
2017年11月19日にGSX250Rをレンタルバイク豊田にてレンタルし、
230キロ程度ツーリングしたのでインプレしたい。
当日のツーリングルート
本宮山スカイライン、西加茂農道、奥矢作湖など

なんと、今回レンタルしたGSX250Rは完全な新車で走行距離ゼロからのスタートであった。
性能
型式 2BK-DN11A
全長 / 全幅 / 全高 2,085 mm / 740 mm / 1,110 mm
軸間距離 / 最低地上高 1,430 mm / 160 mm
シート高 790 mm
装備重量 178 kg
燃料消費率
WMTCモード値 32.5 km/L(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時
最小回転半径 2.9 m
エンジン型式 / 弁方式 J517・水冷・4サイクル・2気筒 / SOHC・2バルブ
総排気量 248 cm3
内径×行程 / 圧縮比 53.5 mm×55.2 mm / 11.5
最高出力 ※6 18 kW〈24 PS〉/ 8,000 rpm
最大トルク ※6 22 N・m〈2.2 kgf・m〉/6,500 rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 2.4 L
燃料タンク容量 15 L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.416
2速 1.529
3速 1.181
4速 1.043
5速 0.909
6速 0.807
減速比(1次 / 2次) 3.238 / 3.285
フレーム形式 セミダブルクレードル
キャスター / トレール 25°35′/ 104 mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式シングルディスク / 油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前 / 後) 110/80-17M/C 57H / 140/70-17M/C 66H
舵取り角左右 34°
乗車定員 2名
排出ガス基準 平成28年二輪車排出ガス規制に対応
GSX250Rの性能を一番のライバルと思われるYZF-R25やニンジャ250と比較すると以下のようになる
R25 ニンジャ250 GSX250R
シート高 780mm 785mm 790mm
重量 166KG 172KG 178KG
車軸間 1380mm 1410mm 1430mm
パワー 36PS/12000 31PS/11000 24PS/8000
トルク 23N/10000 21N/8500 22N/6500
タンク 14L 17L 15L
燃費(WMTC) 26.2 25.7 32.5
価格(ABS無)55.6万円 55.3万円 52.7万円
エンジンフィーリング
同じ250CCのフルカウルでもR25やニンジャと比較すると
特にエンジンの性格の部分でGSXが大きく異なることが分かる。
R25やニンジャが低回転でのトルクを犠牲として、エンジン回転を高めることによって
30PSを超えるパワーを絞りだすのに対し、GSXは最大出力を抑える代わりに、
中低速トルクを重視した性格となっている。
その結果GSX250Rは高回転域まで気持ちよく吹き上がるフェーリングでは他の2車に劣るが
低速でもトルクが厚く、街乗りや狭いワインディングにおいて扱いやすいものとなっている。
高速性能
今回は高速道は使用しなかったので正確なことは言えないが、流れが良い道からの感覚でいえば、
快適に巡行できるのは100キロ、何とか120キロで巡行できて、
最高速は140キロに届くか届かないといったところだろう。
250CC最強のスペックを誇るCBR250RRにはまだ乗ったことがないのでわからないが、
GSX250Rよりカタログスペックが高い、R25やニンジャにしてもだいたいこのような感覚なので
この辺りが250CCの限界と言えるのではないだろうか。
なお、フルカウルではあるがスクリーンは低く、
空力的な意味はあるがウィンドウプロテクションはほとんど期待できない。
ハンドリング・乗り心地
ハンドリングについては特にこれといった特徴はないが、R25やニンジャと比較すると
スポーツ性より安定性に重点を置いたハンドリングであることは確かである。
しかし今回ワインディングも多く走ったが
250CCならではの軽量さやタイヤの細さ、あまり高くないエンジンパワーとうまくバランスしていて、
特に不満を感じる部分ではなかった。
乗り心地については、ハンドルが思ったより下に付いていて、
少し前傾ぎみとなるので安楽なものではないが、
すぐに慣れるのであまり気にすることもなく、標準的と言える。

