先日、文教社会常任委員会で中学校給食の試食会に参加をさせていただきました。
「中学校のお弁当給食ってどんな感じなのか」と思いながら、試食をしたのですが感想は「想像していたのよりもおいしい」。
町田市では2005年から中学校のお弁当給食を導入。昨年、2009年からは全中学校で開始されました。
私自身は、杉並区出身なので毎日おいしい自校式の給食がありました。町田は、お弁当なのでここにも三多摩格差があります。
現在は約3割の子どもたちが、このお弁当給食を利用しているそうです。市としてはどう普及していくのかということが課題ですが、一方で保護者の方からは「自分でお弁当をつくりたい」という声も出されています。
「時期によって違いはあるのか」──やはり、お弁当が腐りやすい夏の方が注文が多いようです。また、リーフレットなどを配ると注文が増えるというお話がありました。学校ごとの試食会も知ってもらううえでは重要だということです。
食育という観点も給食では大事になってきます。栄養士の方からも「どうやっていろんな食べ物を口にしてしまうのか」という問題意識が出されていましたが、この点でも工夫をしているとのことでした。
試食会では、1食分541円を実費で出しましたが、中学校では子どもたちが300円を支払い、町田市が委託料241円を負担しています。
朝ごはんを食べずに学校に来る子ども、家からお弁当を持ってこれない子どももいるのは実態です。その保護者にとっては栄養バランスのとれた中学校給食は助かると思います。
しかし、毎日お弁当を注文すると1カ月6000円にもなります。小学校は低学年で2400円、高学年で4000円の給食費。これと比べても、負担は軽くありません。
どう給食を拡充していくのか──ぜひみなさんも試食など機会があればしていただき、ご意見を寄せていただければと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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