No.1テニス上達道場日記

テニスを通して感じたこと、学んだことなどを書いていきます。全然関係ないことも書くかも・・・

テニス村計画とご協力のお願い

2010年03月01日 | 練習会、教材などのお知らせ
柳原です。

今日はお知らせとご協力のお願いでメールさせて頂きました。
プライベートレッスンを受けて頂いている方々には既にお伝えしてありますが、
実は今年の4月頃から長野県上田市にある
信州丸子高原グリーンヒル別荘地というところに移住します。

テニス好きの人なら誰でも夢見ることかもしれませんが、
僕も10年ほどから、

「いつか自分のテニスコートを持ちたいなぁ。
みんなが集まれるテニスクラブを作りたいなぁ。」

と夢見ていました。

テニス好きの人たちが集まって思う存分テニスをし、
練習後には、どう身体を使えば上手く打てるだとか、
どういう考え方をすれば上手くなれるだとか、
どういう戦術を使えばポイントが取れるだとか、
気の済むまで語り合うことができれば最高に楽しいだろうなと思います。
BBQでもしながら、ビールを片手にいろんな話ができれば尚良しです。笑

雨の日でもクラブハウスに集まって、
巨大スクリーンでフェデラーVSナダルを観戦するなんていうのも最高です。
グランドスラムの期間などは、ずっとクラブハウスに集まっていたりして。笑

そんなテニス人にとっては最高の楽園であるテニス村を作りたいなぁと思いつつ、
3年ほど前から土地を探して来ました。
当たり前かもしれませんが、やっぱり都会では無理ですよね。
土地代が高過ぎます。
なのでどこか土地の安い田舎に行くしかないなと思っていました。

またテニスコートを作るということも視野に入れ調べてみました。
当たり前ですが、結構お金がかかるんですよね。
オムニコートを作ろうと思えば1000万円近くかかります。
なのでハードコートにしてみようかと考えたり、
クレーコートを自分で作っちゃおうかと考えたりしていました。笑

そんなことを考えながら土地探しを続けていた中、
去年の10月頃、移住先の別荘地に出会いました。
インターネットで見つけたのですが、
まず惹かれたのがきれいなオムニコートでした。
しかも住民は無料で使えると書いてあります。
(多くの別荘地はテニスコートがあってもあまりきれいでなく、しかも有料です。)
これは行ってみるしかないなと思い現地に足を運びました。

そして実際に行ってみると、期待通りの、
いやそれ以上雰囲気の良いテニスコートがありました。
テニスコートからも雄大な山が見えます。
まさに自然と一体となってテニスができそうだなぁと思いました。

こんなところで思う存分テニスがしたいなぁ・・・
こんなところでレッスンや合宿ができたら最高だなぁ・・・
こんなところでテニス仲間と語り合いたいなぁ・・・

妄想がどんどん膨らんで行きました。
そして気が付いたら、案内してくれていた別荘地のオーナーさんに
自分の夢を話していました。

「実は僕、テニス村を作りたいんです。」と。

もちろん僕がテニスコーチを職業としていること、
武道などを取り入れながら脱力テニスの研究をしていること、
雑誌で連載をしていることなどをお話しながら。

普通なら、

「何言ってんの???」

と冷たく笑われそうなところだと思いますが、

「ああ、そうなんですか。

実はこの別荘地もねぇ、ただ田舎に来て隠居するというのではなく、
”みんなで好きなことや得意なことを出し合って、
新しい文化村を作りましょう!”
というコンセプトで人を集めているんですよ。

それに実は私もねぇ、ずっとテニスをやっていまして、
本当はテニス村が作りたかったんですよ。
だから去年ここにテニスコートを作ったんです。
まだ1面しかありませんが。笑

だから柳原さんの夢を応援しますよ。」

というように言って頂きました。
ビックリですよね。
それと同時にとても運命を感じました。
神様に、
「ここに来て、次のステージに進みなさい。」
と言われているような、そんな感覚でした。
簡単ではありますが、このような経緯で移住を決めたわけです。

もちろん僕が移住したからと言って、
すぐにテニス村ができるわけではありません。
テニスコートも一面しかありませんし、
テニス好きの人が、僕やオーナーさんの家族以外にいるわけでもありません。

でも僕が行くことによって、少しずつでもテニスが好きな人が集まってきて、
テニス村みたいなものができていくといいなぁと思っています。
これから集まってくる人の中には、整体に詳しい人がいたり、ヨガの専門家がいたり、
心の専門家がいたり、栄養の専門家がいたり、教育の専門家がいたり、
脳の専門家がいたりと、いろんな人に来て頂けると面白いことが実現できそうです。
もちろん、ただとにかくテニスが大好きというだけでも十分ですし。

