バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

ニンジャ650

2018-12-19 22:38:04 | バイク試乗、レンタル カワサキ
2018年11月17日にレンタルバイク豊田にて
ニンジャ650をレンタルし、300キロ程度
ツーリングしたのでインプレしたい。

 

キジマ(Kijima) ナビマウントステー Ninja1000(ニンジャ1000)('11-/ZX1000D)/1400GTR('08-/ZG1400A) TM-M001
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)
 
BODYSTYLE リアハガー KAWASAKI Ninja 650 2017-2018 / Z650 2017-2018 カーボンルック | 6529659 | 4251233337562 6529659
BODYSTYLE(ボディースタイル)
BODYSTYLE(ボディースタイル)
 


性能

全長×全幅×全高 2055mm×740mm×1135mm

ホイールベース 1410mm

車輌重量 193kg

シート高 790mm

エンジンの種類 DOHC水冷4並列2気筒4バルブ

排気量 649cc

ボア×ストローク 83.0mm×60.0mm

圧縮比 10.8:1

最高出力 50kw (69PS) / 8000rpm

最大トルク 65N・m (6,6kgf・m) / 6500rpm

燃費 24.0㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)

燃料タンク容量 15L

新車車輌価格:807,840円

ニンジャ650を有力なライバルとなる私の愛車MT-07
および以前インプレしたSV650と比較してみると
以下のようになる。

            ニンジャ650  MT-07  SV650 
全長(mm)       2055   2085    2140   

軸間距離(mm)     1410   1400    1450   

シート高(mm)     790    805     785   

車重(KG)        193    183     197    

パワー(PS/回転)  69/8000  73/9000  76/8500 

トルク(NM/回転)  65/6500  68/6500  64/8100

燃料タンク(L)     15     13     14   

価格(千円)    808千円   778千円   739千円

ニンジャ650の価格が少し高くなっているが、フルカウル車で
ETCが標準装備であることを考えると、かなり割安だと言える。

エンジンフィーリング・高速性能

エンジンフィーリングについては、個人的にはMT-07とSV650の
フィーリングはツインらしくトルクフルで、
多少じゃじゃ馬的なのに対し、

ニンジャ650はどちらかといえば優等生で
エンジンを回した分だけなめらかにパワーが発生する
4気筒よりのエンジンフィーリングだと感じた。
 

しかしながら、カタログ上ではニンジャ650のほうが、低回転で
最大トルクが発生することとなっていて、私の印象と異なっている。

もし大型に初めて乗るのなら素直な性格のニンジャ650のほうが
一般的には扱いやすいと思うが、私の慣れの問題かもしれないが、
低速走行時のエンストのリスクはニンジャ650のほうが高いと感じた。

高速性能については、フロントスクリーンが小型なので
ウィンドウプロテクションはあまり期待できないが、
さすがフルカウルだけあって100キロを超えると、
MT-07よりかなり快適であることは確かである。

ハンドリング・乗り心地

MT-07程ではないにしても、フルカウルで193キロなだけあって
重さを感じさせない軽快なハンドリングであり、 
ライディングポジションもアップライトでも前傾でもない
極めて標準的なポジションとなっている。

取り回し

車体はコンパクトで車重も軽いのでかなり扱いやすいと言える。

燃費

正確には測定していないが、カタログ値の24キロ近辺なのは確かだと思う。
タンク容量はMT-07に対し2リッター多いので、250キロくらいまで
ガソリンの残量を気にしなくとも良いのは大きなアドバンテージとなる。



メーター、デザイン

メーターはニンジャ1000と同じもので、反転液晶、ギアポジション、
時計、各種燃費計など機能面でMT-07を大きく上回る。


デザインは個性的とは言えないが、端正で無難にかっこいいと思える。

  


ニンジャ650 対 MT-07 

これまでミドルクラスのベストバイは、MT-07であると思っていたが
ニンジャ650は多くの部分でMT-07を上回る。

まず価格面だがニンジャ650のほうが3万程高いが、ニンジャ650は
ETCが標準装備で、フルカウルであることを考えるとむしろ割安と言える。
MT-07はマイナーチェンジ前はABS無しなら70万で購入できたが、
マイナーチェンジで多少価格が上昇しABSが標準化されたので、
価格競争力が弱まってしまった。

エンジンフィーリング・ハンドリングについてはどちらも素晴らしく
甲乙つけがたいが、
タンク容量、メーターの機能でニンジャ650はMT-07を上回る。

ニンジャ650、MT-07とも購入して何ら問題のない素晴らしいバイクだが、
コストパフォーマンスではニンジャ650が優位に立っている。

とは言うものの、両者のエンジンフィーリングはかなり異なるので
どちらが自分の好みか確かめるため、できれば試乗をお勧めするし、
何よりもフルカウルがよいかネイキッドがよいかという部分で
分かれるので思ったより競合しないのかもしれない。


いろいろ述べたが、総括するとニンジャ650は
突出した個性はないが、すべての面が高いレベルで
まとまっているので、総合的にはミドルクラスの
ベストバイであると個人的に感じるほどであった。


NINJA 400R / VERSYS 650 ER-6N NINJA 650R 用ブレーキ クラッチレバー セット (ブラック)
suba
suba
 
メータープロテクトパッド K3 カーボン(Meter Apperance Pad)KAWASAKI ER6F (NINJA 650)12-15,ER6N 12-15 DI-CMAP-ER6F12-13
MADMAX(マッドマックス)
MADMAX(マッドマックス)
 
Kawasaki純正アクセサリ- 2017年 Ninja 650 ABS Ninja 650 ABS KRT Edition ニーパッド 999940805
kawasaki
kawasaki
 
2018年 Kawasaki純正アクセサリ- Ninja 650 KRT edition (EX650KJFA) キット ホイールリムテープ(シルバー) 999940933
カワサキ
カワサキ
 
2018年 Kawasaki純正アクセサリ- Ninja 650 KRT edition (EX650KJFA) キット ニーパッド 999940805
カワサキ
カワサキ
 
YOSHIMURA(ヨシムラ)17-18 NINJA 650用フェンダーレスキット
US YOSHIMURA
US YOSHIMURA
 
カワサキ NINJA 650 Z650 2017~ クラッシュバー エンジンガード スライダー イエロー [並行輸入品]
GRNSALES(グランセールス)
GRNSALES(グランセールス)
 





















 
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スーパーカブC125

2018-12-11 21:20:06 | バイク試乗、レンタル ホンダ
2018年12月8日、9日と瀬戸市のイトーKTにてスーパーカブC125をレンタルして
300キロほどツーリングしたのでインプレしたい。

  


ワールドウォーク スーパーカブC125用マルチガジェットマウントバー mgb-29
ワールドウォーク(World-walk)
ワールドウォーク(World-walk)
 
キタコ (KITACO) ヘルメットホルダー スーパーカブC125(JA48) 564-1310090
キタコ(KITACO)
キタコ(KITACO)


