌノフグリが野を埋めている。
犬のフグリだなんて破廉恥な名前(種子が犬のフグリに似ている)だけれど、
空色の四弁からなる小さな花の姿は、なんとも愛らしい。








休日ということもあり、サイクリングしている人や散歩している家族連れが多かった。




そしてっ!カメっ!!



仲良し。





それにしても無茶なバスキングポジション。










のほほんとカモ。








鯉が群れなし泳いでいる。

コォーーイィィの学校は~川のぉなかぁ~♪

60センチくらいある。デカい。







そしてカメ。
気持ち良さそうに日光浴している。




「あ!!!小さい、カメカメっ!!umeboc見て見て!!」




ああ、テニスボールですな。








孤高。








この道をひたすら行けば、10キロほど先の法隆寺へと続く。





















とにかく鯉が多い。









摘み草をしている人もちらほらと見える。

-----------摘み草か。

タンポポ、ツクシ(スギナ)、ナズナ、ハコベにハハコグサ。
いったいなんの野草だろうかと訊ねようとしたけれど「ヨモギに決まってるじゃない」とうめ子。
確かに手元の袋の中はヨモギでいっぱいのようだ。
家(もしかしてお店)で草餅でも作るのだろうか。

草餅も江戸中期頃まではハハコグサ(ホウコグサ)で作るものだったようだけれど、
今ではヨモギにその座を奪われている。







ヨモギを摘んでいる姿に刺激され、ボクも久しぶりにノビルを抜いてみた。
なるべく太い茎のものを選んで引き抜くと、思いのほかりっぱな鱗茎を手に入れることが出来た。
軽く茹で、酢みそで食べる---------カリリっと美味い。

いざ子ども
  のびる摘みに
    にら摘みに













桜の道に仲良さげな恋人達。








サクラの向こうに薬師寺の西塔が見えている。
完全解体修理中の東塔は周囲を覆われなにか怪しげな倉庫のようになっている(写真右端)。
完成は平成30年の予定。




奈良に住んでいるという優越感。










そしてカメ。






鯉とともに泳ぐカメ。








さすが「金魚が泳ぐ城下町!」大和郡山。
大量の金魚。





うようよ。








うようよ。

こいつらがまた、用水路をにぎわすことになるのだろう。








ブラブラと4キロほど歩き、
折り返し地点にあるリカーショップで舶来のお菓子やパスタなどを購入。
パスタはディチェコを数種とバリラのスパゲッティ。
オリーブオイルも欲しかったのだけれど、さすがにやめておく。
それでも結構な量を買ってしまい、後悔しつつ帰路につく。










反対側から見ると、往路に通った道の下にカメがたくさん日光浴をしていた。









珍しくクサガメがいた(真ん中)。
探せばイシガメも居るのだろう。





















  見ずやきみ
    あすは散りなん花だにも
       ちからのかぎりひとときを咲く 【九条武子】









さまざまの
  こと思ひ出す
      桜かな  【芭蕉】









モズがいた。






ネコがいた。








時計まわりにアブラナ、セイヨウタンポポ、ヒメオドリコソウ、ヒメウズ、バイモユリ。






同じくクロッカス、アネモネ、ボケ、ナズナ、フユシラズ。



あ~あ、楽しいなあ。
のんびりわが町、近隣を歩くのも良いものだ。

サクラは週末にかけて満開となるだろう。
明日から天気が崩れるようだから、花見に行く人たちが間に合えば良いけれど。


近所散策~佐保川の桜・・・・まだ早かった。

2012年04月07日 | umebocの日常
奈良市内を流れる佐保川(さほがわ)のサクラが有名だということで行ってみた。

近くなのでのんびり歩いて散策だ。
ここのところ忙しくて外にも山にも行けていなかったけれど、
世の中やっぱり春だった。



人様の庭や畑に咲いていた花たち。
左から時計周りにスイセン、ボケ、ムスカリ、スズランスイセン、クリスマスローズ。

ムスカリの名はギリシア語のムスクに由来している。
ギリシアといえばスイセンの学名Narcissusもギリシア神話から。
ナルシスが自分の姿に見とれているうちに花になっちゃったお話より。






あら地味なヒュウガミズキ。素朴だけれど良い花だ。






パンジーの中、孤軍奮闘するチューリップ。
世界最初のバブル経済事件を引き起こしたチューリップも今は昔。







本当に、どこに行っても奈良はシカ。








ようやく左保川へ。
まだ五部咲きくらいだろうか。
河岸に延々とサクラ(ほとんどソメイヨシノ)が植えられている。







奈良の川はあまり綺麗じゃないけれど、サクラが補ってくれている。
満開じゃないのが少し残念だ。さぞ見事なことだろう。あと3日くらい先が見頃だろうか。


--------来週水曜日あたりは雨らしいが。










サクラの樹は体中から花がこぼれだしているようだ。





























土手にハナニラを見かけた。
そういえばツルニチニチソウなんかも植わっていた。
ハナニラは明治頃に帰化した園芸植物だけれど、
サクラの下に外来種が咲き乱れるようになる日も近い。

















ハクモクレンだ。
いつもサクラに先駆けて春を知らせてくれる。







紫色のモクレンも立派だけれど、よく目にするのはハクモクレンが多い。











わりとカラスは好きだ。たまに会社の屋上で鳴き真似をしているのは秘密だ。






















線路沿いにツクシが沢山生えていた。
大阪市内で暮らしていると、こんな「春」には巡り会えない。

ツクシは養分の有り過ぎる畑などでは目にすることがない。
栄養過多な土地ではスギナしか育たないらしい。

子供の頃の好物はツクシを灰汁抜きして三杯酢で和えてすりゴマを混ぜたもの。
美味いけれど、ガクを取る作業が面倒だった。








なぞの物体。塗料?菌類??




















ソメイヨシノより少し早めに満開になるカンヒザクラ。










佐保川のサクラ、有名なだけありまだ満開前でも見に来ている人がちらほらといた。
宴会をしている人もいたけれど、今日は気温10度と少し寒い。









絵を描いた行灯が木と平行して立てられていた。








中には上手い絵もあったり、子供の描いたピカチュウがあったり。























川に架かっている橋にもシカ。














よく見かける双頭のパンダ。







真似したのか双頭のカエル。









ハナダイコンの花。
菜の花のように大量に咲いていると見応えがある。









帰りに通った公園にカメとウサギ。
近くにキジ?もあった。











こちらもサクラに先駆けて春を知らせるユキヤナギ。
石川県では自生種が絶滅危惧だとか。










川に鯉の姿を見る事が出来た。カメ達も元気に日向ぼっこをし始める季節だ。











快晴で、もう少し後であったならさらに素晴らしい景色であったろう。
来週末まで保つだろうか。










我が家の近くは旧家が多く、お金持ちそう。
実は奈良では空き巣が多い。一戸建てが多いせいだろう。



と、まあのんびりと近隣を散歩してきた。
最高気温で10度とのことなので寒かった。