森友学園問題──これが、安倍政権の終わりの始まりだと感じます。
たくさんRTしましたけれど、僕はこの事件が安倍政権の「終わりの始まり」になると思っています。強権にへつらう人たちだけが選択的に受益できる仕組みがこの数年で日本のほとんどすべてのシステムに蔓延しました。いつのまにか性根の卑しいやつばかりが威張り散らす社会になった。
— 内田樹 (@levinassien) 2017年2月25日
この問題は、9億5600万円の評価だった国有地を8億1400万円引きの1億3400万円で売却したことに端を発しています。実に86%OFFという破格です。
さらに、汚染土除去費用として1億3176万円の国費を投じたとされており、約10億円の土地が約200万円で森友学園の手に渡ったとされます。
この学校建設にあたって、学園側が「安倍晋三小学校」として寄付を募っていたことも発覚。
「政治家の関与なくして、これだけの土地価格引き下げはありえない」というのは、立場を超えた認識となっています。
日本共産党の宮本たけし衆議院議員は、「建物が建設されていない部分の金額は約3億6000万円」という答弁を引き出し、破格の国有地払い下げのからくりを明らかにし「この国有地の売却は、世間の常識にてらしてもあまりにも異常だ」と質しました。
理事長「グランド部分のゴミ撤去せず」と。ならばラフな計算だが控除額8億2000万のうち直接工事費2億2800万円は不要。間接工事費の1億800万円分も不要。足して消費税で3億6288万円は少なくとも過大な割引だった、と。赤は対象範囲でピンク斜線は撤去せず #森友学園 #塚本幼稚園 pic.twitter.com/qnNHyRdRDB
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2017年2月21日
さらに、宮本議員は、「2015年9月4日午前10時から正午までの間、近畿財務局9階会議室で、森友学園の小学校建設工事を請け負った設計会社所長、建設会社所長が近畿財務局の統括管理官、大阪航空局調査係と会合を持っていた」という事実を明らかにしました。これは第一委員室が凍りつきました。
しかも、「記録は残っていない。財務省の行政文書管理規則にもとづき廃棄した」とまで答弁したのです。記録を破棄し、隠ぺいしたということになるのではないでしょうか。
安倍晋三記念小学校について、理事長は内諾得たと言っているが、安倍首相は「現役の政治家である以上私の名前を冠にするのはふさわしくない」と断ったと答弁。どちらかがウソをついているという事になるね。 pic.twitter.com/xsWGWqjjKg
— たつみコータロー参議院議員 日本共産党 (@kotarotatsumi) 2017年2月17日
安倍首相は国会で、「いわば私の考え方に非常に共鳴している方でですね」「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいという話を聞いている」と答弁しており、安倍昭恵氏が名誉校長(辞任したとのことですが…)だったことを始め、安倍首相夫妻がこの森友学園と親密な仲であったことは明らかです。
さらに、私が驚愕したのは塚本幼稚園の教育内容です。
2015年度の運動会の宣誓で「おとなの人たちは、日本がほかの国々に負けぬよう、尖閣諸島、竹島、『北方領土』を守り、日本を悪者として扱っている中国・韓国が心改め、歴史教科書でうそを教えないようお願いいたします。安倍首相がんばれ、安倍首相がんばれ。安保法制、国会通過よかったです」と言わせていたのです。
この他にも、常軌を逸した教育が行われていたことが指摘されています。
安倍首相は、国有地の払い下げについて「私や妻が関係していたならば首相も国会議員も辞める」と答弁しています。
徹底究明──今後の国会質問にも注目です。
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