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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

「大志とロマンをもって学童保育を」

2009-11-10 | 活動のこと

 先日、日本共産党市議団と予定候補者で、市内の学童保育クラブに視察でうかがいました

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 町田市では、長年の学童職員や保護者の運動があり、現在は1小学校区1学童クラブまで広がりました

 しかし、実情はどうか。町田市では定員45人までと決めていますが、実態は70人を超える学童が15、うち100人を超える学童クラブが6にもなります。小学校低学年の子どもたちが、100人以上ともなるとなかなか大変…。定員に見合う学童クラブをつくることは早急に求められています

 現在、学童クラブは、●公立、●社会福祉協議会への委託、●NPO法人への委託(指定管理者制度)、●保育園・幼稚園への委託の4つの運営形態があります。
 NPO法人への指定管理者制度が導入されたことで(他の市では民間企業の参入も)、「いかに安く」施設の運営をするのかということがどうしてもつきまといます。市が指定管理者に委託するときに、委託される法人は「いくらで」ということを提示しなくてはなりません。
 「学童保育をやる大志とロマンがないとやってけない」──公立と比べてもすごい格差があります。「毎年、減給だよ」と職員の方がもらしていたように、現場では人件費を削って経営をしている実態があります。学童保育で働く人たちの権利を守り、まともに生活できる賃金の保障は急務です。

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 私も、学生時代に学童クラブで働いていたことがあります。現場に足を運ぶ中で見えてきたのは、子どもたちを取り巻く悲惨な状況でした。

 ある小学校2年生の男の子は、学校や学童のなかでは友だちに暴力をふるい、人を傷つける言葉を次つぎと発していました。彼の家は「父子家庭」で、毎日学童から帰ると家に置いてある500円をもって、コンビニに行き、お弁当を食べてお父さんの帰りを待っています。彼を家に送っていくときに、「本当はさみしい。自分でもどうしていいかわからない」と涙ながらに話した彼の言葉は、私の胸に深く突き刺っています。

 町田市内の学童クラブでも「ひとり親家庭」の子どもたちが増え、「学童クラブが唯一の居場所になっている」という話もうかがいました

 私は、子どもを育てにくい社会には、未来がないと思います。子どもたちが未来に希望をもって生きていける社会をつくっていくためには、そこに関わる人たちの声にしっかりと向き合い、現場から学び、すすんでいくことが必要です。私もそのために働いていきたいと思います。

 この学童ではおもしろいものがありました。「将棋やろうぜ~」という子どもたちを見てみると…

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 私の知っている将棋の駒とは違うようです。さらに近づいてみてみると…

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 なんと、駒の進行方向がすべて書いてあるではありませんか
 何とも不思議ですが、これなら、わかりやすいですね

┏┓池川友一(日本共産党 市議会議員予定候補)
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(現・日本共産党たかしま均事務所)
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 ※生活・労働相談、無料法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。


「全国で最年少だって」

2009-11-09 | 活動のこと

 引き続き、あいさつまわり&「しんぶん赤旗」の購読のお願いなどで訪問活動をさせていただいています

 高嶋議員の前に、鶴川地域で5期・20年市議会議員をしていた倉成さんのお宅にも、高嶋議員とうかがわせていただきました。本当ならばご本人にあってごあいさつをさせていただきたかったのですが、倉成さんは数年前に他界されたため、ご家族の方にごあいさつをさせていただきました。

 倉成さんは元和光高校の先生で、実はうちの母が倉成さんに教えていただいていたという経緯があり、大変お世話になった方です。また、この間のあいさつまわりでは、母の担任だった先生ともお会いしました。何とも世の中は狭いと感じます

 私自身も社会科の教員をめざして、学生時代は学んできたこともあり、倉成さんの足跡にもしっかり学びながら、活動をしていきたいという思いを強くしました。

 また、訪ねた先では「市議選の告示日の前日に25歳の誕生日を迎えるんです」と話をさせていただいています

 いっしょに訪ねさせていただいた後援会員の方が「25歳と8日で議員になることができれば、全国で最年少の議員なんです。この鶴川から若い政治家を誕生させるために力を貸してほしい」と。話を聞いた方からも「全国で最年少だって」と反応が返ってきます

