No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

何歳からでもテニスは開眼できる!?

2010年04月02日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

先日、はじめてプライベートレッスンを受けて頂いた方から
以下のようなうれしいメールを頂きました。

「柳原さんの教えのショットは、私にとって新感覚で、
打ちながら笑ってしまいました。
あの後、仲間とシングルスをしましたが、
私のショットの変わりように驚いていました!」

新感覚というのは具体的にどんなものだったのかというと、
レッスン中にその方がおっしゃっていたのが、

「腕が全くない感じ」

でした。
うまく脱力できると、やはり腕に衝撃が残らないものなんですね。
もちろんボールもスパーンと爽やかに飛んでいきます。

今まで力んでやっとの思いでボールを飛ばしていたそうなので、
力を入れないほうがボールが飛びますし、
ミスも少ないわけですから、
それは笑ってしまいますよね。

「自分は今までいったい何をやっていたんだろう?」

と笑いながら、若干悔やまれていました。

僕が何をお伝えしたのかというと、
まぁ、いつも通り、”脱力”なんです。

ただ自分でも良かったかなぁと思うのは、
ある練習方法を通して、
スウィングの中でラケットヘッドが遅れる感覚を明確にしてから、
ボールを打ってもらったことです。

いきなりボールを打つと今までのプログラムが邪魔をして、
うまく打てないことが多いんですよね。
無意識のうちに、”テニスはこういうもの”
みたいな考えが定着してしまっているので、
そこからなかなか抜け出せないものなんです。

どんな練習方法なのか言葉で伝えるのはとても難しいのですが、
まぁ簡単に言うと、剣道とかトンカチの動きに近いです。
とにかく極端にヘッドを遅らせ、
ヘッドが最後の最後で出るという練習をしてもらいました。
そしてその後、ヘッドが遅れるその感覚にだけ集中して打ってもらうことで、
見違えるようなショットを打てるようになったんですね。

また別のテニス上達研究会に入会されている方からもメールを頂いたのですが、
その方も最近脱力してボールを打つ感覚が、
どんどんわかってきているとのことでした。

「試合でも勝てるようになってきてうれしいです。」

という、僕もうれしくなるご報告を頂きました。
その方の場合、脱力するためのポイントは、
グリップを握る指の使い方にあったそうです。
今までは指に力が入り過ぎていて、
どうしても脱力してスウィングする感覚が掴めなかったそうです。

今回ご紹介したお二人とも50才前後の方で、
先の方が男性で後の方が女性です。
小さい頃からテニスをしてきた人ばかりでなく、
大人になってからテニスを始めた人にも、
そして男性にも女性にも成果を出して頂けたことが
僕にとってうれしいことでした。

毎月僕自身の発見やレッスンで成果の上がっている練習方法を
お伝えするテニス上達研究会の4月分動画では、
今回ご紹介したヘッドを遅らせる練習方法や、
脱力スウィングを身につけるための指の使い方をお伝えしています。
深く学んでみたいという方にはオススメですので、
もし良ければそちらも利用してみてくださいね。

一応今月のテーマは以下ですが、
フォアハンドストローク以外にも使える内容です。

『ラケットヘッドを究極的に遅らせ、
インパクト直前で一気に加速されるフォアハンドストロークを身につける!
~プロのような威力とスピンを両立したフォアハンドストロークを打つために~』
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html

それでは楽しい週末をお過ごしくださいね。

PS. テニス村計画へご協力頂ける方が55人になりました!
  深く感謝いたします。
  100人を目指していますので、引き続きよろしくお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/tyanahar/e/ccd58421483fab73309848d5ecd6316c