No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

直線的にスウィングするとジャストミートできる!?

2010年04月19日 | 身体の使い方・打ち方
こんにちは。柳原です。

やっと暖かくなってきましたね。
長野県上田市も今日は良い天気です。
こんな日はテニスをしたくてウズウズしますが、
残念ながらまだ練習仲間がいません・・・
仕方がないので、しばらくは一人練で
自分の感覚に集中する時間を多く持とうかと思います。
暗い人みたいですが(笑)

さて今日のテーマは、

”直線的にスウィングする”

です。

プロとアマチュアの差はたくさんありますが、
スウィングがスタートしてからインパクトするまでの時間も
大きな差の一つです。

プロはスウィングがスタートしてから、
ごく短時間でインパクトポイントまで持っていくことができます。
シャープに振れているわけですから、大きな力が発生しますし、
ボールを自分のスペースに呼び込む時間ができるので、
ボールを見極めてから正確にジャストミートすることができるのですね。

それに対して一般プレーヤーは、
インパクトできる状態になるまでに時間がかかってしまいます。
そうすると鈍いスウィングになりますから、威力も落ちますし、
早くスウィングをスタートしなければならないので、
スウィートスポットを外しやすいんですね。

この話は、野球の超一流のバッターと普通のバッターの違いと同じですね。
イチローや松井など超一流のバッターほど、
長くボールを見てからボールを打ちに行っているそうです。

ではどうすれば短時間でスウィングできるのか?
ここが非常に大切なポイントなわけですが、
その秘密が、

”直線的にスウィングする”

ことなんです。

直線的なスウィングと言ってもわかりづらいかもしれませんが、
その対極にあるのが、

”遠心力のスウィング”

遠心力を使おうとすると、力を伝えるまでに時間がかかり過ぎるのです。

野球で言うと身体に近い内角を打つイメージ。
直線的に打たない限り、ピッチャーから投げられた速いボールや変化するボールを
長いバットでミートすることは不可能なんですね。
遠心力を使おうとすれば、まずミートできないと思います。

実はテニスも基本的に同じです。
テニスの場合はラケット面が大きいので、

”ミートできていない”

という意識が薄くなってしまいますが、
結局スウィートスポットでボールを捕らえない限り、
良いボールを打てないんです。
だから同じなんですね。

直線的にミートしていくためには、
ラケットの出し方にコツがありますが、
実は腰の使い方もとても重要です。
腰も回して使うのではないんですね。
一見、回っているように見えるんですが、
実は直線的に使うんです。
その腰の動きと連動して、ラケットも直線的にシャープに出ていくんです。

今回の話は、文章で読むだけではちょっとわかりづらかったかもしれませんね。
でも、上達するためにとても重要な内容ですので、
5月分のテニス上達研究会の動画で
もっと分かりやすくお伝えしたいと思います。
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html

いつも振り遅れてしまったり、
ラケットの真ん中でボールを捕らえれない人には、
特に大きなヒントになると思います。
上級者でも、もっと正確に、そしてもっと威力のあるボールを打ちたい人には、
オススメの内容になると思います。

実は今回の話、身体をいつも診てもらっている藤本先生には、
5年ほど前からずっと言われてきたことなんですよね。
なんとなくわかっていたつもりだったんですが、
最近やっと深く理解できるようになってきました。

その他、イチローも実践する初動負荷トレーニングの小山先生や
身体動作研究で有名な高岡英夫先生や手塚一志先生も
同じようなことを言われています。
先生によって細かい理論は若干違いますが、
”直線的なスウィング”に関しては共通しています。
きっと外せない達人たちの奥義なんでしょうね。
(※共通しているというのは、あくまで僕自身の理解です。)

是非楽しみにしていてくださいね。

それではまた。

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