「孤」という漢字がニュースや新聞紙上に毎日のように紹介されています。
孤とは、「ひとりぼっちで助けのないこと」をさすようですが、高齢者の孤独死問題にしても、子育てをめぐる児童虐待にしても、「孤」ということが非常に大きなテーマです。
少し前のことになりますが、2007年にユニセフが15歳の子どもを対象に幸福度調査をおこないました。上のグラフはその結果を示したもの。
「あなたは孤独を感じますか」という問いに、日本はダントツの29・8%。OECD25カ国の中間値7・4%と比較をしてもその差は歴然としています。
孤独の問題を、このまま放置をするわけにはいきません。どうつながりをつくるのか、かかわりをもつのか。高齢者の方で言えば、自治会などでもひろがっている「お食事会」を開くことなどは、ヒントになります。子育て世代で言えば、子育て広場的なつどいの場で、お互いの子育てについて語り合うことがまず一歩になると思います。こういうとりくみは、現に参加をしている方からも好評です。
「孤独」の対義語といわれても、なかなかむずかしいものです。個人的には、つながりや連帯がそれにあたるような気もするのですが、みなさんはどうでしょうか?
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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