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日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

今年のキーワードは、「私たちには社会を変える力がある」

2020-01-03 | 日々思うこと、考えたこと

 「一人ひとりの力は小さいかもしれないけれど無力じゃない」「私たちは微力かもしれないけれど無力じゃない」──2003年のイラク戦争開戦直後に行った、全校高校生平和集会で合言葉になりました。

 当時は、世界各地で戦争が始まる前から大きな運動が広がりました。

 カリスマ的な誰かが変えるのではなく、一人ひとりが声を上げることで必ず世の中を変えることができると議論したことを鮮明に覚えています。

 元日に、法政大学の上西先生が、「私たちには社会を変える力がある」「力はすでに、私たちの中にある」とtweetしていたのが目にとまりました。

 そこには「案外『微力』でもなかった」という言葉も添えられています。

 一人ひとりには力があるんだ、小さいと思わされていただけなのかもしれないと。

 投票率が、85%を超えるスウェーデンでは、私個人の力では政府の決定に影響を与えられると思っている割合が高く、「とくに政治に関心をもっていなくても選挙には行く」のです。(参考:投票率85・8%の国で──『スウェーデンの小学校社会科の教科書を読む』を読んでみた⑴

 よく、今の若い人たちは政治に関心がないという言われ方をします。もちろん関心を持つことは重要です。

 しかし、ここで大事なのは、関心があるかないかではないと思うのです。

 政策や法律が変わったら、将来にわたってその影響を受けるということを自覚し、だから投票に行く、政策を変えるための行動もする、抗議の声も上げるということが、社会的に当たり前となっていくことが重要だと思います。

 上西先生の「私たちには社会を変える力がある」というのは、そういうことだと思うのです。

 ブルーハーツの「未来は僕らの手の中」に「それならば今ここで僕等何かを始めよう」という歌詞があります。一緒に社会を変えるために、何かを始めようと多くの人と取り組んでいきたいです。

 今年のキーワードは、「私たちには社会を変える力がある」──汝の価値に目覚めて、声と行動を広げていく一年にしたいと思います。

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「居心地の良い学校をめざして」(和歌山県立教組和歌山市支部書記長 平田秀一先生)──この連載は、多くの人に読んでほしいと思って紹介します

2019-11-05 | 日々思うこと、考えたこと

 「赤旗」くらし・家庭欄の「居心地の良い学校をめざして」(和歌山県立教組和歌山市支部書記長 平田秀一先生)──この連載は、多くの人に読んでほしいと思って紹介します。

 内容は、ぜひ記事を読んでいただきたいと思いますが、連載の最後に平田先生が結んでいる言葉を紹介します。

 この活動で生徒会執行部のメンバーはとても成長した。生徒会長は初め、行事のあいさつの内容や会議の進め方まで私に聞いていたのに、最後は自分で考えすべてを行うようになった。自分の思いを自由に出して活動できることで、生徒は必ず伸びるということを改めて教えてもらった。

 画像をクリックするとPDFファイルが開きます。

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美しいことを見ることは、そして使う事は、自分を豊かにすることだ

2019-11-03 | 日々思うこと、考えたこと

 文化の日。

 祝日法によると「自由と平和を愛し、文化をすすめる」とあります。

 町田市民文化祭、のづた丘の上秋祭り、つくしのコミュ二ティセンターまつりなど、市内各地で文化に彩られるイベントが多数開催されています。

 町田市民文学館で行われている「白洲正子のライフスタイル―暮らしの遊び展」。

 この中で、紹介されている言葉の中に、次のようなものがあります。

 近頃は、暮らしの中の陶器とか、美術ということが盛んにいわれている。そういう言葉もはやりすぎるとおかしくなるもので、私の経験からいえば、はじめに「暮らし」があったわけではなく、好きで集めた美術品が、ろくでもない私の暮らしを、いくらか楽しく、意義のあるものに育ててくれたといえるであろう。(「陶芸のふるさと」)

