バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

2015年 夏の北海道ツーリング 4日目 その4 海の宿 みさき

2016-06-28 22:08:21 | ツーリング 北海道
 15:00ころ納沙布岬を出発し、今晩の宿の別海町にある 

海の宿 みさき へむかう。

 道道35号、国道44号、国道243、244号を経由して、

16時40分に 海の宿 みさき に到着。

Cポイント 海の宿 みさき 16;40

周辺で安い宿が予約できなかったため、私としては珍しく奮発して

7000円で夕食、昼食付きのコースを予約した。

  
(部屋はいかにも民宿という感じだが、清潔に保たれている)

     
(夕食は粗末ではないが、以前遠野で泊まった徳田屋旅館のような豪華さを期待していたので、いささか拍子抜けであった)

(朝食は鮭の切り身が入った茶漬けという、なかなか珍しいメニューだった)

8月9日の走行距離 418キロ 

主な出費

朝食(セイコーマート) 400円

昼食(セイコーマート) 600円

ガソリン代 (リッター28キロ、単価150円換算) 2,240円

宿泊費 (海の宿 みさき) 7000円

計 10,240円
 
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2015年 夏の北海道ツーリング 4日目 その3  納沙布(ノサップ)岬

2016-06-28 21:08:36 | ツーリング 北海道
 14時頃根室市に到着、給油を済ませ北海道最東端の納沙布岬を目指す。

   
(根室半島を周遊する道道35号沿いには広大な原野が広がる。)

Bポイント 納沙布岬 14:35

 ついに北方領土をのぞむ最果ての地、納沙布岬灯台に到着。

     
(日本最東端の灯台、海の先にうっすらと歯舞諸島が見える)

 灯台から少し離れた、望郷の岬公園には様々なオブジェや施設が並ぶ。

  
 (公園には巨大な駐車場が付随する)
    
  (北方領土返還を祈るモニュメント達)

(望郷の塔 通称オーロラタワーはほどんど観光客が居る気配もなく、ひっそりしている)

 
(北方領土に関する資料館 北方の館)

    
(返せ北方領土という標語が生々しい)

 政治的なことはともかく、ライダーとしては北方4島ひいては樺太まで、

フェリーに乗って北海道に来るような感覚でツーリングができる状況になれば

ありがたいが、今のところは夢のまた夢といった感じである。


 



 






 
 
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2015年 夏の北海道ツーリング 4日目 その2 北太平洋シーサイドライン後半

2016-06-27 22:25:40 | ツーリング 北海道
いよいよツーリングマップルでも良道に指定さている厚岸・釧路間の

北太平洋シーサイドラインを走る。

 厚岸から根室まで約100キロを走り抜けたが、森有り、海有り、湿原有りと

様々な表情を見せる、北海道でも上位に入る良道だといえる。

 北海道の道はどうしてもひたすらに直線が続く物が多いが、

北太平洋シーサイドラインは北海道の景色を楽しみながら、

適度なスポーツライディングが楽しめるところが、

ポイントが高い。

 これだけ楽しめる道なのに、いまいち知名度が低いのは、

北海道の隅っこにあってアクセスしにくいのと、

やはりライダーにとって北海道ツーリングといえば、

牧場や畑の中の直線道を、とことこ走るイメージが強いからだろうか。




     
原生花園あやめヶ原 6月下旬から7月上旬にかけてはあやめが咲き誇り、美しい景色を見せてくれるそうだが、
8月中旬時点ではただの森林でしかないのですぐに出発する。)

    
(湿原を展望できる、琵琶瀬展望台)

    

  
(北海道ならではの湿原を見ながらツーリングを楽しむことができる)

    

  
(海への展望が良い羨古丹(うらやこたん)駐車公園)

    

   
(根室市に近づくにつれ、牧場や風力発電所などの施設が現れる)






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2015年 夏の北海道ツーリング 4日目 その1 北太平洋シーサイドライン前半

