ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

鐘楼からの眺めが一服の絵 10番札所「岩殿観音」

2009年08月03日 | 2009坂東33観音霊場巡り
2009年8月3日(月)


この日参拝したのは、10番札所「岩殿観音」である。

表参道の整然とした石畳が続く。(山門から見たところ)
土産物店などが一軒もないのが落ち着いた静寂な雰囲気を醸し出しているのかも知れない。
最近は寺の裏手の県道側からの人が殆どで、こちらの参道を通って参拝する人は少ないそうだ。


石畳の先の石段を上ると仁王門だ。


迫力がある仁王尊金剛力士像


仁王門の後ろには約100段ほどの急な石段が続く。


石段を上ると緑に囲まれた庭が広がっている。
セミの鳴声が境内に響き渡る。


最近はお参りの前に鐘をつくのが手順になっている。
草葺き屋根の鐘楼は、元禄15年(1702年)に建立されたと伝えられるもので、東松山市内では最も古い建造物として、市有形文化財に指定されているそうだ。
銅製の梵鐘は、元亨2年(1322年)に鋳造されたもので、埼玉県指定有形文化財になっている。


鐘楼からは参道の家並みを一望できる。
「山寺」を思い起こさせるような景色で、一服の絵になる眺めだ。


観音堂は落ち着きのある佇まいである。


観音堂の欄干に太子像が鎮座している。
四国では、通常本堂とは別に太子堂があり、中に太子像が祀られている。
しかし、坂東観音霊場では太子堂は珍しく、このように本堂脇に像があるのが一般的なようだ。


境内から見ると、山門、参道が一直線となっている。


坂東33観音霊場巡りは、ようやく3分の2が終わったところだ。
地理的な理由で、まだ神奈川県の8霊場がひとつも参拝していないで残っている。
何とか早い時期に残りの霊場を巡りたいものである。


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