 「若いけれどこいつなら願いをたくせる」──みなさんにこう思ってもらうためにも、鶴川の地に根をはり、地域の要求実現へ、誠実に活動をしていく決意です

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現実政治を動かす「建設的野党」

2009-11-08 | ごあいさつ・告知・紹介

 臨時国会がはじまり2週間。日本共産党の志位和夫委員長が、記者会見で「民主党政権 4つの問題点をただす」と問題提起をしました。(詳細はこちら

 いま、駅頭でも配布させていただいているビラをアップします。

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「okinawakichimondai.pdf」をダウンロード

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「koukikoureisya.pdf」をダウンロード

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「koyoumondai.pdf」をダウンロード

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「zaigenmondai.pdf」をダウンロード

 私も、これまでに2度、沖縄へ行ったことがあります。一度は小学校6年のとき、もう一度は大学3年のときです。唯一の地上戦がおこなわれた、沖縄戦の体験を継承し、伝えていく役割が私たち若い世代にはあります。私も体験者の方から、数々の証言を聞き、必ず伝えていかなくてはいけないと思っています。

 沖縄は、知られているように基地に囲まれ、日常的に戦闘機が飛んでいます。私の友人が通っていた沖縄国際大学に米軍ヘリが落ちる事件もありました。いま、話題になっている嘉手納町。嘉手納基地への統合案に全会一致で反対の意見書があがりました。意見書にはこのようにあります。

 「岡田外相発言は、町域の83%を嘉手納基地として接収され、日夜激しい米軍機の爆音下で生活環境が破壊され、基地の機能強化が進み、基地負担の大きい嘉手納町民に新たな犠牲を強いるものであり、絶対容認できるものではない。…嘉手納基地の実態は、米軍再編下で…町民の基地被害が激増し、負担軽減どころか我慢の限界をはるかにこえる『戦場の町』となっている。…今この案を持ち出すことは、町民、県民の心をふみにじる非人道的な行為であり、断じて許せるものではない。発言の撤回と県民意思をふまえた対米交渉を強く求める」

 これこそ、沖縄県民の民意であり、鳩山首相を先頭に、政府・与党は「県外・国外」への具体的な案を示すべきではないでしょうか。

 首都に他国の軍隊基地がある国は日本しかありません。首都圏にも多くの基地があります。

 アメリカとの関係で、自民党政治からの転換ができるのか──この問題は、新政権の試金石ともいうべき問題です。日本共産党は、日米安保条約をなくし、日米友好条約を結ぶことを党綱領でかかげている政党です。昨日は嘉手納町民大会が2500人で成功しました。きょう8日は、沖縄県民大会がおこなわれます。基地をなくしていく仕事は国民的課題です。この仕事を前にすすめていくために、力を合わせて奮闘しましょう

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新型インフルエンザの緊急対策を

2009-11-07 | 町田市政・市議会のこと

 6日、「新型インフルエンザ対策に関する緊急申し入れ」をおこないました

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 この間、学級・学年閉鎖、そして学校閉鎖が起こり、不安が広がっています。町田市は、患者数が警報レベルになっていて、東京の中でも、その数は多い状況となっています。しかし、きちんと対応をすることで問題解決に向かってすすむことができます。
 日本共産党市議団として、次の5点にしぼって申し入れをおこないました(以下「要旨」)。