2016-06-26 00:55:23 | ツーリング 北海道


8月9日 走行距離 420キロ

主なルート

国道38号 → 道道142号 → 国道44号 → 道道123号 → 道道142号 

→ 道道35号 → 国道44号 → 国道244号

7時40分ころにバイクステーション帯広を出発、  

とりあえず釧路市を目指し、国道38号を進む。

帯広から釧路までの距離は120キロ程度だが、コンビニで朝食をとったり、

道の駅で休憩しながら進み、2時間半後の10時15分ころに釧路を通過、

今日の目的の一つである、北太平洋シーサイドライン

(道道142号 → 国道44号 → 道道123号)に到着する。

 2013年の北海道ツーリングの時も北太平洋シーサイドラインの走行は

予定していたが、天候が良くなかったので釧路周辺の観光に切り替えたが、

今回は曇り空ではあるが、雲の隙間から日が差しているので、雨の心配はしなくとも

良さそうである。

 北太平洋シーサイドラインは大きく分けると釧路から厚岸の前半と

厚岸から根室の後半に分かれているので、まずは道道142号経由で

厚岸を目指すことにする。

     
(道道142号はうっ蒼とした森を駆け抜けるワインディングで、海への展望はあまりよくないが、何点か海へのビューポイントが存在する)

     
(道道142号と道道123号の間は釧路~根室のメインルート国道44号走行する。)

Aポイント 道の駅 厚岸グルメパーク 11:50

     

   

厚岸といえば牡蠣が有名なので、できれば食べたかったのだが、

この道の駅はじゃらんの道の駅ランキング飲食部門でV5を達成しているほど有名な道の駅で、

なおかつ盆休みの昼飯時とあって食堂は超満員でとても時間がかかりそうだったので、

潔く諦めて10分ほど休んだだけで出発し、昼食も朝食に続きセイコーマートということとなった。

 






 
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2015年 夏の北海道ツーリング 3日目 その5 帯広駅前 ~ カレーショップインデアン 

2016-06-24 21:04:50 | ツーリング 北海道
 持参したツーリングマップルと北海道ツーリングのガイドブックを

リアシートとツーリングネットの間に挟んでいたのだが、

いつの間にかツーリングネットが外れ、2冊とも落としてしまった。

 ガイドブックはともかく、ツーリングマップルがなければ、

ツーリングの計画をたてることがむずかしいので、再度購入するために

書店を探して帯広駅前にやってきたのであった。


 幸いなことに、駅前の日本に残った数少ない長崎屋の中に結構大きな書店があって、

そこで無事にツーリングマップルを手に入れることができた。

 お次は夕食をというところだが、帯広といえば当然豚丼が名物なので、レットバロンの店員さんに

何店かおししい店を聞いていたのだがお腹もすいたし、あたりも暗くなってきたので、

駅前周辺で済まそうと思っていたところ、長崎屋の中でカレーショップインデアンを発見、

レットバロンの店員さんが「カレーショップインデアンも、わざわざ帯広までツーリングがてら食べに来る人がいるほど、

有名ですよ」と言っていたことを思い出し、どうせ4日後もここに泊まるのだから、その時に豚丼を食べればいい(その目論見は大きく崩れるのだが)

と思い、今晩の夕食はカレーとすることにした。

カレーはこの写真のようにドロドロとしていてココイチの系統ではなく、金沢が本店のゴーゴーカレーに近いものだった。

カレー自体は美味しいのだが、ゴーゴーカレーは地元でも何度か食べたことがあるので、「北海道まで来て、食べなくともよかったなあ」というのが

正直な感想であった。

腹ごなしが済んだあとは、帯広駅前を散策。   

     

    

 帯広も多くの地方都市同様、車社会なのであまり賑わっているとはいえないが、駅前はかなり綺麗に再開発されていて、

ボロボロのビルや閉店した店が並んでいることがないので好感が持てる。

 駅の中に入ってみると、   

構内に繁盛している豚丼専門店を発見。

あとで調べてみると「ぶたはげ」という店で、ばんちょう程ではないもののそれなりに有名店なようなので、4日後はここで豚丼を食べようと

思いつつ駅前をあとにしたのであった。




8月8日の走行距離 288キロ



 主な出費

 昼食(えりもラーメンとミニいくら丼のセット) 1,500円
 
 夕食 (カレーショップインデアン カツカレー)658円

  半田ファームアイスクリーム 300円

  ばんえい競馬 馬券  500円

  ツーリングマップル北海道版 1,800円 
 
 ガソリン代 (リッター28キロ、単価150円換算) 1,540円

 バイクステーション帯広(ビジター料金)  2,160円
 
 合計 8,458円 







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2015年 夏の北海道ツーリング 3日目 その4 帯広ばんえい競馬 