性能

式 ホンダ・2BJ-JA48
全長(mm) 1,915
全幅(mm) 720
全高(mm) 1,000
軸距(mm) 1,245
最低地上高(mm)★ 125
シート高(mm)★ 780
車両重量(kg) 110
乗車定員(人) 2
燃料消費率*1
(km/L) 国土交通省届出値:
定地燃費値*2
(km/h) 69.0(60)〈2名乗車時〉
WMTCモード値★
(クラス)*3 66.1(クラス 1)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.0
エンジン型式 JA48E
エンジン種類 空冷4 ストロークOHC 単気筒
総排気量(cm³) 124
内径×行程(mm) 52.4 × 57.9
圧縮比★ 9.3
最高出力(kW[PS]/rpm) 7.1[9.7]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 10[1.0]/5,000
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式★ セルフ式
点火装置形式★ フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式★ 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 3.7
クラッチ形式★ 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式4段リターン※
変速比 1速 2.500
2速 1.550
3速 1.150
4速 0.923
減速比(1次★/2次) 3.363/2.571
キャスター角(度)★ 26°30´
トレール量(mm)★ 71
タイヤ 前 70/90-17M/C 38P
後 80/90-17M/C 44P
ブレーキ形式 前 油圧式ディスク
後 機械式リーディング・トレーリング
懸架方式 前 テレスコピック式
後 スイングアーム式
フレーム形式 バックボーン

価格 40万円




先代のスーパーカブ110(JA10型)について

2年間愛車として保有していたので

今回はJA10とC125の比較を中心にインプレしたい。


             C125   JA10  

全長(mm)       1915  1915 

軸間距離(mm)     1245   1210   

シート高(mm)     780    735    

車重(KG)        110    98   

パワー(PS/回転)  9.7/7500 8.0/7500

トルク(NM/回転)  10/5000   8.5/5500

燃料タンク(L)    3.7     4.3    

価格(千円)    399千円  223千円  


初めに言っておくと、C125の性能は全体的にJA10を大きく上回っている。

しかしながらノーマルカブもJA44型にモデルチェンジし、進化しているが
残念ながらJA44型には乗ったことがないので、現行型同士の比較でないことは
ご理解いただきたい。


エンジンフィーリング・動力性能


 JA10型と比較すると1.7馬力パワーがアップしているだけあって
 動力性能はJA10型が常用できる速度は70キロ前後、最高速は80キロ程度
 なのに対し、常用速度、最高速度とも10キロ程度上回る。

 ブレーキについても、JA10型はフロントの効きはかなり弱く、急制動しようと思ったら
 リヤブレーキとの併用が必要となるところだが、C125はフロントブレーキが
 ディスク化されていることもあって制動力は大幅に強化されており、
 フロントブレーキのみでもほぼ安定した制動が可能となっている。

 C125と言えども、もちろんカブなので自分でギアチェンジしなければならないが、
 その際のシフトショックもJA10型と比較すると大きく緩和されている。
 

ハンドリング

 C125もJA10同様に、インチが大きく細いタイヤを装着、短い軸間距離、
 軽い車体とあいまって、不安定一歩手前と言ってもよいほど
 軽快なハンドリングである。

乗り心地

 C125もJA10同様に、特にリアのサスペンションが硬いせいか、
 舗装が悪い道をスピードを出して走るとかなりの衝撃を受ける。

 しかし、シートはクッションの出来が良いので座り心地がよく、
 2時間ほど連続で乗車しても不思議と疲労感は感じなかった。


取り回し

 C125もJA10同様にコンパクトな車体、よく切れるハンドル、
 足つきの良さにより1車線しかない道でも楽々Uターンができてしまうほどであり、
 カブの大きな長所となっいる。

 C125はJA10と比較すると10キロほど重いが、その重量差を意識することはなかった.


燃費

 正確に計測していないが、今回のツーリングでの燃費は40キロ後半程度と
 カタログ値の66キロには大きく及ばなかった。
 
 これについては今回のツーリングのほとんどが郊外や峠道の走行で
 フルスロットルで走行する状態が多かったことが関係している。
 
 小排気量のバイクはエンジンに余裕がないため、走り方で燃費が大きく変わってくるので
 市街地などで普通に走行していればカタログ値に近い燃費になるのだろう。
 
 また、デザイン性重視のため仕方がないのかもしれないが、ノーマルのカブと比較しても
 タンク容量が0.6リットル少ないので、今回のように郊外をフルパワーで走り回ると、
 120キロを 超えたくらいでエンプティが点滅してしまうこととなるので、
 ガソリンスタンドが少ない地域を走る場合は計画的な給油が必須となる。


デザイン

 C125の最大のセールスポイントで、初代カブをモチーフにネオクラシックに
 デザインされた車体は、文句なしにかっこいいと言える。
 
 また塗装、エンブレムなどの質感も素晴らしく、C125の価格上昇分の
 半分程度はこの部分で使用されているのでは思うほどである。

 あえて欠点をあげれば、デザイン性重視のためサイドミラーの視界が悪いことだが
 それも致し方無いことと言える。
  

メーター
 
 待望のシフトインジケーターが中央に配置され、現在のシフトが何速か
 即時に判断でき、利便性は大きく向上したが、
 速度計については、外周にアナログで表示されているが視認性が悪いため、
 現在の速度が分かりにくいという不満がある。

 個人的にはアナログにこだわらずフルデジタルにした方が良かったのではと感じる 


収納

 他のスクーターなら当然装備されているメットインがついていない(サイドケースのみ)
 ので荷台に何らかの箱を装着したいが、公式アクセサリーとして箱の設定がないので
 デザインを損なわないようにいかにして積載性をアップさせるか悩ましいところである。

その他装備
 
 ポケットの中にキーを入れっぱなしでもよいスマートキー の便利さは、
 一度体験すると普通のキーには戻れないし、
 シート下にある給油口もJA10はシートが吸盤でくっついているだけなので、
 セキュリティに不安があるが、C125はスマートキーを持って、
 シートオープンボタンを押さないとアクセスできないようになっているので安心できる。

 
 

総評

 初めに書いたように、C125はノーマルなカブであるJA10型をほとんどの部分で上回るため、、
 単純に性能を比較すればC125が良いに決まっているが、このC125の最大の欠点は
 40万という価格であろう。

 現在JA10型の在庫車なら20万程度で購入できるので、C125はJA10の2台分の価格となってしまう。

 もちろん
 ・強化されたエンジン、ブレーキ
 ・なめらかなギア
 ・高品質な塗装、エンブレム
 ・LEDヘッドライト、高性能なメータ、スマートキーなどの装備

  を考慮すれば20万の価格差は妥当なのかもしれないが、
  一般的には購入意欲に大きなブレーキをかけてしまう。

 またいくら性能がアップしたといっても、総合的な利便性ではPCXが上回っており
 その上でC125を購入する意味は何かと考えたとき、
 カブならではの操作の楽しさ、C125の美しいデザインなどが残ると思うが、
 洗練された分だけノーマルなカブに対し、カブならではの個性は薄まっているので
 そこでまたジレンマに陥ってしまう。

