きょうは、町田市の石阪市長に対して、国民健康保険税の値上げ中止を求める要請をおこないました。同じ時間に、東京都に対して4項目の要請行動がおこなわれ、佐々木とも子議員が参加。私も遅れて駈けつけました(対都要請については後日報告します)。
要請に参加をしたのは、日本共産党町田地区委員会と市議団、町田地区労、新婦人町田支部、町田生活と健康を守る会、町田民主商工会の各団体から13人。町田市は鷲北副市長が対応をしてくれました。
この間、署名活動にとりくみ、これまでに集まった署名3114筆をもって要請にのぞみました。
要請項目は3つ。
●国民健康保険税の値上げはおこなわないこと
●低所得者向けの負担軽減をおこなうこと
●資格証明書や短期保険証の発行はやめること
参加をした方からは、「いまも食費や衣類のお金を削ってやっと暮らしている。国保税が値上げをされれば暮らしていけない」「国保税の値上げは、それにとどまらない負担となってかぶさってくる」「保険税を一生懸命に払っても、窓口負担が重く医者に行くことができない」など、切実な実態が次つぎと語られ、値上げを中止するよう強く求めました。
鷲北副市長からは、「そもそも国が自治体に負担をさせているのは問題。国に対してはきちんと負担してもらうようにしていきたい」としたうえで、「国保会計に70億円を一般会計から繰り入れている。これ以上、増やすわけにはいかず、みなさんに負担をお願いしたい」と12月議会に国保税の値上げを含む条例提案をする考えが示されました。
国保会計の純粋なる赤字は39億円。繰り入れのなかには制度として定められたものや前期高齢者支援金の計算間違えによって毎年10億円近くを返さなければならないために使っているものもあります。
また、繰り入れが多いというのであれば、国保税の値上げ→払いたくても払えない人が増える→財政悪化→国保税の値上げという悪循環に陥らないように、値上げという方法でない対策が必要です。
値上げを中止させるために、値上げがされようとしている実態を多くの市民のみなさんに知らせ、より多くの署名を集めていくことが必要です。12月の議会に、条例提案をさせないよう大きく運動を広げるために私も力の限りがんばりたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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