青空が広がった16日。東京・明治公園でひらかれた「全国青年大集会2010」に参加しました
今年で6回目を迎えるこの集会は、「まともに生活できる仕事を!人間らしく働きたい」の旗印のもと、全国から若者がつどいました
ダイジェストで様子を紹介します~
午前11時から、20の分科会が開始
私は、いくつかの分科会をはしごしましたが、結婚・子育ての分科会では「一人目の子どもを産むときに、産休・育休はうちではむずかしいと言われ退社。ふたたび違うところで働き始めたけれど、二人目を考えるとまた仕事をやめなければならないのかと不安」「保育園に入れず、仕事を探しているが、保育園に預けていないため仕事も見つからずの悪循環」など切実な声が。
この大集会には毎回参加していますが、子育て中のママ・パパが多かったのは今回が一番ではなかったかと思います。
はじまる前に、うろうろしているとこんな人にも出会いました
参院選福島選挙区予定候補のいわぶち友さん数年前に、同じ学習会に参加をした仲間です
12時45分からオープニング
映演労連フリーユニオン・マッスル支部パフォーマーRUVRSOUL&RUVR-Jのみなさんよるパフォーマンス。めちゃカッコよかったです
そして、13時05分。いよいよメイン集会がはじまりました
開会のあいさつのあと、実態告発とたたかいの交流全国各地から、さまざまな経験が交流をされましたが、私がとりわけ印象的だったのは、首都圏青年ユニオンの発言
「派遣切りにあい、あきらめ半分、青年ユニオンに相談をした。電話で話してみて、労働組合っておもしろいのかと思い始めた。はじめての工場前宣伝の日。自分よりも先に20人以上の仲間が待っていてくれ、サンドイッチの差し入れ。なんていあたたかい人たちなのか。それが、うれしかった」というもの。発言をした彼が、「仲間に会えてよかった」と話している姿にとても感動をしました。
つづいて、連帯のあいさつ
反貧困ネットワーク代表でもあり、日弁連会長の宇都宮健児弁護士つづいて、全労連の大黒作治議長があいさつ。
すべての政党に声をかけて、来てくれたのは日本共産党の志位和夫委員長この日、一番の歓声が
「自己責任論をのりこえつつある」ということを強調しながら「社会の仕組みを見抜き、たくましく成長している。こうした力が労働者派遣法の改正をおしあげた。抜け穴をなくし、雇用は正社員が当たり前の社会をごいっしょにつくろうではありませんか」など熱い連帯のあいさつ(詳しくはあすの「しんぶん赤旗」に載ると思います)。
最後に、反貧困ネットワークの湯浅誠事務局長が発言。「一人じゃ生きていけないという人は弱いわけではない」という言葉に続き、「一人じゃ生きていけないと思った人たちがつながり希望をつくる」と。さまざまな分野で手をつないでいくことが重要です
各地の運動が交流されました下の写真は、千葉県でパティシエをしていた方が、たたかって勝利をしたという報告。「うちの業界は…」という悪しき伝統を打ち破ったという話に、やっぱり一つひとつの声が社会を動かすことを実感しました
最後にアピール採択へ。参加者は2008年の4600人を上回る5200人
「1、2、3…」
風船を飛ばし、アピールが採択されました
その後、渋谷の街をアピールウォーク最後尾の東京が出発するまでに40分以上。こういうところでも、たくさんの人たちが集まったのだと実感しました
街中では多くの人がチラシを受けとってくれ、声をかけてくださる方も集会で交流した中身を、全国各地にもどってたたかいをひろげていきましょう~
最後にお気に入りのこの1枚
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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