 このような面倒くさいことは考えずとも、従来のカブのベクトル上で
 C125は正当な進化を遂げているので、大幅な価格上昇を受け入れるなら
 問題なくお勧めできるバイクである。

 個人的には多少装備や車体の品質を落としたC125の廉価版を30万から32万くらいで
 次世代のノーマルなスーパーカブとして売り出せば面白いと思う。
  

 
ワールドウォーク スーパーカブC125用スマートフォンマウントバー smb-4
ワールドウォーク(World-walk)
ワールドウォーク(World-walk)
 
キタコ (KITACO) クラシックダウンマフラー スーパーカブC125(JA48) 544-1310440
キタコ(KITACO)
キタコ(KITACO)
 
キタコ (KITACO) ビレットレバー 右 (ブラック) スーパーカブC125(JA48) 525-1310250
キタコ(KITACO)
キタコ(KITACO)
 



 





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V-Strom(Vストローム)1000

2018-07-18 07:57:44 | バイク試乗、レンタル スズキ
18年7月14日から15日にかけて、レンタルバイク豊田店にて

V-Strom(Vストローム)1000をレンタルし900キロ程度ツーリングしたので

インプレしたい。

   

キジマ(Kijima) ヘルメットロック Vストローム1000('14-) ブラック 303-1550
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)
 
SUZUKI V-Strom 650/1000 PERFECT GUIDE (Motor Magazine Mook)
オートバイ編集部
モーターマガジン社



今回のツーリングルート




国道299(メルヘンロード)・妙技荒船林道・万座ハイウェイ・志賀高原道路 など


性能

型式 2BL-VU51A

全長 / 全幅 / 全高 2,280mm / 930mm / 1,470mm

軸間距離 / 最低地上高 1,555mm / 165mm

シート高 850mm

装備重量 233kg

燃料消費率 国土交通省届出値:定地燃費値 32.1km/L(60km/h) 2名乗車時

WMTCモード値 20.5km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時

最小回転半径 2.9m

エンジン型式 / 弁方式 U501・水冷・4サイクル・90°Vツイン / DOHC・4バルブ

総排気量 1,036cm3

内径×行程 / 圧縮比 100.0mm × 66.0mm / 11.3 : 1

最高出力 ※5 73 kW〈99 PS〉/ 8,000 rpm

最大トルク ※5 100 N・m〈10.2 kgf・m〉/ 4,000 rpm

燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム

始動方式 セルフ式

点火方式 フルトランジスタ式

潤滑方式 ウェットサンプ式

潤滑油容量 3.5L

燃料タンク容量 20L

クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング

変速機形式 常時噛合式6段リターン

変速比
1速 3.000
2速 1.933
3速 1.500
4速 1.227
5速 1.086
6速 1.000

減速比(1次 / 2次) 1.838 / 2.411

フレーム形式 ダイヤモンド

キャスター / トレール 25゜30' / 109mm

ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式ダブルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS)

タイヤサイズ(前 / 後) 110/80R19 M/C 59V / 150/70R17 M/C 69V

舵取り角左右 36°

乗車定員 2名

排出ガス基準 平成28年国内排出ガス規制に対応

価格 1,447,200円



いま世界で一番盛り上がっているジャンルのバイクだけあってライバルは多いが、

国内メーカーで排気量が近く直接競合しそうなライバルは、ホンダアフリカツイン

ヤマハトレーサー900あたりではないだろうか。

この2台に加え、弟分のVストローム650、格上だがスーパーテネレはすべて

レンタルしたことがあるので、それらと性能を比較しながらインプレを進めたい。

          
          トレーサー  テネレ   アフリカ  Vスト650  Vスト1000

全長(mm)       2160   2255    2330   2275    2280

軸間距離(mm)     1500   1540    1575   1560    1555

シート高(mm)     850    870     870    835   850

車重(KG)        214    257     230    215   233

パワー(PS/回転)  116/10000  112/7250  95/7500  69/8800  99/8000

トルク(NM/回転)  87/8500  117/6000  99/6000  61/6500   100/4000

燃料タンク(L)     18     23     18     20    20

ABS           有     有     有     有    有

価格(千円)    1112千円  1652千円  1382千円   950千円  1447千円


エンジンフィーリング・高速性能

上記の比較表で比較したバイクの気筒数を見ると、トレーサーだけ3気筒、

残りの4車は、テネレ・アフリカツインは並列、大小のVストはV型の違いはあるものの2気筒となっている。

エンジン特性的に一番近いのはアフリカツインのエンジンだが、アフリカツインと比較すると

2000回転も低い4000回転で最大トルクを発生させるセッティングとなっていて、

低速重視のセッティングが多いアドベンチャースタイルのバイクの中でも

さらに低回転型のエンジンを搭載していることが大きな特徴となっている。
 

この特徴によってVストローム1000はあまり何速か気にしなくとも、

少しアクセルをひねれば滑らかに加速する運転しやすいフィーリングとなっており

高速道路での走行も、160キロ以上の常識を超えた超高速では他のリッターバイク

に劣るかもしれないが、140キロ程度まではあまりエンジンを回さなくとも楽に

加速し巡行できるので、強力なウィンドウプロテクション能力との相乗効果により

高速道路走行における快適性はかなり高い。






ハンドリング・乗り心地

ハンドリングについては233キロの重量があるため、決して軽快とはいえないが、

峠でスポーツ走行をしても、特に不安を感じないだけの性能は備えている。

またアドベンチャータイプのバイクらしく、ストロークの余裕があるサスを装備しているので

舗装が悪い道でもかなりの衝撃を吸収し、乗り心地はよく快適性は高い。

さらに今回のツーリング中、ワインディングで砂が浮いていたためであろうか、

後輪がスリップしたが、トラクションコントロールが働き、難なく立て直すことができたので

安全性についても高いものとなっている。




取り回し


車重については超重量級とまでは言わないが、

この手のアドベンチャーバイクらしく233キロもあるため

軽々と扱えるとは言い難い。

シート高については850mmと極端に高くはないが、シートの幅があるので

高さの割には足つきは悪くなるので注意が必要である。





燃費

今回のツーリングでの燃費はWMTCモード値に近い20キロ程度で

マージンをとっても300キロくらいまで、

給油を考えなくてもよいので、ツーリングの大きな助けとなっている。

ただこのような低回転型エンジンならハイオク仕様でなく

レギュラー仕様にできなかったのかという事が多少不満点として残る。



メーター、デザイン

メーターについては目線に近い高い位置に、大きな画面で表示されるので

見やすく、情報量も多いため機能的には全く問題はないが、

トレーサー900GTのフルカラー液晶やアフリカツインの大画面反転液晶と比較すると

華やかさに欠けており、140万もするバイクのメーターなら

もう少し演出があっても良いのではと感じてしまう。



デザインについては好みの部分が大きので断言はできないが、

個人的な感想としては不格好で、このバイクの販売台数を

かなり減らしてしまっているように感じてしまう。

もしVストローム1000のデザインが、あとから発売されたVストローム250のデザインを

高級に仕立てたようなものであれば、現在の倍は売れていたのではないだろうか。


   