 ●新型インフルエンザワクチン接種は、1回目3600円、2回目2550円と自己負担。優先順位の高い市民がワクチン接種をためらうことのないよう公費補助を緊急におこなうこと。
 ●人工透析をしている方に対して、新型インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用をすすめている。ワクチンの数量を確保すると同時に、6000円の負担を公費助成すること。
 ●感染拡大に備えて、市民病院に感染病床を確保すること。
 ●新型インフルエンザの正確な情報提供と予防啓発の徹底をすること。消毒液やマスクの配備をさらに拡充すること。急速な感染拡大に対して、医療現場の相互連携を図ること。
 ●医療関係者の子どもへの対応、保育所での保育のあり方の検討。学校など感染拡大の危険が大きい施設での閉鎖措置など必要な改定。小中学校の修学旅行が中止となった場合のキャンセル料を保護者負担にせず公費負担すること。

 私のところにも、インフルエンザにかかわって、「ワクチン接種をするまで、学校に行くことができない」という相談が寄せられました
 お話をうかがうと、ぜんそくを患っていてインフルエンザにかかると危険なために、すでに1カ月半近く、学校を欠席(出席停止扱い)しているとのことでした

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(写真は「しんぶん赤旗」日曜版11月8日付)

 その子も「いつになったら学校に行けるのか。友だちとの関係や勉強も遅れてしまうし不安…」と話していました。
 親御さんも「学校や市にかけあったけれどなかなかすすまない。ワクチンが足りないということばかりが言われていて、心配で仕方ない」とお話しされていました。

 「何とか解決したい。一日も早く不安を解消できるように自分にできることは」と、申し入れのときに市役所の担当者の方にもお話をしました。まだ、すべてを解決するには至っていませんが、ご家族の方も話したことで少しは気持ちが楽になってくれたようです。こういう問題を家族だけで抱えなければならない現状も何とかしていきたい
 11月9日から医療従事者につづき、基礎疾患の方など新しくワクチン接種がはじまりますが、その予約もあふれている状態です。

 申し入れに対して、副市長からは肺炎球菌ワクチン、市民病院の感染病床など動き出すというお話もありました。市民の不安を一刻も早くとりのぞくために、市に申し入れたことをしっかり実行させていくために働いていきたいと思います

 ご存じの方もあるかと思いますが、11月1日付「広報まちだ」に新型インフルエンザについての詳しい情報が掲載されましたので、参考までに。

http://www.city.machida.tokyo.jp/kurashi/koho/kouhoushi/koho_machida/2009/20091101/files/091101_tokushu_s.pdf

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もう、共産党しかない

2009-11-06 | 活動のこと

 4日、金井地域であいさつまわりをしました。金井は新旧の住宅があり、坂がとても多い地域です。

 「貧困率が映す日本の危機─15・7%の衝撃」。4日付の「朝日新聞」の社説がこんな記事を紹介しました。

 いまの日本は格差が広がっていることはいうまでもありませんが、全体の所得が増える中での格差ではありません。底辺に向かっての格差の拡大、つまり貧困が増大しています。

 金井地域でも訪ねた先では、切実な実態が多数よせられました。

 ●60歳を過ぎたが、石油を売って生計を立てている。家があるから何とか生活できているが、一日働いても、手元に残るのはほとんどない。特に石油業界は1円を争って値下げ競争。大手企業は安くできるが、個人が経営しているところは無理。子どもたちは、一生懸命働いているがいつクビを切られるか…。

 ●年を重ねてしみじみ思うのは、この国は高齢者が生きにくい。今度、あんたが来るときには、クビをくくっているかもしれないし、家を売り払っていないかもしれない。選挙は民主党に期待して、自民党政治を変えたいと投票したけれどちっとも変わりそうもない…。「もう、共産党しかない」と、このあたりに住んでいる高齢者は思っているじゃないか。この前、友だちと話していたときにも「共産党にがんばってもらわないと」とこぼしていた。本当の野党として、がんばって。あんたみたいな若者は希望だから。

 貧困問題は、国政だけの問題ではありません。市民にとってもっとも身近で、「住民の福祉の増進」を目的とする地方自治体の役割も重要です。寄せられた声をしっかりと受けとめ、問題解決のために力をつくしていきます

 【参考】「国民が主人公の新しい日本を」──日本共産党総選挙政策2009

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