今回の参議院選挙は、本当にたくさんの争点がありますが、すべて自民党対日本共産党の対決構図。なかでも、憲法の問題について書いておきたいと思います。
高校生の時に9・11米同時多発テロ、イラク戦争がありました。戦争で最も犠牲になるのは社会的弱者です。とりわけ子どもたちが犠牲になっていくことがどうしても許せませんでした。
友人たちと話し合いを重ね、「戦争協力拒否宣言」という名前の署名をあっちでもこっちでも一生懸命に集めました。
米国の戦争を世界で一番早く支持したのが、当時の小泉内閣。憲法9条を持つこの国が「日米同盟」の一言で戦争協力に向かったことは、いまでも鮮明に覚えています。
戦争が始める前に世界中で反戦運動が展開されたのがイラク戦争でした。「私たちは微力かもしれないけれど無力じゃない」という合言葉を掲げて、この戦争は間違っているとその後も各地でいろんな人たちと行動しました。
日本国憲法が施行されてから、海外での武力行使もせず、戦争によって殺すことも殺されることもありませんでした。
いま、日本国憲法を変えて、日本が再び戦争できる国にしようという動きが強められています。自民党の石破幹事長が「死刑」「懲役300年」と発言したことが、大きな話題となっていますがこうした事態を現実にするわけには絶対にいきません。
日本国憲法には、「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない」(第12条)と書かれています。与えられたものというより、憲法を生かしていくことが重要で、そのことが憲法を守るということになると思うのです。その意味で、「憲法を守る」というのは決して守りではなく、常にこの憲法を「不断の努力によって」生かしていくことだと思います。主権者である国民が常に憲法を行使して、権力を縛る、権力の暴走を許さないというたたかいによって憲法は育っていくのです。
広島、長崎、沖縄、東京…。たくさんの戦争体験、被爆体験を聞いてきましたが、二度とふたたび戦争を起こしてはならないと心の底から思っています。
2年前に息子が生まれ、妻のおなかの中には新しい命がいます。「あのとき憲法を守ってくれてありがとう」と子どもたちに言える社会にしたい。主権者=国民のみなさんのたたかいと、党をつくって91年、反戦平和を貫いてきた日本共産党が躍進することがその一番の力です。比例代表は「日本共産党」、東京選挙区は「吉良よし子」への1票で、憲法を守りましょう。

にほんブログ村←ブログを見ていただきありがとうございます。ぜひ、応援クリックをお願いします。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
┗╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【事務所】
〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
電話・FAX/042(734)1116
メール/up1@shore.ocn.ne.jp
※無料のなんでも相談、法律相談もおこなっています。なんでもお気軽にご連絡ください。