取り回し
ハンドルが低いのが多少難点だが、軽量なので取り回しに困ることはないだろう。
燃費
エンジンの慣らしが全く出来ていなかったこともあって、今回のツーリングでの燃費は
WMTCの計測値より多少低い30キロ程度であった。
しかしながらR25やニンジャと比較すると4キロから5キロ燃費が良いのは間違いないので、
この点はGSX250Rの大きな強みである。
メーター
このクラスでは珍しい、反転液晶のフルデジタルとなっていて、
直射日光のもとでも視認性が良く、
シフトインジケーターも付いていて、表示機能も十分であり、
個人的にはR25やニンジャより好みのメーターである。

デザイン
GSX250Rの最大のアピールポイントとなっていて、まるでSSのようなスポーティーなデザインで
GSX-R1000Rのデザインがこの系統だったら良いのにと思うほど完成度が高い。

総評
個人的に感じたGSX250RとR25、それぞれの長所をまとめると以下の通り
GSX250Rの長所
中低速トルクのある、扱いやすいエンジン
5キロ程度よい燃費
視認性が良いフルデジタル反転液晶メーター
完成度が高く、スポーティなデザイン
3万円安い価格
R25の長所
絶対的なエンジンパワー
高回転域でのエンジンフィーリング
GSX250RはネイキッドのGSR250にSSライクな外装をかぶせ、
スポーティなデザインに仕立てたバイクなのに対し、
R25は本格的に250CCでスポーツバイクを成立させようとしたバイクであり、
車でいえば、スペシャリティーカーとスポーツカーの関係に近いと思える。
単純に長所を数えるとGSX250Rの方が良いバイクに見えるが、
250CCのフルカウルを選ぶライダーは、スポーツ性に重きを置く場合が多いので、
エンジン性能だけでその優位性は、容易にひっくり返ってしまうかもしれない。
しかしスポーツ性を追求するなら、究極的には250CCではパワー不足という結論になると思うので、
自分がバイクに何を求めるのか冷静に判断し、同じフルカウルといってもR25やニンジャと
かなり性格がことなることを理解して選択するなら、GSX250Rはお勧めできるバイクと言える。
230キロ程度ツーリングしたのでインプレしたい。
![]() | キジマ(KIJIMA) ヘルメットロック ブラック GSX250R 2017年 303-1585 |
キジマ(Kijima) | |
キジマ(Kijima) |
![]() | キジマ(Kijima) ハンドルマウントステー ブラック GSX250R 204-077 |
キジマ(Kijima) | |
キジマ(Kijima) |
当日のツーリングルート
本宮山スカイライン、西加茂農道、奥矢作湖など

なんと、今回レンタルしたGSX250Rは完全な新車で走行距離ゼロからのスタートであった。
性能
型式 2BK-DN11A
全長 / 全幅 / 全高 2,085 mm / 740 mm / 1,110 mm
軸間距離 / 最低地上高 1,430 mm / 160 mm
シート高 790 mm
装備重量 178 kg
燃料消費率
WMTCモード値 32.5 km/L(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時
最小回転半径 2.9 m
エンジン型式 / 弁方式 J517・水冷・4サイクル・2気筒 / SOHC・2バルブ
総排気量 248 cm3
内径×行程 / 圧縮比 53.5 mm×55.2 mm / 11.5
最高出力 ※6 18 kW〈24 PS〉/ 8,000 rpm
最大トルク ※6 22 N・m〈2.2 kgf・m〉/6,500 rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 2.4 L
燃料タンク容量 15 L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.416
2速 1.529
3速 1.181
4速 1.043
5速 0.909
6速 0.807
減速比(1次 / 2次) 3.238 / 3.285
フレーム形式 セミダブルクレードル
キャスター / トレール 25°35′/ 104 mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式シングルディスク / 油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前 / 後) 110/80-17M/C 57H / 140/70-17M/C 66H
舵取り角左右 34°
乗車定員 2名
排出ガス基準 平成28年二輪車排出ガス規制に対応
GSX250Rの性能を一番のライバルと思われるYZF-R25やニンジャ250と比較すると以下のようになる
R25 ニンジャ250 GSX250R
シート高 780mm 785mm 790mm
重量 166KG 172KG 178KG
車軸間 1380mm 1410mm 1430mm
パワー 36PS/12000 31PS/11000 24PS/8000
トルク 23N/10000 21N/8500 22N/6500
タンク 14L 17L 15L
燃費(WMTC) 26.2 25.7 32.5
価格(ABS無)55.6万円 55.3万円 52.7万円
エンジンフィーリング
同じ250CCのフルカウルでもR25やニンジャと比較すると
特にエンジンの性格の部分でGSXが大きく異なることが分かる。
R25やニンジャが低回転でのトルクを犠牲として、エンジン回転を高めることによって
30PSを超えるパワーを絞りだすのに対し、GSXは最大出力を抑える代わりに、
中低速トルクを重視した性格となっている。
その結果GSX250Rは高回転域まで気持ちよく吹き上がるフェーリングでは他の2車に劣るが
低速でもトルクが厚く、街乗りや狭いワインディングにおいて扱いやすいものとなっている。



