9月26日にレンタルバイク浜松にてVFR1200F(オーストラリア仕様)をレンタルし
300キロほどツーリングしたのでインプレしたいと思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/2c/c6e4085c2ff1a2ceba75d355d6b3b0b2.jpg)
当日のコース 走行距離300キロ
三遠南信道 ⇒ 国道151号 ⇒ 茶臼山高原道路(往復) ⇒ 国道153号 ⇒ 西加茂農道
⇒ 国道301号 ⇒ 本宮山スカイライン ⇒ 国道 301号 ⇒ 三ヶ日 オレンジロード
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/cc/992545c6a771cad30f6668ba183dd4e4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/61/ec/ec973c184aed3938f2310c24536c8e56_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/75/ae4860ab778b40ea50ea730e4573b36d_s.jpg)
性能(国内仕様)
車名・型式
EBL-SC63
全長(mm)
2,250
全幅(mm)
755 740
全高(mm)
1,220
軸距(mm)
1,545
最低地上高(mm)
125
シート高(mm)
790
車両重量(kg)
268
乗車定員(人)
2
燃料消費率(km/L)
22.5
(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m)
3.5
エンジン型式
SC63E
エンジン種類
水冷4ストロークOHC4バルブV型4気筒
総排気量(cm3)
1,236
内径×行程(mm)
81.0×60.0
圧縮比
12.0
最高出力
(kW[PS]/rpm)
82[111]/7,500
輸出仕様は
127KW 172馬力
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
120[12.2]/5,500
燃料供給装置形式
電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
使用燃料種類
無鉛プレミアムガソリン
始動方式
セルフ式
点火装置形式
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式
圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)
19
クラッチ形式
湿式多板
ダイヤフラムスプリング式 湿式多板
コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン 電子式6段変速
キャスター角(度)
25° 30′
トレール量(mm)
101
タイヤ(前)
120/70ZR17M/C(58W)
タイヤ(後)
190/55ZR17M/C(75W)
ブレーキ形式(前)
油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)
油圧式ディスク
懸架方式(前)
テレスコピック式(倒立サス)
懸架方式(後)
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式
ダイヤモンド
エンジンフィーリング
搭載されるV4エンジンは、公道では持て余すパワーを発揮し、
高速道で少し回してやるとあっという間に160キロまで加速する。
今回試乗したはフルパワーの輸出仕様だったためなおさらだが、
国内仕様でもリミッターが効く範囲では輸出仕様とそう変わらないだろう。
ただV4エンジンは直四エンジンと比較すると、鼓動感はあるが
なめらかさは劣るので、好みの分かれるところだろう。
高速性能
先に記したように、凄まじいエンジンパワーで許されるなら
200キロ巡航も楽にこなすだろう。
ただ下の写真のように、標準のスクリーンはあまりウィンドウプロテクション能力が
高くないので、向かい風を強烈に受けることとなるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/a8/8572d1b22786ebd626b628cb177fffb7_s.jpg)
コーナリング
今回のツーリングでかなり峠を走ったのだが、やはりヒラヒラ感は薄く、全体的に重く感じるが、
重心は高いのでコーナーで恐怖心が高くなる。
後半にはバイクに慣れ、その恐怖心も薄まったが、やはりこのバイクは、
ツアラー的な走り方の方が向いている印象だった。
取り回し
車重は少し重いが、足付きはそんなに悪くないので、標準的な取り回しと言えるだろう。
燃費
ほとんどが下道で、かつ峠での走行比率が高かったこともあるが、
リッター15キロとあまりよくない成績だった。
その他長所
・デザイン・質感