 


総評

このVストローム1000を単体のバイクとして評価するなら、超低回転トルク型の扱いやすいエンジン

を搭載しており、ロングツーリングを疲労を感じさせることもなく、難なくこなす優れたバイクだと評価できる。

しかし、他のライバルと比較するとフルカラーディスプレー、クルコン、グリップヒーターなどを

装備しながら120万で購入できるコストパフォーマンスを誇るトレーサー900GTや本格的なオフロードもこなせる

イメージがあるアフリカツインと比較して、いまいちアピールポイントが少ないように感じてしまう。

スズキが予定した通りの販売台数なら余計なお世話かもしれないが、もし売れていないのなら

デザインとメーターだけでももっと華やかなものに変更できれば、

良いバイクなだけにもう少し販売も上向くのではないだろうか。


ヨシムラ(YOSHIMURA) バイクマフラー スリップオン HEPTA FORCE サイクロン EXPORT SPEC 政府認証 SSC ステンレスカバー/カーボンエンド DL1000 V-STROM(ABS 14) 110-195-L05G0 バイク オートバイ
ヨシムラ(YOSHIMURA)
ヨシムラ(YOSHIMURA)
 
D-5-2B 12V車汎用 LEDイーグルアイ 2個Set 補助ランプ等 LEDデイライト ジクサー SV400 SV650 SV1000 グラディウス400 Vストローム650XT Vストローム1000 GSR250 GSR400 GSR600 GSR750 GSX250S GSX400S GSX750S GSX1000S GSX1100S 刀 バンディット250/V バンディット400/V バンディット1250 GSX400インパルス イナズマ400 イナズマ1200 GSX250R GSX-R250R GSX-R400R GSX-R750R GSX-R1100R GSX1300R 隼 汎用 バックフォグ
ワンズアンドエム
ワンズアンドエム
 
2017年Vストローム1000XT ABS / Vストローム1000 ABS Suzuki純正アクセサリー ローシート 45100-31J70-BGQ
Suzuki
Suzuki
 
2017年Vストローム1000XT ABS / Vストローム1000 ABS Suzuki純正アクセサリー グリップヒーター57100-28860
Suzuki
Suzuki
 
2017年Vストローム1000XT ABS / Vストローム1000 ABS Suzuki純正アクセサリー タンクパッド 99000-99035-999
Suzuki
Suzuki



















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XSR700 その1

2018-03-03 23:22:36 | バイク試乗、レンタル ヤマハ
ハリケーン フロントバイザー XSR700 2018年 HA6110
ハリケーン
ハリケーン
 
AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ) マフラー レーシングライン (カーボン) MT-07(14-16)、XSR700(16) S-Y7R2-AFC
AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)
AKRAPOVIC(アクラポヴィッチ)


18年3月3日にレンタルバイク豊田にてXSR700を

レンタルし、200キロ程度ツーリングしたのでインプレしたい。


  

当日のツーリングコース


XSR700は私の愛車であるMT-07の兄弟車であるので、

MT-07との違いを中心にインプレしたい。

今回のツーリングの事前にXSR700について調べてみると、

走りについてはMT-07とほぼ同一という意見が多かったが、

この意見に私も同感で、走行性能についてのインプレは、

MT-07のものをそのまま使用しても問題がないといえる。

同じ兄弟車の関係である、MT-09XSR900については、

走りの面でもかなり違いがあったが、

これはMT-09がモタード風のポジションであったのに対し、

XSR900は普通のスポーツネイキッドのポジションで

あったことによる面が大きいが、

MT-07はもともと普通のネイキッドのポジションであったため、

XSR700はポジションの面で差別化することはできず、

両者の差はほぼデザイン面に集中している。


性能

認定型式/原動機打刻型式 2BL-RM22J/M410E
全長/全幅/全高 2,075mm/820mm/1,130mm
シート高 835mm
軸間距離 1,405mm
最低地上高 140mm
車両重量 186kg
燃料消費率 国土交通省届出値
60km/h定地燃費値 38.4km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 23.9km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列, 2気筒
総排気量 688cm3
内径×行程 80.0mm×68.5mm
圧縮比 11.5:1
最高出力 54kW(73PS)/9,000r/min
最大トルク 68N・m(6.9kgf・m)/6,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 3.00L
燃料タンク容量 13L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 8.6Ah(10HR)/YTZ10S
1次減速比/2次減速比 1.925/2.687
クラッチ形式 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速:2.846 2速:2.125 3速:1.631 4速:1.300 5速:1.090 6速:0.964
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター/トレール 25°00′/90mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70R17M/C (58V)(チューブレス)/ 180/55R17M/C (73V)(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ダブルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1
乗車定員 2名

          MT-07   XSR700     
最高出力      73PS   左同    
最大トルク     68N     左同   
重量(装備)    182KG   186KG    
シート高      805mm   835mm 
タンク容量     13L     左同
新車価格(ABS有)  76万    90万    


XSR700とMT-07の性能を比較すると上のようになるが、

エンジンは全く同じものを使用しているので、そこに差がないのは当然だが、

車重については、タンクを中心にMT-07はプラスチックを多く使用しているのに対し、

XSR700はアルミを使用しているためXSR700が多少重くなっている。


シート高についても、MT-07はドライバーシートとパッセンジャーシートが独立していて

ドライバーシートがやや低めに配置されているが、XSR700は両方のシートがほぼフラットに

配置されている。


最も大きな差が出るのは価格でABS有同士で比較しても、XSR700が14万も高い、

MT-07は(特にABS無しの場合は)大型バイクの中では驚異の低価格といってもよいが、

XSR700は標準的な価格といえる。

この金額差の多くは、タンクを中心としたアルミパーツによって生じていると推測される。

(聞くところによると、タンクのアルミパネル片面だけでも7万円程度パーツ代がかかるらしい)

エンジンフィーリング・高速性能

 73という馬力は今となっては大パワーとは言えないが、どんな局面でも不足はなく、
さらに比較的低回転で最高馬力が発揮される設定となっているためトルクは太く、
峠や街乗りにおいては自分が思った通りの馬力を発揮できる、
コントローラブルなエンジンフィーリングである。

 高速性能は140キロ程度の巡航は余裕でこなすが、2気筒なだけあって振動も大きくなり、
ウインドウプロテクションは無に等しいので快適性や官能性では、直4のツアラー系と
比較して大きく劣る。

 総合的には雑誌等での評判通り、初心者には扱いやすく、
ベテランの要求にも答えることができる、クセのない、
完成度が高いエンジンと言える。

  
 

