地域を歩いていると見えてくることがたくさんあります。そして、話をすると新しい発見があります。
何度もこのブログでは書いていますが、私の原点の一つに「自分はここで生まれてよかった、ここで恋をし、ここで子どもを育て、ここで死ぬことができて幸せだった。そう思えるような街をみんなで作りあげること。それが自治なのではないか」(井上ひさし『ボローニャ紀行』)という言葉があります。
自治とは、自分たちで治めると書きます。
地方自治の主人公は、市民一人ひとりです。
多様な人たちが議論を交わし、時には相反する問題に向き合い、一致点を見つけて合意形成を行っていく──そこには、生々しい生活があり、生きてきた過程があり、地域としての歴史があります。
これまた、このブログでは何度も書いていますが、政治家を志すにあたり肝に銘じている言葉に「共産党の議員は、市民の声がないと質問ができない。同じ事実であっても、市民の運動と一体で質問してこそ本当に迫力を持って質問することができる。」という、曽根はじめ都議会議員(北区選出)の言葉があります。高校生の時、都議会傍聴に行った私に発せられたこの言葉を理解するのに、年月はかかりましたが、現在の議員活動で欠かすことのできない言葉となっています。
7年間、市議会議員として学ばせてもらったことは、市民とともに政治を変える、政治を動かすということです。市議会議員にしかできないのは、市議会で市長をはじめ行政の責任ある立場の人たちに質問ができることです。
地域を歩いて見えてきたもの、話を聞いて感じたことをまっすぐ届けられるよう、地道に取り組んでいきます。
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