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/c1/2772e5426271985e83b389005f453fc2_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/09/fd/5af2000e464c3c38abde3a785d3dccbd_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/93/14809e6238eabc064a0b0fcd9c031e3f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/57/770dc63012680b22af5f0937e9d6a62e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2a/88/737f90e111384d800c83c66c07fc4c03_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/30/de/02cf28f0fea2098159f5a64ab4a4b9a1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/65/e2/ca3ec55b08c9760dcc0cab56f3a6a6e5_s.jpg)
否定的な意見もあるが、デザイン・質感のレベルはかなり高いと思う。
・シャフトドライブ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/18/e9/6b575b6f9b0e117f67bb015a7dc7ea87_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/21/fe2b0475793cce6ddad352b9301524bf_s.jpg)
少しエンジンとのダイレクトが薄まる感があるものの、メンテナンスフリーのドライブシャフトを
搭載しているというのは、大きなセールスポイントだろう。
・ブレーキ
握り始めから制動力が強いセッティングで、個人的には好ましいフィーリングだった。
その他短所
・ライディングポジション
よく言われることだが、前傾姿勢がきつく感じる。
SSやメガスポーツのように体全体が寝るのではなく
下半身は直立気味で、上半身だけで前傾姿勢になるので
尚更その疲労を感じてしまう。
・重たいクラッチ
総評 CBR1100XXと比較して
VFR1200は発表時より、そのデザインとDCTに惹かれて、
機会があれば購入したいと思っており、
最近レッドバロンで、MTなら新車の値段が110万円まで下がってきたので、
もし今回の試乗で気に入れば、本気で購入しようとまで思っていたが、
率直に言うと試乗した結果、少なくともMTのVFR1200の購入は取り止めとなった。
VFR1200と私が以前所有していたCBR1100XX(99年式FI型・輸出仕様)
は、車体の構成は全く異なるが、
ホンダスポーツツアラーのフラッグシップというポジションは重なっている。
そのCBR1100XXとVFR1200の各要素を5点満点で比較すると、
1.エンジン
VFR1200 5点
CBR1100XX 4点
私の所有していたXXが5万キロ超えの中古車だったこともあるが、エンジンパワー、フィーリングはVFRが上との印象を受けた。
2・コーナリング
VFR1200 3点
CBR1100XX 4点
どちらも重いが、安定感はXXが上回る。
3・デザイン・質感
VFR1200 5点
CBR1100XX 4点
デザインは好み次第だが、質感はVFRが間違えなく上回る。
4・快適性
VFR1200 2点
CBR1100XX 4点
XXは体全体が前傾するため、疲労が分散するがVFRは尻と腰に疲労が集中する。
5・燃費
VFR1200 2点
CBR1100XX 2点
どちらも15キロ程度
6・その他装備
VFRはドライブシャフト駆動により +1点
両者の得点は同点となるが、私の中でウエイトが高い、コーナリングと快適性ではXXの
勝利となるため、私の中ではXXの評価が上回る。
レッドバロンでの値下がり具合を見てもこのVFR1200がホンダの期待ほど売れていないの明らかである。
もしVFRがCBR1100XXのように、車重が低く安定していて、ライディングポジションがもっと快適なら
もう少し販売も好調だったのではないか。
少なくとも日本のライダーが求めるのはホンダが作った隼だと思うので、モデルチェンジがあるなら
その方向に進んで欲しい。
300キロほどツーリングしたのでインプレしたいと思う。
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当日のコース 走行距離300キロ
三遠南信道 ⇒ 国道151号 ⇒ 茶臼山高原道路(往復) ⇒ 国道153号 ⇒ 西加茂農道
⇒ 国道301号 ⇒ 本宮山スカイライン ⇒ 国道 301号 ⇒ 三ヶ日 オレンジロード
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性能(国内仕様)
車名・型式
EBL-SC63
全長(mm)
2,250
全幅(mm)
755 740
全高(mm)
1,220
軸距(mm)
1,545
最低地上高(mm)
125
シート高(mm)
790
車両重量(kg)
268
乗車定員(人)
2
燃料消費率(km/L)
22.5
(60km/h定地走行テスト値)
最小回転半径(m)
3.5
エンジン型式
SC63E
エンジン種類
水冷4ストロークOHC4バルブV型4気筒
総排気量(cm3)
1,236
内径×行程(mm)
81.0×60.0
圧縮比
12.0
最高出力
(kW[PS]/rpm)
82[111]/7,500
輸出仕様は
127KW 172馬力
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
120[12.2]/5,500
燃料供給装置形式
電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
使用燃料種類
無鉛プレミアムガソリン
始動方式
セルフ式
点火装置形式
フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式
圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L)
19
クラッチ形式
湿式多板
ダイヤフラムスプリング式 湿式多板
コイルスプリング式
変速機形式
常時噛合式6段リターン 電子式6段変速
キャスター角(度)
25° 30′
トレール量(mm)
101
タイヤ(前)
120/70ZR17M/C(58W)
タイヤ(後)
190/55ZR17M/C(75W)
ブレーキ形式(前)
油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後)
油圧式ディスク
懸架方式(前)
テレスコピック式(倒立サス)
懸架方式(後)
スイングアーム式(プロリンク)
フレーム形式
ダイヤモンド
エンジンフィーリング
搭載されるV4エンジンは、公道では持て余すパワーを発揮し、
高速道で少し回してやるとあっという間に160キロまで加速する。
今回試乗したはフルパワーの輸出仕様だったためなおさらだが、
国内仕様でもリミッターが効く範囲では輸出仕様とそう変わらないだろう。
ただV4エンジンは直四エンジンと比較すると、鼓動感はあるが
なめらかさは劣るので、好みの分かれるところだろう。
高速性能
先に記したように、凄まじいエンジンパワーで許されるなら
200キロ巡航も楽にこなすだろう。
ただ下の写真のように、標準のスクリーンはあまりウィンドウプロテクション能力が
高くないので、向かい風を強烈に受けることとなるだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/a8/8572d1b22786ebd626b628cb177fffb7_s.jpg)
コーナリング
今回のツーリングでかなり峠を走ったのだが、やはりヒラヒラ感は薄く、全体的に重く感じるが、
重心は高いのでコーナーで恐怖心が高くなる。
後半にはバイクに慣れ、その恐怖心も薄まったが、やはりこのバイクは、
ツアラー的な走り方の方が向いている印象だった。
取り回し
車重は少し重いが、足付きはそんなに悪くないので、標準的な取り回しと言えるだろう。
燃費
ほとんどが下道で、かつ峠での走行比率が高かったこともあるが、
リッター15キロとあまりよくない成績だった。
その他長所
・デザイン・質感
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/17/c1/2772e5426271985e83b389005f453fc2_s.jpg)
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否定的な意見もあるが、デザイン・質感のレベルはかなり高いと思う。
・シャフトドライブ
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/21/fe2b0475793cce6ddad352b9301524bf_s.jpg)
少しエンジンとのダイレクトが薄まる感があるものの、メンテナンスフリーのドライブシャフトを
搭載しているというのは、大きなセールスポイントだろう。
・ブレーキ
握り始めから制動力が強いセッティングで、個人的には好ましいフィーリングだった。
その他短所
・ライディングポジション
よく言われることだが、前傾姿勢がきつく感じる。
SSやメガスポーツのように体全体が寝るのではなく
下半身は直立気味で、上半身だけで前傾姿勢になるので
尚更その疲労を感じてしまう。
・重たいクラッチ
総評 CBR1100XXと比較して
VFR1200は発表時より、そのデザインとDCTに惹かれて、
機会があれば購入したいと思っており、
最近レッドバロンで、MTなら新車の値段が110万円まで下がってきたので、
もし今回の試乗で気に入れば、本気で購入しようとまで思っていたが、
率直に言うと試乗した結果、少なくともMTのVFR1200の購入は取り止めとなった。
VFR1200と私が以前所有していたCBR1100XX(99年式FI型・輸出仕様)
は、車体の構成は全く異なるが、
ホンダスポーツツアラーのフラッグシップというポジションは重なっている。
そのCBR1100XXとVFR1200の各要素を5点満点で比較すると、
1.エンジン
VFR1200 5点
CBR1100XX 4点
私の所有していたXXが5万キロ超えの中古車だったこともあるが、エンジンパワー、フィーリングはVFRが上との印象を受けた。
2・コーナリング
VFR1200 3点
CBR1100XX 4点
どちらも重いが、安定感はXXが上回る。
3・デザイン・質感
VFR1200 5点
CBR1100XX 4点
デザインは好み次第だが、質感はVFRが間違えなく上回る。
4・快適性
VFR1200 2点
CBR1100XX 4点
XXは体全体が前傾するため、疲労が分散するがVFRは尻と腰に疲労が集中する。
5・燃費
VFR1200 2点
CBR1100XX 2点
どちらも15キロ程度
6・その他装備
VFRはドライブシャフト駆動により +1点
両者の得点は同点となるが、私の中でウエイトが高い、コーナリングと快適性ではXXの
勝利となるため、私の中ではXXの評価が上回る。
レッドバロンでの値下がり具合を見てもこのVFR1200がホンダの期待ほど売れていないの明らかである。
もしVFRがCBR1100XXのように、車重が低く安定していて、ライディングポジションがもっと快適なら
もう少し販売も好調だったのではないか。
少なくとも日本のライダーが求めるのはホンダが作った隼だと思うので、モデルチェンジがあるなら
その方向に進んで欲しい。