 日本人の美意識は、室町・桃山期の茶道において極まったと私は思っているが、それ以前に倍ほどの時間をかけて、中国や朝鮮からの輸入品を模倣することに専念し、ついにそれらを超越することによって、「自分のもの」を発見することに成功した。このことは、一人の人間が成長していく過程によく似ている。というより、まったく同じだといっていい。したがって、美しいことを見ることは、そして使う事は、自分を豊かにすることだ。(「骨董との付き合い」)

 なるほど、と思う文章です。

 以前に、武相荘の牧山館長が、いいものは使わないといけない、使うことによって生活を豊かにすることなのだとおっしゃっていました。

 文化をすすめ、生活を豊かにしていくために、政治が役割を発揮する時です。

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ノーサイド──ラグビーW杯準々決勝・日本代表と南アフリカ代表の試合をパブリックビューイングで観戦

2019-10-20 | 日々思うこと、考えたこと

 ラグビーワールドカップの準々決勝。日本代表と南アフリカ代表の試合が行われました。

 私は、子どもたちと和光大学ポプリホール鶴川で行われた、パブリックビューイングへ行きました。(子どもと一緒だったので途中で帰宅)

 史上初の決勝トーナメント進出という歴史を変えたチームでしたが、前回大会で日本に敗れている南アフリカは本当に強かったというのが感想です。(参考:世界最高峰のラグビーを見せてもらいました──ブルーブルズvsキャノンイーグルス

 ノーサイド。スタジアムを始め、ファンゾーンの方も、パブリックビューイングの方も、テレビ観戦していた方も余韻に浸っていたのではないでしょうか。

 今回のワールドカップで、ラグビーの裾野が広がってほしいと思います。スポーツの裾野が広がるよう、都政からも後押しをしていきたいと思います。

 ありがとう日本代表。そして、準決勝と決勝がとても楽しみ。盛り上がっていきましょう。

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避難所の受け入れ拒否という重大問題

2019-10-14 | 日々思うこと、考えたこと

 台風19号は、各地で同時多発的に河川の氾濫が起きるなど、広域で大きな被害が起きています。

 国と地方自治体が緊密な連携をとって、被災者第一の救援と復旧に取り組むことが重要です。

 共産党国会議員団は、一刻を争って改善が必要な点について、防災担当大臣に要請。

 防災担当大臣からも、「的確な提言」と直ちに改善に向けて動き出しています。共産党が、国会議員と地方議員、地域の党組織との連携があってこそのものです。

 同時に、避難所のあり方については、国際的な基準(スフィア基準)なども参考に抜本的に環境改善に取り組むことが求められています。

 この台風19号の対応で、台東区でのホームレスの自主避難所受け入れ拒否は重大な問題です。

 共産党台東区議団は、直ちに申し入れを行うことを決めて動き出しています。

 この問題に関しては、各方面から次々と批判が寄せられています。

 そもそも、災害救助法の基本原則には、「平等の原則──現に救助を要する被災者に対しては、事情の如何を問わず、また経済的な要件を問わずに、等しく救助の手を差しのべなければならない」とあります。

 今回の対応は、こうした原則からも大きく逸脱しています。

 NPO法人もやいの大西連氏は、「日本は自然災害が多い地域だと言われます。住まいがない、お金がない、少ないなどの状況で被害にあうと、甚大なダメージを受けてしまう可能性があります。被害を受けないように、ダメージを少なくするために避難や支援をおこなうことは一人ひとりのいのちを支えるという観点からとても重要なことです。 台東区は今後について「住所不定の人が適切に避難所を利用できるように検討していきたい」としていますが、今回のような「受け入れ拒否」のようなことが起こる前に、どうして何も対応できなかったのか、しなかったのか、その責任は重いでしょう」(「台東区のホームレスの人の避難所受け入れ拒否問題を考える」)と述べていますが、こうした視点から検証されることが必要です。

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