そして10年後、20年後には、長野の田舎町から、
なぜかすごい選手たちがポンポンと出て来る、
そんな村になれば最高だなぁと思います。

しかもみんな個性的で、
右手と左手を使って両方とも片手フォアで打つ選手が出てきたり、
サーブだけ左で打つ選手が出てきたり、
ドロップショットとスライスだけで勝つ選手が出てきたり、
とにかくパスを抜かれない蜘蛛の巣ボレーをするような選手が出てきたり(笑)、
そんなテニス村を想像するとワクワクしてきます。

でも実は移住することを決めたのは、
テニス村を作ること以外にもいくつか夢があったからです。

その中のひとつが、自給自足的な生活をすること。
テレビ番組のダッシュ村の影響かも知れません。笑
でも自分で作ったものを自分で食べたら感動するだろうなと思いませんか?
また無農薬で作った安全でおいしい食べ物を、
自分自身はもちろん、家族にも食べさせたいなという思いもありました。

とは言っても農業の経験など何もなかったので、
去年は3月~9月頃まで八ヶ岳山麓に60平米ほどの畑を借り、
実際に野菜を作ってみました。
ジャガイモ、レタス、ニンジン、ナス、とうもろこし、ホウレンソウなど、
うまくできたものも、できなかったものもありましたが、
一応最低限の野菜は作れそうだなという実感を持つことができました。

また食べるものを自分で作ることができれば、
必要以上にお金を稼ぐ必要がないということもポイントでした。
”半農半X”というコンセプトに出会った影響なのですが、
自分と自分の家族が食べるものを自給し、
自分の好きなことや得意なことで必要最低限のお金を稼ぐという考え方があります。
僕の場合、Xはまさしくテニス。

僕自身が”半農半X”を実践することによって、

「ああ、そういう生き方もあるんだな」

と知ってもらい、
もっと自分らしく好きなことを中心として生きていく人が増えればいいなぁと
密かに思っています。

それからもうひとつ大きな夢は、
子供たちが好きなことを中心に学んでいける学校を創ることです。
NHKなどでも紹介されたことがあるのですが、
”サドベリースクール”というアメリカ発の学校をご存知でしょうか?

この学校は驚くべきことに、授業のカリキュラムがありません。
子供たちには学校にいる間中、好きなことをする自由が与えられています。
例えば釣りが好きな生徒は一日中釣りをすることができます。
そんなことで文字や言葉を覚えたり、計算ができるようになったりと、
大人になってからの社会生活に必要なことを学べるのかと心配になるかもしれません。

でも子供は好きなことを通して、
それぞれのペースで、自分にとって必要なことを学んでいくというのが、
サドベリースクールのコンセプトです。

例えば釣りが好きな生徒が本当に釣り極めようと思うと
本が読みたくなるかもしれません。
そのときに文字や言葉を習いたいという自らの意志で学んでいくわけです。
そうすると、ただ学校や親にやらされている生徒よりも
何倍も速いペースで学べるのは当然ですよね。

こんな教育のシステムですが、
なんとアメリカのサドベリースクール卒業生の追跡調査では、
卒業後に有名大学を含む志望校に入る人や
起業して自分で事業をする人が本当に多いそうです。
そして何より、僕が一番素晴らしいなぁと思ったのは、
自分の人生に深く満足している人の比率が非常に高いという点です。

今の日本の教育システムは、大人が子供に学ぶべきことを押し付け、
むやみに競争をさせているように思います。
その結果、望む成績をあげれない人は自分自身に失望し、
たまたま優秀な成績をとることができた人でも、
自分が本当にやりたいことがわからないという人が多いように思います。

今の教育システムや競争の全てを否定するつもりはありませんが、
日本でもサドベリースタイルの学校が増えれば、
幸せな人生を歩む人が増えてくるのではないかと思っています。

既に東京都の自由が丘や、神奈川県の湘南、兵庫県の西宮市や姫路市、そして沖縄などでは、
サドベリースクールがスタートしていて、
僕も移住先の長野で設立することを夢見て少しづつ準備しているところです。

そして実は自分の住む家も、自分で作ろうと思っていて、
移住してからはまず、家作りからスタートします。
できるだけ自然素材のもので作りたかったので、
無垢の木を使ったログハウスを建てることにしました。

と言っても、丸太の木を自分で刻んで組んでいくのは本当に大変なので、
工場で指定した長さに加工してもらったキットを購入し、平屋を建てる予定です。
もう既に注文は完了していて、4月の中旬頃にキットが到着するのを待っている状態です。

自分で家を建てるなんて可能なの?
と思う方も多いと思いますが、
僕の友人で実際にログハウスを建てた人がいます。
僕も自分で建てるなんて言う発想が元からあったわけではありませんが、
その人のところに何回も遊びに行って話を聞くうちに、
だんだん建ててみたくなったわけです。笑