2016-06-21 22:49:57 | ツーリング 北海道
今回の北海道ツーリングで2日目(実質的には1日目)の宿泊地に

帯広を選んだ大きな理由は、土曜、日曜だけ開催される、帯広ばんえい競馬

を一度体験したいと思っていたからである。

 競馬場は市の中心部に近い場所にあるので、宿泊先のレットバロン帯広から

バイクで10分もかからず到着した。

 地方競馬といえば、場末の寂れた印象があるが、帯広ばんえい競馬場は

ものめずらしさのため観光地化しているのか、飲食店や土産物屋も充実している。



駐車場にバイクを停車

  
特に競馬場前は小奇麗で、家族でも楽しめる場所になっている。

   
レース会場のレイアウトもばんえい競馬ならでは独特なものになっている

 レース前にパドックで出走する馬をみることこができるのだが

サラブレットと比較すると、体や足の太さが同じ馬とは思えないほど太く、

軍馬や農耕馬そのもので度肝をぬかれる。

   
 この馬の後ろ足で蹴られたら間違いなく即死だろう


 実際のレースについては、もちろん通常の競馬とは異質で、

重たいソリを引いて、坂道のある直線を走るというもので、

もともとのスピードもせいぜい10キロ程度なうえ、

完走するために馬を途中で休憩させるので、スタートから

ゴールまで、真横で馬を追いかけて応援することもできる。

  
出走する馬の頭数は通常の競馬と比較して少ない

    
何枚か馬券を買ったが、一回も当たらなかった

 2時間くらい競馬を楽しみ競馬場を後にしたが、

日本で唯一残ったばんえい競馬は、一度体験する価値があるので、

北海道ツーリングついでの観光に、お勧めしたいスポットである。

  




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KTM 690 DUKE その1

2016-06-16 03:35:41 | バイク試乗、レンタル 海外メーカー
 2016年6月11日にレンタルバイク南名古屋にて

KTM 690 DUKEをレンタルし380キロ程度ツーリング

したのでインプレしたい。




当日のコース 380キロ



主な走行ルート

伊勢湾岸道 名港潮見IC ~ 四日市IC → 鈴鹿スカイライン

→ 国道421号 → 滋賀県道34号 → 国道306号

→ 名神自動車道 彦根IC → 木之本IC → 奥琵琶湖パークウェイ

→ 北陸自動車道 木之本IC ~ 名神自動車道 八日市IC

→ 鈴鹿スカイライン → 国道23号

性能

長/ 全幅/ 全高 2,186 / 843 / 1,165㎜
エンジン型式 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒
総排気量 692.7cc
ボア×ストローク 105×79.7mm
最高出力 54KW(73HP) / 8,000RPM
最大トルク 70NM / 6,500RPM
圧縮比 12.7 : 1
始動方式 セル式
変速機 6速
燃料供給方式 KEIHIN EFI(THROTTLE BODY50 ㎜)
潤滑方式 オイル圧送式(2PUMPS)
一次減速比/二次減速比) 36:79 / 16:40
クラッチ APTCスリッパークラッチ油圧操作式
マネージメント/イグニッション RBW / KEIHIN製EMSダブルイグニッション
トラクションコントロール TC(3モード・解除可能・オプション)
フレーム クロームモリブデン鋼トレリスフレーム(パウダーコート)
サブフレーム アルミニウム
ハンドルバー アルミニウム φ28 / 22mm
フロントサスペンション WP製倒立フォーク Φ43㎜
リアサスペンション WP製モノショック・プロレバーリンクプリロードアジャスター
サスペンションストローク(F/R) 135 / 135㎜
ブレーキ(F) BREMBO製ディスク(BOSCH+ 9M ABS)ブレーキ 320㎜
ブレーキ(R) BREMBO製ディスクブレーキ(BOSCH 9M+ ABS)240㎜
ホイール(F/R) 3.50×17" / 5.00×17"
タイヤ(F/R) 120/70R-17" / 160/60R-17
サイレンサー ステンレススチール
キャスター角 63.5°
ホイールベース 1,466±15㎜
最低地上高(無負荷) 192㎜
シート高 835㎜
燃料タンク容量 約14L / 3.2Lリザーブ
車両重量(燃料含まず) 152.5㎏
乗車定員 2名
カラーバリエーション オレンジ / ホワイト
保証期間 2年間
生産国 オーストリア
メーカー希望小売価格 (本体価格:8%消費税込) 950,000円