ハンドリング・乗り心地

 1400mmという驚異的に短い軸間距離、軽量な車重の相乗効果により、
ハンドリングは軽快そのもので、車重が軽いことによりブレーキングの恐怖心も低下し、
タイトコーナーが続くような峠でも、楽しくコーナリングを楽しむことができる。
個人的にはこの部分がXSR700最大の長所と言える。
  
  

 乗車ポジションは、一部のストリートファイターやスポーツツアラーのように
前傾がきつい事もなく、モタード風に直立に近いものでもない、
ごくごくスタンダードな乗車ポジションで、多くのライダーは違和感なく
適応できるものとなっている。
 

 シートに関しては、MT-07から改善されているかと期待していたが、
相変わらずシートのクッションが薄く、1時間半も乗車すれば尻が痛くなるため、
ゲルザブを装着し対応したいところだが、そうするとデザイン的に
不格好となってしまうのが難点である。



 
取り回し

 MT-07には劣るものの大型バイクの常識を破る、超軽量、コンパクトな車体だけあって、
取り回しの容易さは大型バイク中トップクラスであることは間違いない。

 

燃費

 
エンジンが同じMT-07についてだが、
ツーリングではコンスタントにリッター25キロを達成し
北海道ツーリングの様な好条件では28キロに届く高燃費を達成することもある。
さらにレギュラーガソリン仕様なので
大型バイクではNCシリーズに次ぐ経済性を誇る。

メーター、デザイン

メーターについては、XSR900やボルトと同じく丸形のデジタルメーターで
この車両のデザインにマッチしており、外気温やギアインジケーターも装備されていて
機能的には問題ないが、表示するスペースが小さいので、時計すら常時表示でなく
切り替えで表示させなければならばいなど、実用性ではMT-07に劣る。


デザインについてはすでに述べたように、特にタンク周りがプラスチック製だった
MT-07からアルミパネルに変更されていて、質感は大きく向上している。
 
しかしながら、それは本体価格の上昇および転倒時の修理コストの大幅な上昇を
伴っている。

   

XSR700かMT-07か

MT-07とXSR700を比較するとシート高など多少の差があるとはいえ、
走りの面では同じバイクといっても間違いはない。

結局のところこの両者の差はデザインとなるのだが、
好みの差はあっても全体的な質感はXSR700のほうが高く
ライダーの所有感を満たすものとなっている。

その代償としてXSR700はMT-07に対し実用性で劣る点が発生している。

コスト・・・ 定価が14万も高く、外装に傷がついた場合の修理コストも高い。

収納性・・・ MT-07はパッセンジャーシートの下に車検証やETCを搭載する程度の
       スペースがあったが、XSR700はそのスペースすら存在しない

メーター・・・ 表示面積が少ないため、情報量が少ない

ハンドリングや動力性能ではMT-07と同じく、ベテランから大型初心者まで誰でも楽しめる

バイクとなっているので、XSR700のデザインが気に入ったなら、上のような問題点を許容できるか

考えてから購入するのがよいだろう。


ハリケーン(HURRICANE) クランプバー XSR700 HU1027B
ハリケーン
ハリケーン
 
Puig: YAMAHA XSR700/XSR900 ウインドシールド VISION カーボンルック | スクリーンカラー: ブラック
Puig (プーチ)
Puig (プーチ)
 
3 x YAMAHA XSR700 / XSR900 ダッシュボード / 計器クラスタ スクリーンプロテクター - アンチグレア
Speedo-Angels
Speedo-Angels




















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トリシティ155 その1

2018-02-23 18:22:05 | 愛車たち
2018年2月15日に新しい愛車としてトリシティ155が納車され

さっそく16日から18日までツーリングで1160キロ程度走行したので

インプレしたい。
   

ツーリングコース


1日目 名古屋~伊豆半島 天城高原 320キロ

2日目 伊豆半島 天城高原 ~ 房総半島 勝浦 390キロ

3日目 房総半島 勝浦 ~ 名古屋 450キロ

購入までの経緯

以前からウェットでも安定して走れる、3輪のバイクに興味があり、

実際にMP3トリシティ125にも試乗している。

本当は、18年についに発売される初の3輪マニュアルスポーツバイクのNIKEN

購入する気が満々であったが、どうやら価格が150万を超えそうな雰囲気なので

さすがに負担が大きすぎると諦めていた。

ある日 youtubeを見ているとトリシティ155の動画が目についたので

再生してみると、その動画ではトリシティ155が絶賛されていて、

他のトリシティ155の動画を見ても、おおむね好評価だった。

上でも述べたように、トリシティ125は試乗したことがあり、

その時は、さすがに動力性能面で不満を感じたが、トリシティ155になって

排気量はアップし、エンジンも新しいブルーコアエンジンに変更されたので

その面では多少は改善されているだろうと考え、何より原付2種でなくなったので

自動車専用道や高速道路も走行できるのは大きな魅力であった。


最初は中古でお買い得な車両はないかと考え、行きつけのレットバロンで

中古車を検索してもらったが、発売からまだ1年ほどしか経過していないため

中古車は1台しかなく、価格的にもあまりうまみがなかったので、

新車での購入となった。 


購入価格・オプションなど

本体価格 42万円(3万程度の値引き)
諸費用  1.6万円
保険料等 2.5万円
下取   ▲8万円
(スーパーカブ110)
にて一旦 38.1万円の支払となり、

さらにオプションとして

Ray's (レイズ) リアボックス 46L トップケース 4400円 
ワールドウォーク(World walk) トリシティ用 リアキャリア wca-12 7800円
キジマ(Kijima) ヘルメットロック トリシティ ブラック 2400円
YAMAHA(ヤマハ) フックボルトセット 600円
デイトナ(Daytona) マルチマウントバーFE トリシティ用 3100円 
それらの取り付け工賃 8600円 により計 2.7万円の支払いが追加され

総額 40.8万円の支払となった。

ワールドウォーク トリシティ125・155専用スマートフォンマウンティングバー tricity_mount
ワールドウォーク(World-walk)
ワールドウォーク(World-walk)
 
キジマ(Kijima) ヘルメットロック トリシティ ブラック 303‐1555
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)
 
ワールドウォーク(World walk) トリシティ用 リアキャリア wca-12
ワールドウォーク(World-walk)
ワールドウォーク(World-walk)
 
DAYTONA(デイトナ) マルチマウントバーFE トリシティ〈2CM9〉用 94924
デイトナ(Daytona)
デイトナ(Daytona)
 

性能

認定型式/原動機打刻型式 2BK-SG37J/G3G9E

全長/全幅/全高 1,980mm/750mm/1,210mm

シート高 780mm

軸間距離 1,350mm

最低地上高 165mm

車両重量 165kg

燃料消費率 国土交通省届出値

60km/h定地燃費値 43.4km/L(60km/h) 2名乗車時

WMTCモード値 41.7km/L(クラス2, サブクラス2-1) 1名乗車時

原動機種類 水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ

気筒数配列 単気筒

総排気量 155cm3


内径×行程 58.0mm×58.7mm

圧縮比 10.5:1

最高出力 11kW(15PS)/8,000r/min

最大トルク 14N・m(1.4kgf・m)/6,000r/min

始動方式 セルフ式

潤滑方式 ウェットサンプ

エンジンオイル容量 1.00L

燃料タンク容量 7.2L(無鉛レギュラーガソリン指定

吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション

点火方式 TCI(トランジスタ式)

