バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

ドラッグスター400 その1

2013-08-08 01:13:08 | バイク試乗、レンタル ヤマハ
 2013年8月3日にドラッグスター400をレンタルし290キロほどツーリングしたので、

インプレを行いたい。




ツーリングコース


 
走行距離 290キロ

走行時間 6時間

休憩時間 2時間



スペック


認定型式/原動機打刻型式

EBL-VH02J/H602E

全長×全幅×全高

2,340mm×840mm×1,065mm

シート高

660mm


軸間距離

1,610mm


最低地上高

140mm


車両重量

234kg



舗装平坦路燃費

39.0km/L(60km/h)



原動機種類

空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ



気筒数配列

V型2気筒



総排気量

399cm3



内径×行程

68.0mm×55.0mm



圧縮比

9.7:1



最高出力

22kW(30PS)/7,500r/min



最大トルク

31N・m(3.2kgf・m)/6,250r/min



始動方式

セルフ式



潤滑方式

強制圧送ウェットサンプ



エンジンオイル容量

3.2L



燃料タンク容量

15L



燃料供給

フューエルインジェクション



点火方式

TCI(トランジスタ式)



バッテリー容量/種類

12V, 8.6AH(10H)/YTZ10S



1次減速比/2次減速比

2.028/3.070



クラッチ形式

湿式多板



変速機形式

常時噛合式5段/リターン式



変速比

1速 2.714 2速 1.900 3速 1.458
4速 1.166 5速 0.966



フレーム形式

ダブルクレードル



キャスター/トレール

35°00′/153mm



タイヤサイズ(前/後)

100/90-19M/C 57S/170/80-15M/C 77S(前後チューブタイプ)



ブレーキ形式(前/後)

油圧式シングルディスク/機械式リーディング・トレーリング(ドラム)



懸架方式(前/後)

テレスコピック/スイングアーム



ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ

ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1



乗車定員

2名

メーカー希望小売価格
ドラッグスター400(マットグレー)760,200円 (本体価格 724,000円)ドラッグスター400(レッド, ブラック)812,700円 (本体価格 774,000円)



エンジンフィーリング

 アメリカンとはいえ、排気量が400CCしかないため、エンジンの鼓動感はほとんどなく、どちらかといえばスムーズに吹け上がる系統のエンジンである。

(同じ400CCのCB400SFGSR400には遠く及ばないが)

またエンジン音は極めて静かであり、個人的には評価できるが、アメリカンが好きなタイプのライダーにはマイナスポイントになるだろう。


高速性能

 平地においては120キロ巡航が可能だが、勾配がある場合は5速のままでは100キロ以下に速度が低下してしまう、

140キロも平地でエンジンをブン回せば可能だが、それをキープするのは苦しいだろう。


コーナーリング

 車高はかなり低く、一般の走行ではほとんど問題はないが、鈴鹿スカイラインのような峠では、ステップをすらないよう常に意識しなければならず、

ストレスが溜まってしまう。

 ブレーキ性能も同じアメリカンでも、先日レンタルしたトライアンフ スピードマスターと比較すると、パワーが半分以下であることを考慮しても

大きく劣るため、余裕を持った減速が必要とされる。


取り回し

 車高は極めて低く、小柄な女性でも足つきは全く問題ないが、車体は大きく重く、低速ではハンドルが切れ込みすぎる感があるので、注意が必要である。

乗り心地

 アメリカンに共通したことだが、サスのストロークが短いため、路面の衝撃がライダーにダイレクトに伝わる。

シートはバックレストが一体化された形状となっているため腰と尻に疲労は分散されるが、ポジションに自由度が少ないため、

長時間の乗車では疲労度が高まる。




燃費

 今回のツーリングではリッター22キロ程度と、400CCとしてはやや物足りない燃費だった。

その他

 ・ドライブシャフトの欠点は感じず、メンテナンスフリーであることのポイントは大きい。
 
 ・ウインカーやニュートラルなどのインジケータも少し凹ませて配置することによって直射日光の影響を軽減している。

 ・メッキ類など、外装のクオリティーは高い。


総評

 同じアメリカンであるため、どうしても先回レンタルした トライアンフ スピードマスターと比べざるを得ないのだが、

走行性能に関しては、2倍以上の排気量差もあってエンジントルクを筆頭にスピードマスターの圧勝である。

 やはり400CCでこの車格のアメリカンを成立させるのは厳しいというのが実感である。

 もし中型免許を取って、最初のバイクを選ぶなら、CB400SFやGSR400のような高性能ネイキッドで、まずバイクの基本的な楽しさを知ったほうが良いと思うし、

どうしてもアメリカンが良いと言うのなら、一気に大型免許を取得し、800CC以上の車両を購入したほうが、むしろ乗りやすく満足できるのではないか。
 
  

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2014-04-15 22:06:15
バイク買えないやつは批判しかせんからウザいな。
レンタルで短時間試乗しただけでそのバイクの評価を付けるのはおかしいだろ。
返信する
Unknown (。。。)
2014-10-28 17:36:15
>Unknown (Unknown)
>2014-04-15 22:06:15
>バイク買えないやつは批判しかせんからウザいな。
>レンタルで短時間試乗しただけでそのバイクの評価を>付けるのはおかしいだろ。

お気持ちよく分かります。
高性能・高機能だけがバイクの良さとは限りません。
返信する
Unknown (Unknown)
2014-12-12 15:53:47
ドラスタの事を
全く理解していない笑
返信する
Unknown (Unknown)
2015-08-31 17:06:38
パワー=いいバイクと思ってるバカ
バカみたいにデカいバイクに乗ってろ!
返信する
Unknown (Unknown)
2016-08-31 00:41:08
ビンボー学生のひがみがすごいな(笑)はっきり言って400アメリカンは無い。誰でも金があるなら海外モデルのスターシリーズ買うだろ
返信する
Unknown (Unknown)
2017-02-23 02:06:14
これはクソレビュー。

乗りたいバイクに乗り、
愛着を深めてもっと好きになる。
それでいいのですよ。
返信する
マルテンサイト千年サムライイノベーション (グローバル鉄の道)
2024-08-31 16:41:18
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
返信する

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