夜、仕事帰りの妻を鶴川駅まで迎えに行こうとすると車がガチガチに凍っているではありませんか。雪→雨→冷え込みでかなり強力に凍っていたため、ガリガリと氷を削りながら、氷と格闘しました。
路面も凍り、滑るところもありました。みなさん足元には気をつけてください。
◆アリ地獄のような街
先日、市民フォーラムでおこなわれた「アリ地獄のような街」という映画の上映会に参加をしました。この映画はバングラディッシュで撮影されたもので、貧困の実態が生々しく描かれていました。
興味深く聞いたのは、その後の会場とのトーク。
JICAの現地ボランティアとして参加した2人が語っていたのは、貧困の現実とともに「子どもたちの笑顔が輝いていた。こんな笑顔は日本では見れなかった」というもの。
それに対して、会場から「貧しくても子どもたちが笑顔でいる。だったら、それでいいのではないか。日本の物差しで貧困をはかって支援をするのはエゴでは」という質問が出されました。
このやりとりは、私は日本社会にも当てはまる議論だと思って聞きました。私は、支援をすることは大いにやるべきだと思います。しかし、そのときに当事者が自分たちで貧困を乗り越えていく方法を身につけていくことが重要だと思うのです。
日本でも「貧困」ということが一大テーマとして取り上げられますが、当事者の方々は声を上げずらい状況に追いやられています。それは、「本来ならば貧困でない方がいい」「貧困になったのは自分のせい」ということが社会の側から常にメッセージとして発信されていることが大きいのではないかと思います。
当事者が「貧困」という言葉を使うこと自体タブー化されているといっても過言ではないと思います。
貧困問題に向き合い、政治ができることは何か、地方自治体が「住民の福祉の増進」という本来の役割を発揮するためにどうすればいいのか。当事者の声が一番の力だということに確信を持ちながら、「反貧困」社会に向けて手をつないでがんばっていきたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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