 マイナーなバイクであるKTM 690 DUKEだが、個人的には、Z750Sからの
 
乗り換えを検討していた頃に、軽量なミドルクラスのバイクとして検討したこともあった機体である。



 結局はそのニーズに合致したMTシリーズが発売され、

私はMT-07に乗り換える事となったので、

今回はMT-07と比較しながらインプレしたい。




主な性能をMT-07と比較すると以下のようになる

      690DUKE   MT-07
車重    152.5KG   164KG
(乾燥)
シート高  835mm    805mm

パワー   73PS/8000  73PS/9000

トルク   70N/6500   68N/6500

タンク   14L      13L

価格    95万     75万

こうして比較してみると、カタログスペック上、

この2車はかなり近い値となっていることがわかる。



エンジンフィーリング・高速性能

690DUKEの最大の特徴は、なんといっても単気筒

(シングル)エンジンを搭載していることだろう。

 700CC~800CC前後のミドルクラスの搭載エンジンは

ほとんどがツインで、単気筒を搭載しているのは

ビックオフを除けば、ほぼ690 DUKEのみと言ってもよい。



 単気筒なだけあって、エンジン音・振動は大きく、

鼓動感を感じさせるものとなっている。

 この鼓動感が、バイクに乗っているという気分を

高める効果がある反面、街乗りやロングツーリング

では疲労度が高くなり、振動が大きいためハンドルを

握っている手も痺れてしまう。


 高速性能についても、上記のようにただでさえ振動が

大きいエンジンなのに、回さなければパワーが出ないし、

見てのとおりウィンドウプロテクションもゼロに等しい

(これはMT-07も同様だが)ので、エンジンパワー的には

140キロ巡航も余裕だが、快適に巡航できるのは120キロ

程度となっている。


 ハンドリング・乗り心地

イール長はMT-07より5センチ程度長いが、

車重の軽さはカタログではMT-07を上回って

いることもあって、MT-07と同様に軽快な

ハンドリングとなっている。



 しかしツインのMT-07と比較すると、

アクセルに対する、エンジンのレスポンスが

鋭く、自分が思っているより加速してしまう

傾向があるため、私程度の腕では

ワインディングを攻めるとき、

MT-07よりもコントロールが難しいと感じた。


 乗り心地については、しつこいようだが

シングルエンジンなので振動が大きく、

MT-07に対し大きく劣っているが、

 シートについては座面も広く、

クッションの出来もよいので、尻に対する

負担は少なく、乗車姿勢もモタード風の

直立したものなので、高速走行には

向いていないが、腰や手首に対する

負担は少ない。




 取り回し

 シート高は高めだが車重が軽いため、

背がある程度あれば、大型バイクとしては

非常に取り回し易いバイクである。

 ただモタード風の幅広ハンドルを装備している

ため、全幅は843mmとMT-07に対し10センチ近く

広いため、すり抜けはやりにくい。


 燃費

 燃費については、ツーリングで実測したところ、

リッター25キロとMT-07に匹敵する燃費を叩き出し、

なかなかの高燃費と言える。

 ただしデジタル式の燃料計については、もしかしたら故障している

のかもしれないが、ガソリンを満タンにしてもメモリが

MAXにならず、200キロ以上走行してかなりガソリン残量が

少なくなった状態でも、メモリは半分くらいの位置を示すなど

ほとんどあてにならなかった。

(それは燃料計でなく水温計だという指摘がありましたので、
 
 上の文章については訂正します)


メーター、デザイン

 メーターについては、特に可もなく不可もなくという感じだが、

常時表示ではないものの、切り替えでギアポジションが表示できる

ことは評価できる。



 デザインについてもカッコ悪いわけではないが、一般的な

モタードのデザインで、新鮮味は感じられない。




 総評

 上で述べたように、バイクとしての完成度はMT-07に遠く及ばず、

且つ価格も20万円高いとあっては、総合的な評価で690DUKEに

勝ち目が無いのは明らかである。


 ただフォローするわけではないが、そんなことはKTMも

十分承知しているだろう。

 MT-07は世界2位のバイクメーカーであるヤマハが、

たっぷりと開発費をかけて、ミドルクラスでナンバー1

を取るために生まれたのに対し、

 690DUKEはヤマハから見れば、幼稚園児くらいの規模の

KTMが、好きな人だけが乗ってくれれば良い、オンリーワン

を目指して開発されたバイクだと思うからである。


 おそらく大型バイクの免許取立てで、このバイクを

購入する人はゼロに近く、何台ものバイクを乗り継いだ

ライダーが欠点を承知で、単気筒の魅力に惹かれ、

購入するのが、理想的な姿だと言えるだろう。


 



















 
 
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