また自給自足なんて本当にできるの?
と疑問に思う方もいると思います。
僕も半信半疑だったので、実際に畑を借りて野菜を作ってみました。
そして実際に自給自足的な生活をしている家族のところへも4件ほど訪問し、
泊まらせてもらいながら話を聞くということもしてきました。
本でもよく調べてみると、どれだけの広さの土地があれば自給できるかとか、
実現化するための方法が詳しく書かれてあります。
そんなことをしているうちにこれも本当にやってようと思ったわけです。笑

学校を創る??
これも同じようにそんなことができるのかと思われると思いますが、
もう既に何十年も前から新しい学校教育の試みは続けられてきています。
その先人たちの苦労に比べれば、
その大変さは何十分の一に過ぎないと思っています。
それに上述しましたが、日本でも既に各地でスタートしています。
その方たちともコネクションができて来ているので、
協力しながら日本に新しい教育の波を起こして行きたいなと思っています。

このような夢を実現しようと意気込んでいるわけですが・・・

実はこれからの活動の拠点となる家を建てるための費用が、
300万円ほど足りなくなりそうです。
会社員ではないので、住宅ローンを組むことは難しく、
どのように資金を工面しようものか困っています。

そこでお願いなのですが、もし僕の夢に共感して下さる方や、
全部は共感できなくてもおもしろそうだから応援してやろうと
思って頂ける方がいらっしゃれば、
資金面でご協力頂けないでしょうか?

もちろん無償でというわけには行かないと思うので、
僕がみなさんに対して提供できる一番価値あるものを考えると、
やっぱりテニス上達のお手伝いをするということだと思いました。

もし応援して頂けるという方は、以下の中からご希望のものを選んで頂き、
先払いという形でご協力頂けませんでしょうか?

※4月末頃までに資金を工面しなければならないので、
”先払い”という形でお願いしています。

①テニス上達研究会ゴールド会員への入会 2年分:5万円
(DVD教材『フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!』
 も無料でプレゼントします。
 その他、月2回までメールでの個別相談ができます。

②テニス上達研究会シルバー会員への入会 2年1ヶ月分:2万円
(DVD教材『フェデラーと武道の達人の共通点から学ぶテニス上達の極意!』
 も無料でプレゼントします。
 個別のメール相談はできませんが、
 会員専用のSNSでコミュニケーションを取ることはできます。)

※テニス上達研究会とは、
僕が日々の研究の中で発見した上達のヒントを
毎月1回動画で配信するサービスです。
日頃のメールマガジンでお伝えしている内容を
深く知りたい方にオススメです。
もし入会して頂ける方は、”先払い”でお願いしたいので、
通常のお申込みではなく、まず以下のメールにご連絡ください。
dojo_admin@yanaharatennis.com
(@は半角に変えてください。)

研究会の詳細は以下(↓)のページをご覧ください。
http://yanaharatennis.com/kenkyumem.html

③道場練習会の参加券 1回2時間の5回分:2万円

※これまでのように月1回か2回、東京都の稲城市で開催。
http://yanaharatennis.com/practice.html

④プライベート or グループレッスン 1回2時間分:2万円

※コート代は別でお願いしています。
お受けできる場所は応相談ですが、
基本的には東京都稲城市か長野県上田市や軽井沢周辺。
実家のある兵庫県神戸市でも年2回ほど募集します。
http://yanaharatennis.com/private_lesson.html

⑤テニス合宿への参加券 一泊二日食費込み 3万円
(新しい試みですが、今年の夏頃から合宿を計画しています。
 場所は長野県上田市や軽井沢周辺を予定。
 テニスの技術面以外にも、才能を開花させるための考え方や
 心の話にまで踏み込んでお伝えしていく予定です。)

⑥寄付

※最近はテニスをされていない方や上級者でコーチレベルの方など、
「レッスンなどは必要ないけど応援したい」
と言ってくださる方が数名いらっしゃいましので、
厚かましくて大変恐縮ですが、
6番目の項目として”寄付”を付け加えさせて頂きます。

(僕の気持ちとしては何かお返しをさせて頂きたいと思っていますので、
家が出来たら是非遊びに来てくださいね。
畑でできた野菜でおもてなしさせて頂きます。)

もしご協力頂けるという方がいらっしゃれば、
僕のほうまでご返信頂けるとうれしいです。
②と③というように、複数でお申込み頂けると尚助かります。

その他、ご意見やご提案、そしてご質問などがあれば、
このメールにお気軽にご返信頂ければと思います。

非常に長いメールを最後まで読んで頂いて本当にありがとうございました。

また最近道場のメールマガジンにご登録頂いた方で、
まだ僕のことをあまり知らない方には、
このようなお願いをして不快な思いをさせてしまったかもしれません。
その場合はお許し頂ければと思います。

それではよろしくお願いいたします。

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