バッテリー容量/型式 12V, 6.0Ah(10HR)/YTZ7V

1次減速比/2次減速比 1.000/10.208

クラッチ形式 乾式, 遠心, シュー

変速装置/変速方式 Vベルト式無段変速/オートマチック

変速比 2.306~0.725:無段変速

フレーム形式 アンダーボーン

キャスター/トレール 20°00′/67mm

タイヤサイズ(前/後) 90/80-14M/C 43P(チューブレス)/130/70-13M/C 57P(チューブレス)

制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ

懸架方式(前/後) テレスコピック/ユニットスイング

ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED

乗車定員 2名

トリシティ155の性能を、以前試乗した3輪バイクのトリシティ125(MC前)やMP3アーバン
と比較すると以下のようになる。


     トリシティ155 トリシティ125   MP3アーバン

全長    1980      1905      2040
(mm)
重量      165     152      216(推定) 
(KG)
シート高  780      780       755
(mm)
パワー    15.0      11.0      22.4
(ps)
トルク    14.0      10.0      23.2
(N)
燃費    41.7      38.8      22.0(実測)
(WMTC)
タンク   7.2    6.6       10.8
(L)
Fタイヤ    14        14       13
(インチ)
軸間距離 1350    1310   1440
(mm)
価格   45.4     35.6     85.3
(万円) ABS有    ABS無     ABS不明

トリシティ125のスペックはMC前のもので、つい最近実施されたMCにて
エンジンの排気量以外はトリシティ155と同じものに進化している。


エンジンフィーリング・高速性能
 
この馬力に、この車重なので、俊敏とは言えないが、

上り坂では斜度によっては60キロが限界となっていた

トリシティ125を大きく上回る。

高速道路においては、最適な巡航速度が90キロ、

100キロ巡行も楽々ではないが可能、

最高速度は下り坂やトンネルを除けば110キロ程度(メーター読み)

というところで、

新東名の長い上り坂のように、フルスロットルでも80キロが限界という

ポイントも存在した。

とは言え、下道でも性能不足を感じたトリシティ125に対しほぼ40%パワーアップ

しているだけあって、下道においてはほぼ問題ない動力性能を持っており

速度のレンジが高い郊外でのツーリングも、全く問題なく走行可能となっている。

安定性・コーナリング

この部分の印象については、以前トリシティ125をレンタルした時と大きな違いはなく、

まず安定性についてだが、今までのスクーター、いや2輪車とは比較にならない

といってもよく、トリシティの最も特徴的な部分であると同時に最大の長所となっている。

今回のツーリングでは雨が降らなかったので実感できなかったが、

特にウエット状態の路面を走行する際の安心感は絶対的であり、80キロ以上で

レーンチェンジするときの安定感も大型バイクに匹敵するものとなっている。

コーナリングについては安定感が高いため、つい高い速度でコーナーに侵入してしまう

ため、思った以上に曲がらないアンダーステアが出やすい傾向にあるので、

しっかりと減速してコーナーに侵入する必要がある。

ブレーキングについてもフロント2輪の力で、強いブレーキングをかけても

安定していて、なおかつABSも標準装備と通常のスクーターを圧倒する

安心感を誇る。


乗り心地

路面からの衝撃をダイレクトに伝えるところが多少あるが、高い安定性で

安心して走行できるため、1000キロを超える今回のツーリングでも

ほとんど疲れを感じることはなく、かなり良好といえる。



取り回し

150CCクラスなのに165KGの重さがあるため、楽々とは言えないが、

車体は思ったよりコンパクトなので、それほど苦労することはないだろう。


燃費

燃費についてはしっかりと計測していないので、はっきりとは言えないが

WMTCモード値はほぼ実燃費に近いので、普通に走ればリッター40キロ前後の燃費で

あることは間違いないだろう。

時速20キロから70キロの範囲内では、加速のためにスロットルを開けた後に

速度維持する程度にスロットルを戻すと、省エネ運転をしていることを表す

エコランプが点灯するので、その範囲がリッター40キロを達成するための

適正なスピードなのだろう。

今回、新東名を使用する際に時速100キロを維持するため、

ほぼフルスロットルで走り続けたのだが、

そのような運転をすると燃費が22~23キロだったので、燃費を気にするなら

高速道路でも走行車線を80キロ前後で走り続けた方が賢明だろう。


メーター、エクステリアデザイン



メーターについてはトリシティ125からの変更はなく、

すべて液晶で、オドメーターAB、外気温、オイル交換、ベルト使用距離

などの表示が付いており機能的ではあるが味気ない感がある。

エクステリアについては、かってのコマジェを思い起こさせるデザインで、

可もなく不可もない無難なラインで収めてきた印象をうけるが、     

ヘッドライトがLEDライトになったおかげで、多少は新しさ

感じるものとなった。


収納

間口は広い反面、底は浅いが、ほとんどのフルフェイスヘルメット

は収納できるだけのスペースはあるが、愛用のリックサックを入れると

無理やり押し込んで入る程度で、全体的に容量の不足を感じたので、

私は大容量のリアBOX(後付け)を装備し、

ツーリング時には、そこにかさばる荷物を入れ、

シート下のスペースはツーリングマップルなどよく使う小物を入れて、

停車時にヘルメットは、ヘルメットロック(後付け)を使用する方法

をとっている。


(前面には小物入れと電源も装備されている)

総評

高い安定性から発する、安心感、快適性はそのままに

125の弱点だった動力性の不足をトリシティ155はかなり

解消していて、その完成度は大きく高まっている。

車体も思ったよりコンパクトでカブとほとんど同じスペースで

駐車できたのはうれしい誤算であった。


これから温かくなれば、山間部のワインディングなども

走行可能となるので、とくにパワー不足をカバーできる

下りのワインディングでは、3輪の力でかなり楽しい走りが

できるのではないかと、今から期待している。

YAMAHA(ヤマハ) ナックルバイザー TRICITY125 Q5K-YSK-082-R03
ヤマハ(Yamaha)
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トップマスターフィッティングキット トリシティ125(14-) Y0TR14ST
SHAD(シャッド)
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ヤマハ(YAMAHA) バイクカバー Fタイプ 国産 防水 厚手 トリシティ フル装備 90793-64365
ヤマハ(Yamaha)
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【ヤマハ純正】 グリップウォーマー360 C MT-10、MT-09(17)、トリシティ125/155 等【冬季の快適性と握りやすさを追求!】
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【ヤマハ純正】 トリシティ125/トリシティ155用 ハイスクリーン タイプ2 ロングスクリーン 風防 TRICITY125/TRICITY155【Q5KYSK082R04】【YAMAHA】
ヤマハ(Yamaha)
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【ヤマハ トリシティ125/155用ルーフキット】 SLR for Tricity 標準仕様(ワイパー付き) エス・エル・アール
帝都産業
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【ヤマハ純正】 トリシティ155(TRICITY 155)用 PVCシートカバー ブラック/グレー 【9079363180】【YAMAHA】
ヤマハ(Yamaha)
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トリシティ YSS ハイブリッドリアショック 340ミリ
YSS
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スーパーカブ110(JA10) その2