高速性能
今回は高速道は使用しなかったので正確なことは言えないが、流れが良い道からの感覚でいえば、
快適に巡行できるのは100キロ、何とか120キロで巡行できて、
最高速は140キロに届くか届かないといったところだろう。
250CC最強のスペックを誇るCBR250RRにはまだ乗ったことがないのでわからないが、
GSX250Rよりカタログスペックが高い、R25やニンジャにしてもだいたいこのような感覚なので
この辺りが250CCの限界と言えるのではないだろうか。
なお、フルカウルではあるがスクリーンは低く、
空力的な意味はあるがウィンドウプロテクションはほとんど期待できない。
ハンドリング・乗り心地
ハンドリングについては特にこれといった特徴はないが、R25やニンジャと比較すると
スポーツ性より安定性に重点を置いたハンドリングであることは確かである。
しかし今回ワインディングも多く走ったが
250CCならではの軽量さやタイヤの細さ、あまり高くないエンジンパワーとうまくバランスしていて、
特に不満を感じる部分ではなかった。
乗り心地については、ハンドルが思ったより下に付いていて、
少し前傾ぎみとなるので安楽なものではないが、
すぐに慣れるのであまり気にすることもなく、標準的と言える。



取り回し
ハンドルが低いのが多少難点だが、軽量なので取り回しに困ることはないだろう。
燃費
エンジンの慣らしが全く出来ていなかったこともあって、今回のツーリングでの燃費は
WMTCの計測値より多少低い30キロ程度であった。
しかしながらR25やニンジャと比較すると4キロから5キロ燃費が良いのは間違いないので、
この点はGSX250Rの大きな強みである。
メーター
このクラスでは珍しい、反転液晶のフルデジタルとなっていて、
直射日光のもとでも視認性が良く、
シフトインジケーターも付いていて、表示機能も十分であり、
個人的にはR25やニンジャより好みのメーターである。

デザイン
GSX250Rの最大のアピールポイントとなっていて、まるでSSのようなスポーティーなデザインで
GSX-R1000Rのデザインがこの系統だったら良いのにと思うほど完成度が高い。





総評
個人的に感じたGSX250RとR25、それぞれの長所をまとめると以下の通り
GSX250Rの長所
中低速トルクのある、扱いやすいエンジン
5キロ程度よい燃費
視認性が良いフルデジタル反転液晶メーター
完成度が高く、スポーティなデザイン
3万円安い価格
R25の長所
絶対的なエンジンパワー
高回転域でのエンジンフィーリング
GSX250RはネイキッドのGSR250にSSライクな外装をかぶせ、
スポーティなデザインに仕立てたバイクなのに対し、
R25は本格的に250CCでスポーツバイクを成立させようとしたバイクであり、
車でいえば、スペシャリティーカーとスポーツカーの関係に近いと思える。
単純に長所を数えるとGSX250Rの方が良いバイクに見えるが、
250CCのフルカウルを選ぶライダーは、スポーツ性に重きを置く場合が多いので、
エンジン性能だけでその優位性は、容易にひっくり返ってしまうかもしれない。
しかしスポーツ性を追求するなら、究極的には250CCではパワー不足という結論になると思うので、
自分がバイクに何を求めるのか冷静に判断し、同じフルカウルといってもR25やニンジャと
かなり性格がことなることを理解して選択するなら、GSX250Rはお勧めできるバイクと言える。
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