苦楽の彼岸~クサガメ飼育記~

2008年1月2日クサガメの飼育開始。
名前は「デカ長」と「ちび犬」。

他に生活や料理、山歩きのことなども。

2012年11月24日 奈良公園散策 其の二

2012年11月24日 | umebocの日常
【奈良公園散策 其の一】

奈良市内に引っ越して来て良かったのは、やはり観光地に近い面白さにある。
自転車で走ればすぐ奈良公園だ。






奈良公園を春日大社へと歩く。








春日大社前で白無垢のお嫁さんの後ろ姿を見かけた。







七五三の何かだったようで、晴れ着に着飾った子供と親御さんたちでにぎわっていた。




春日大社付近は春日原生林になるために、ほぼ山歩きの気分だ。
ハイカー姿の人々を見かけることも増える。


今日は紅葉を見て、シカを見て、公園を軽く散歩するのみだったけれど、森の空気を吸う事が出来てよかった。



自転車を置いた近鉄奈良駅の方へと帰る(駐輪場代が180円もする。大阪市内より高い)。







明治に建てられた旧奈良県物産陳列所。
現在は仏像美術資料研究センターだとか。綺麗な建物だ。国の重文に指定されている。








ムクロジの大樹。果皮にサポニンを多く含み、昔は石けん代わりになっていた樹だとか。
この樹には途中から竹が生えている。






竹って寄生植物だったか??









猿沢池に到着。
さすがに寒く、亀ももういないかな。





居た。アカミミはまだ元気だ。
最低気温5度、最高でも11度だというのに健気なものだ。









興福寺下に綺麗なカエデがあった。
あと、猿沢池の周囲の樹木がだいぶ切られていた気がする。前はもっと多かったはずだ。








高速餅つきで有名な中谷堂。
テレビで取り上げられていたり、いつも大勢の人だかりなので敬遠していたけれど今日は人だかりが少ない。
試しによもぎ餅をひとつ買ってみた。





びっくりするぐらい美味い。
びっくりした。
つきたてのせいか、ふんわり柔らかく、餡も甘すぎずべらぼうに美味しい。
近場に持って行くなら最高のお土産になるだろう。




そしてほぼ目的地といえる万年堂さんへ。




この前は初めてのお店だったので当たり障りの無い価格のパフェを食べたけれど、
今日は奮発してまほろばパフェ。




三種入っているアイスの他に、ベースとなるアイスを選べるのだけれど、抹茶にした。
抹茶デラうみゃーだぎゃー。
ほうじ茶アイスをベースにしたうめ子の悔しそうな顔を見ながらほうばる。
抹茶のババロアもすこぶる美味しい。





途中で何かのトラブルで席をたった女性グループがいたり、注文してから10分以上待たされたのにはまいったけれど、
清潔で落ち着いていて(あまり混んでいない)味と価格のバランスもよい、甘味処としては揺るぎなく高評価する。
いずれ全メニューを制覇したいものだ。



さて無印良品で3時間程お買い物し(我が家はとにかく買い物が長い)、お腹がすいたのでご飯を食べに。



うめ子が調べておいた有名店へ。
名前に亀があるところが良い。




ボリュームのあるオムライスなどが有名な人気店のようだ。
パフェや飲み物もわりに美味しそう。
意気込んで店に入るもきっかり満席で外で待ってと立たされる。

しかたないのでショーケースを見て注文でも決める。
うめ子はクリームコロッケのオムレツ大盛り。
ぼくはおかずのたっぷり乗ったメガオムライスとやら。これは食べ応えある。




タイミング悪く10分程待たされてしまったが、パタパタとお客が帰って行き入店できた。






クリームコロッケが美味しい。選べるソースでチーズの濃厚なのを頼んでいたうめ子。







来た!メガオムライス!
若干盛りつけがショーケースとは違う気がするが、
大盛りのうめ子のオムライスと同量でメガと名乗っているのは遺憾な気もするがなかなか美味い。
うめ子が作るオムライスと張り合えるくらい美味い。




そもそもぼくはデミグラスソースやクリームソースのオムライスより、
しょっぱ甘いケチャップたっぷりのオムライスが好きなのだった。
次に来ることがあれば、他のメニューにしよう。
学生向けのお店らしい。






お腹もふくれ、満足して帰る。
帰り道にもドーナツ屋さんやアジアン雑貨屋さん、目を引くお店がたくさんあった。
奈良は楽しい。

2012年11月24日 奈良公園散策 其の一

2012年11月24日 | umebocの日常
さあ!紅葉の秋!山へ行こう!!
昨晩どの山へ行くかあーだこーだとうめ子と考え、力を入れて山行きの準備をした。
お茶も水も、着替えもおにぎりも、しっかりとバッグに詰めた。

これでよしっ!!!と、バッグを持ち立ち上げる。
ふと見ると、床に水たまりが。

「な、なんじゃこりゃぁぁぁ!!!!」

どうやらお茶のボトルキャップを締め忘れたまま、バックに放り込んでしまったようだ。
幸いにも中に入れているものは全部防水仕立てだったから被害は無いものの、バッグはお茶でビショビショだ。
無理に乾かして山へと向かうことも考えたけれど、もう近場で良いやと奈良公園へ散策に行く事にした。



近鉄奈良駅。しかしボクたちは自転車で来た。





駅前。托鉢をしていた。






柿の葉寿司の平宗。
良い立地の場所でよく見かける事のできる柿の葉寿司のお店。













ドラマ「鹿男あをによし」で頻繁に目にしていた春日ホテルの看板。








うむ。やはりシカがいる。
観光客が鹿せんべいをあげているな(まあボクたちもプチ観光客だが)。
じわりじわりと近づいてくるシカの巧妙さのようなものがなにげに腹が立つぞ。