2018-02-19 21:06:41 | 愛車たち
2018年2月に新バイクの購入に伴い、スーパーカブ110

下取り車として売却したので、2年間乗ってみた感想を報告したい。


      

所有期間 2016年1月から2018年2月までの2年と1か月 

走行距離 6826キロ 


コスト 購入時コミコミ27万 下取り価格8万 トータルコスト19万

基本的なインプレはスーパーカブ110 その1で説明しているのでそちらを見てほしいが、

ここでは最初の印象から変わってきた部分、所有してみて分かった長所・短所に
ついてあげてみたい。

エンジンフィーリング・動力性能について

動力性能的に常用できる速度は70キロ前後、最高速は80キロ程度という最初の
感想から大きな変化はないが、エンジンフィーリングについては乗っているうちに徐々に
滑らかになり、かなり乗り易くなったように感じた。

各種装備品の有効度

純正ウインドシールド 
冬の寒さ対策、ロングツーリング時の疲労低減に大きな力を発揮するので、是非とも装着したい装備だが
デザインの見栄えが少し悪くなるのが難点である。

電波時計(TANAX 電波クロック)  

時計が標準装備でないカブ110には必須のオプション、さらに1分を争う勝負をしている通勤ライダーには、狂いがない電波時計は大きな助けとなる。
取り付けてから2年間野外駐車で雨風にさらされ、電池も一度も交換しなかったが、バックライトが故障した以外は最後まで問題なく稼働してくれた。

純正ビジネスBOX(簡易ロックタイプ)
簡易的なカギが付いていたが、案外ロックするのが面倒なため、繁華街など危険な場所に駐車するとき以外は、ロックしないで使用していた。
容量については、見た目以上に物が入るので、通常のビジネス、買い物、ツーリング時には全く不満なく使用できる。

純正フロントキャリア 
キャンプツーリングなどの際に使用するかもと考えとりあえず付けてみたのだが、キャンプツーリングには一度も行かず、通常はリアのBOXだけで十分なので
2年間一度も使用せず終わってしまった。

運転席キャリア 
なんとなく装着したが、ここに荷物を載せるとかなり窮屈なので、使用することなく終わってしまった。

タナックス(TANAX) 電波クロック モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MF-4672
タナックス(Tanax)
タナックス(Tanax)
 
長所

・リッター60キロを超える低燃費

・どんな狭い路地でも入り込める軽快さ

・軽量コンパクトなボディによる取り回しの良さ

・ギアチェンジの楽しさ


上の3つについては、アドレス110などのコンパクトスクーターにも共通するかもしれないが、
ギアをチェンジし積極的にバイクを操る楽しさはカブだけのものなので、
カブにするかその他のコンパクトスクーターにするかという判断はほぼその一点に集約される。

モデルチェンジしたJA44型は値段も上昇し、本体価格ではディオやアドレスに対し完全に劣勢となったので
移動手段としての実用性を重視するなら、そちらを選択する方が賢明だろう。


短所

・安楽に移動できない

・自動車専用道、高速に乗ることができない


ギアチェンジの楽しさの代償として常にギアが何速か考えながら
運転しなければならず、右折などで停車状態から急加速したいときに、3速、4速にギアが
入っていて思ったように加速せず焦ることもしばしばあった。


高速道路や自動車専用道に乗れないことは初めから分かっていたことだが、
休みに限りがあるサラリーマンの身分では、どうしてもツーリングに行ける範囲が
限定されてしまい、購入前はもっとツーリングに使用するつもりだったが、
結局、ロングツーリングは「しまなみ海道」に行ったのみとなってしまった。

学生または定年後の金はないが時間がある状態なら、カブにキャンプ道具を積んで
1週間~2週間の超ロングツーリングを経済的に楽しめたかもしれないが、
現在の状況では高速利用による時間短縮能力は必須と考え、
この点が今回の乗り換えの最大の要因となった。

総評

乗り換え車両が通勤に使用するスクーターなこともあり、キャラクターが被る
カブが下取り車両となってしまったが、保管するスペースがあるなら、
ファミリーバイク特約のおかげで保険代もほとんど負担がないので、
カブも残しておきたかったというのが正直なところである。

JA44型が登場したことによりデザイン面であまり人気がないJA10型は、
お買い得な中古車が市場に多く放出されると予想されるので、
特にバイクを初めて購入する学生には、経済的にあまり負担にならず、
なおかつバイクを操る楽しさをもつJA10型カブを購入し、
生活の相棒とすることをおおいにお勧めする。


旭風防 ショートバイザー [スーパーカブ50/110] [品番] SPC-08 スクリーン
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GSX250R

2017-11-21 22:06:14 | バイク試乗、レンタル スズキ
2017年11月19日にGSX250Rをレンタルバイク豊田にてレンタルし、

230キロ程度ツーリングしたのでインプレしたい。

キジマ(KIJIMA) ヘルメットロック ブラック GSX250R 2017年 303-1585
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)
 
キジマ(Kijima) ハンドルマウントステー ブラック GSX250R 204-077
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)



当日のツーリングルート

本宮山スカイライン、西加茂農道、奥矢作湖など




なんと、今回レンタルしたGSX250Rは完全な新車で走行距離ゼロからのスタートであった。


性能

型式 2BK-DN11A
全長 / 全幅 / 全高 2,085 mm / 740 mm / 1,110 mm
軸間距離 / 最低地上高 1,430 mm / 160 mm
シート高 790 mm
装備重量 178 kg
燃料消費率
WMTCモード値 32.5 km/L(クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時
最小回転半径 2.9 m
エンジン型式 / 弁方式 J517・水冷・4サイクル・2気筒 / SOHC・2バルブ
総排気量 248 cm3
内径×行程 / 圧縮比 53.5 mm×55.2 mm / 11.5
最高出力 ※6 18 kW〈24 PS〉/ 8,000 rpm
最大トルク ※6 22 N・m〈2.2 kgf・m〉/6,500 rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 2.4 L
燃料タンク容量 15 L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1速 2.416
2速 1.529
3速 1.181
4速 1.043
5速 0.909
6速 0.807
減速比(1次 / 2次) 3.238 / 3.285
フレーム形式 セミダブルクレードル
キャスター / トレール 25°35′/ 104 mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式シングルディスク / 油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前 / 後) 110/80-17M/C 57H / 140/70-17M/C 66H
舵取り角左右 34°
乗車定員 2名
排出ガス基準 平成28年二輪車排出ガス規制に対応

