No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

脱力すると地面から力をもらうことができる!?

2010年02月16日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

最近は雨が多いですね。
先週末も雨でテニスができなくて、
がっかりした人も多いのではないでしょうか?
僕もその一人でしたが(笑)

昨日はコーチの方たちの練習会に誘われテニス&交流会をして来ました。
インドアだったので大雨だったにもかかわらずプレーできて、とてもラッキーでした。
久しぶりにインドアでプレーしましたが、音が響いて気持ち良いですね。
自分がとても上手くなった気がします。
気持ち良さに任せてプレーしていると本当に調子が良くなってきて、
人間というのは単純なものだなぁと感じました。(僕だけ?笑)

一緒に練習したメンバーの中で、榊原太郎さんという方がいらっしゃいました。
「中国武術をテニスに取り入れる」
というような試みをされていて、
「何だか方向性が似ていますね」
とお互いに笑いながら意見交換をして来ました。

榊原さんに教えてもらった話でおもしろかったのは、
中国武術の発頸(はっけい)についての話です。
以前の僕のメルマガでも少しだけお話しましたが、
発頸とは、力を圧縮して瞬間的に爆発させる技です。
拳(こぶし)を振りかぶらず、拳が静止している状態から、
いきなり大きな力を爆発させます。
それで相手の内臓を破裂させたりできるそうですから、
すごいとしか言いようがありません。

去年の楽天オープンでシモンのバックハンドストロークを見たとき、
その技を使っているように見えたんですよね。
ほとんどテークバックをしていない状態から、あまりにスゴイボール打つので。

それで、何を聞いたのかというと、
「発頸は身体の力を抜いて、地面から返ってきた抗力で打つ」
ということです。
これだけの説明では意味がわからないと思いますが、
身体の力を抜くと重力に沿って地面方向に力が加わりますよね。
そうすると反作用で地面から返って来るので、その力を利用するのだそうです。

もちろん僕は発頸なんて技はできませんが、
テニスの中で身体の力を抜くことによって地面から力をもらい、
ボールに伝えるという感覚はわかります。

ストロークを例に出して説明すると、
おそらく多くの人は膝を伸びあげることで
下半身から力を伝えると思っていると思うんです。

でも僕の感覚ではどちかというと沈む感覚なんですよね。
沈んでも結局は戻ってくる力を利用するので、
膝を伸び上がらせて打つときと力の方向は同じですが、
力の出所が違うんですね。
もちろん伸び上がるのが筋力、沈むのが重力の力です。

本当に人生のタイミングというのは不思議ですが、
ちょうど今週土曜日に開催する
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク練習会」でも
地面から力をもらうリズムについてお伝えしようと思っていたんですよね。

おそらく、思っているほどは難しいことではないので、
もし興味のある方は参加してみてくださいね。
後一名様しかお受けできませんが・・・
もし希望者が多い場合には、
また来月にでも開催しようと思いますので、
一応ご連絡頂ければと思います。

先週末に行ったボレー練習会では、
複数の参加者から、
「非常に収穫がありました!」
「目からウロコでした!」
というような喜びのメールを頂きました。
好きなことをやっているだけなのに、
多くの人に喜んでもらえて本当にありがたいことです。
これからも自分の身体を通して研究を進めていきたいと思います。

最後になりましたが、榊原太郎さんのブログです。
もしかすると、僕が言っていることと違う点もあるかも知れませんが、
参考になる点もたくさんあると思いますので、
もし良かったら読んでみてくださいね。
http://ameblo.jp/kosumo528/

それでは。
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http://yanaharatennis.com/tips.html
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★練習会
①2月14日(日)8時~10時
「相手にグウォッと迫っていくボレー」
②2月20日(土)10時~12時
「軽くスウィングしても力が伝わるストローク」
http://yanaharatennis.com/practice.html
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