県庁前のせんとくん。
服を着て温かそうだ。
10月1日の誕生日には蓮花ちゃん(葛城市のマスコットキャラクター)から誕生日プレゼントをもらっていたが、非常に素っ気なかったようだ。
いろいろ論議をかもしたせんとくんだが、結局は奈良を代表するキャラクターとして誰もが知るようになった。
愛嬌と恐さがあってわりと好きだ。






街路樹のナンキンハゼが黄色くなっていた。これから赤く染まるのだろう。







登大路地下歩道をくぐる。









観光地にはつきもののソフトクリーム。
地域によっていろいろなソフトクリームがあるが、外れが少ないのも確かだ。





味噌ソフトを販売しているバスがあった。
これは食べた事がないので食べなくてはならない。
しかし「機械調整中のため販売中止」の文字。






人力車のお兄さんがお客を口説いている隙に撮影。







東大寺への道。さすがに混雑しているようだ。
ボクも東大寺は大好きだが、先週も仕事の関係で行ったばかりなので今日はパスだ。








子鹿を多く見かけた。







若草山が見える。








奈良公園内へと入ると、ちらほら紅葉のスポットがあった。
奈良の紅葉はだいぶ終りかけている。
葉っぱにも力が無い。

















奈良公園の広さが好きだ。東大寺の大きさも好きだ。
シカがこんなところに普通に居ることにも慣れてしまった。

奈良で嫌になるのはインフラ整備の杜撰さだ。
見た目綺麗で広い道路はあるが、ひとつ通りを入るとすぐに道路は細くなり歩道もろくにありはしない。
その割に車の量は甚だ多い。見えない所に力を入れていないので、どうしても交通網が目詰まりする。
自転車で走るにも段差が多い。
車の重要性はよくわかるが、エコが流行っている昨今、自転車は素敵な程エコじゃないだろうか。
自転車の置き場所や通行の不便さにいつも悩まされる。


閑話休題。
奈良公園は広大なため、のんびり1日をつぶすにはもってこいだが、観光するならさっさと歩かないと全部は回れない。





プチ観光者はぶらぶらと散策。







奈良県新公会堂だ。
昭和56年に旧公会堂が閉館した後、昭和61年に起工、62年竣工。平成元年に開館した。








若草山の入山口付近にて。このあたりのシカのボスと覚しきシカ。シカボス。でかい。






シカボスアップ。
迫力がいまいち伝わらないのが残念だ。









子鹿はむにゃむにゃと何かを噛んでいる。ように見えるが、むにゃむにゃしているだけかもしれない。
子鹿のくせになんだかふてぶてしい。















店番のシカ。シカミセバン。









春日大社方面へと向かう。






途中に藁葺きのお茶屋が。
手前にも凄く美味しそうなわらび餅のお店があったが、
藁葺き屋根で屋外に緋毛氈の座席があるこちらのお店に人が集まるのはしかたがない。


気軽な散歩のつもりだったけれど、写真が多いので2部に分ける事にした。では次回へ。

久しぶりの2亀たち。

2012年11月16日 | 飼育の経過
 広い庭に越して来てから(賃貸としては)、デカ長たちは前にもまして自由奔放に育っている。
夏の別荘生活では、ひんぱんに脱出を繰り返していた2亀。
うめ子が金魚の世話で外に出て、ふと見るとちび犬が「ん?」と足下にいたなんてことはしょっちゅうだ。





うめ子が昼に帰って来てカーテンを開けるとちび犬が!












 ちょっとした隙間からでも脱出をするようになったちび犬。
物怖じしないちびは、帰ってきたうめ子を迎えるように平然と目につく場所でくつろいでいる。
よほどの物音でもしないと動じない泰然自若とした姿には感動すらおぼえるけれど、野生ならとっくに食われている気がする。

そんなちび犬をよそに、デカ長は外に出るときっちりと金魚ケージの隙間へと避難する。
呼べど叫べど出てこない。安全第一、石橋を叩いて渡る性格のデカ長。
室内ケージでは1日中バシャバシャと泳いでいる姿からは想像すらできない。
そんなデカ長に、うめ子が付けたあだ名は「内弁慶」。

テーマソング「お~れ~はデカ長~♪う~ちべんけ~♪」





これもちび犬↓


体の色もデカ長にだいぶ遅れてしまっていたけれど、今では真っ黒。
相変わらず日光浴は大好きで、デカ長と一緒に庭に出してやるとひとしきりデカ長をストーキング。
変態にしか見えない時もあるけれど、嫌がる(もしくは眼中に無い)デカ長に相手にされなくて最後には忘れきって日光浴。
太陽の光の差し込む場所で、ほんとうに幸せそうに目をつむり日光浴をしていた。

 秋になると、日中は外、夜は家の中へと移動させていた。
ちび犬は外から内のケージにもどしても、もどした陸場のその位置で引き続きバスキングを開始する。








 最近はめっきり寒くなり(関西はつい2・3日前から急激に冷え込み出した)、2亀も室内へと完全移動。
今年は「暖突(輻射型遠赤外線上部ヒーター)」にしようかとうめ子が悩んでいたけれど、少し高いのでよしたみたいだ。


ちび犬が出してくれよとコツコツする。


だいたいは毎年同じケージのセット。
今年デカ長の方にはプチプチ(気泡緩衝材)シートのノリ付きをケージのぐるりに貼付けた。
水で濡らしてから貼付けるタイプで、うめ子が苦労して貼付けた。
金と時間のある人向けね。とのたまっていた。お疲れさまでした。