GSX250Rの性能を一番のライバルと思われるYZF-R25やニンジャ250と比較すると以下のようになる

      R25    ニンジャ250     GSX250R

シート高  780mm     785mm       790mm

重量    166KG     172KG       178KG

車軸間   1380mm    1410mm       1430mm

パワー  36PS/12000     31PS/11000     24PS/8000

トルク   23N/10000     21N/8500      22N/6500

タンク   14L         17L        15L

燃費(WMTC) 26.2         25.7       32.5

価格(ABS無)55.6万円       55.3万円     52.7万円


エンジンフィーリング

同じ250CCのフルカウルでもR25やニンジャと比較すると

特にエンジンの性格の部分でGSXが大きく異なることが分かる。

R25やニンジャが低回転でのトルクを犠牲として、エンジン回転を高めることによって

30PSを超えるパワーを絞りだすのに対し、GSXは最大出力を抑える代わりに、

中低速トルクを重視した性格となっている。

その結果GSX250Rは高回転域まで気持ちよく吹き上がるフェーリングでは他の2車に劣るが

低速でもトルクが厚く、街乗りや狭いワインディングにおいて扱いやすいものとなっている。

   


高速性能

今回は高速道は使用しなかったので正確なことは言えないが、流れが良い道からの感覚でいえば、

快適に巡行できるのは100キロ、何とか120キロで巡行できて、

最高速は140キロに届くか届かないといったところだろう。

250CC最強のスペックを誇るCBR250RRにはまだ乗ったことがないのでわからないが、

GSX250Rよりカタログスペックが高い、R25やニンジャにしてもだいたいこのような感覚なので

この辺りが250CCの限界と言えるのではないだろうか。

なお、フルカウルではあるがスクリーンは低く、

空力的な意味はあるがウィンドウプロテクションはほとんど期待できない。


ハンドリング・乗り心地

ハンドリングについては特にこれといった特徴はないが、R25やニンジャと比較すると

スポーツ性より安定性に重点を置いたハンドリングであることは確かである。

しかし今回ワインディングも多く走ったが

250CCならではの軽量さやタイヤの細さ、あまり高くないエンジンパワーとうまくバランスしていて、

特に不満を感じる部分ではなかった。

乗り心地については、ハンドルが思ったより下に付いていて、

少し前傾ぎみとなるので安楽なものではないが、

すぐに慣れるのであまり気にすることもなく、標準的と言える。

  


取り回し

ハンドルが低いのが多少難点だが、軽量なので取り回しに困ることはないだろう。



燃費

エンジンの慣らしが全く出来ていなかったこともあって、今回のツーリングでの燃費は

WMTCの計測値より多少低い30キロ程度であった。

しかしながらR25やニンジャと比較すると4キロから5キロ燃費が良いのは間違いないので、

この点はGSX250Rの大きな強みである。



メーター

このクラスでは珍しい、反転液晶のフルデジタルとなっていて、

直射日光のもとでも視認性が良く、

シフトインジケーターも付いていて、表示機能も十分であり、

個人的にはR25やニンジャより好みのメーターである。




デザイン

GSX250Rの最大のアピールポイントとなっていて、まるでSSのようなスポーティーなデザインで

GSX-R1000Rのデザインがこの系統だったら良いのにと思うほど完成度が高い。

    



総評

 個人的に感じたGSX250RとR25、それぞれの長所をまとめると以下の通り


GSX250Rの長所

中低速トルクのある、扱いやすいエンジン

5キロ程度よい燃費

視認性が良いフルデジタル反転液晶メーター

完成度が高く、スポーティなデザイン

3万円安い価格



R25の長所

絶対的なエンジンパワー

高回転域でのエンジンフィーリング



 GSX250RはネイキッドのGSR250にSSライクな外装をかぶせ、

スポーティなデザインに仕立てたバイクなのに対し、

R25は本格的に250CCでスポーツバイクを成立させようとしたバイクであり、

車でいえば、スペシャリティーカーとスポーツカーの関係に近いと思える。


単純に長所を数えるとGSX250Rの方が良いバイクに見えるが、

250CCのフルカウルを選ぶライダーは、スポーツ性に重きを置く場合が多いので、

エンジン性能だけでその優位性は、容易にひっくり返ってしまうかもしれない。


しかしスポーツ性を追求するなら、究極的には250CCではパワー不足という結論になると思うので、

自分がバイクに何を求めるのか冷静に判断し、同じフルカウルといってもR25やニンジャと

かなり性格がことなることを理解して選択するなら、GSX250Rはお勧めできるバイクと言える。


キジマ(Kijima) リアキャリア ブラック GSX250R 210-246
キジマ(Kijima)
キジマ(Kijima)
 
ビレットブレーキクラッチレバー黒 6段階調整 SUZUKI 新型GSX250R GSR250/S/F対応
MotoGP
MotoGP
 
ワールドウォーク GSX250R専用スマートフォンマウンティングバー gsx250r-mount
ワールドウォーク(World-walk)
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ワールドウォーク GSX-R250専用タンクパッド g2-7
ワールドウォーク(World-walk)
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キタコ (KITACO) スクリーンアップスペーサー GSX250R 670-2810900
キタコ(KITACO)
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リアルカーボン調 タンクキャップパッド SUZUKI GSX250R GSX-R1000/750/600 専用
MotoGP
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CB1100RS

2017-11-09 20:24:29 | バイク試乗、レンタル ホンダ
2017年11月8日~9日にかけてレンタルバイク豊田にて

CB1100RSをレンタルし、780キロ程度ツーリングしたので

インプレしたい。

オーヴァーレーシング(OVERRACING) BACK-STEP 4ポジション ブラック CB1100RS(17-) 51-182-02B
オーヴァーレーシング(OVERRACING)
オーヴァーレーシング(OVERRACING)
 
MZS 6段調整 ブレーキ クラッチ レバー 用 ホンダ CBF1000 06-09年/ CB750-2/ CB1100 CB1100EX CB1100RS Type1 Type2 SC65/ CB1000SF SC30/ CB1300SF CB1300SB CB1300ST SC54/ CBR1000F SC31/ CBX750F RC17 RC18/ PC800 RC34/ RVF750 RC45/ VF400F NC13/ VF750S 82-86/ VFR400R VFR400Z NC21/ VFR750F RC36/ VFR750R RC30/ VFR800 RC46/ VFR800F RC79/ VFR800X RC80/ VT250F MC08/ VTR1000F SC36/ X-4 X-4LD SC38 ブラック
MZS
MZS
 


ツーリングコース


富士山近辺、大菩薩ライン、奥多摩周遊道路、箱根・芦ノ湖スカイライン等

     


    

性能

 
車名・型式 ホンダ・2BL-SC65
全長(mm) 2,180
全幅(mm) 800
全高(mm) 1,100
軸距(mm) 1,485
最低地上高(mm)130
シート高(mm) 785
車両重量(kg) 252
乗車定員(人) 2
燃料消費率*1
(km/L) 国土交通省届出値:
定地燃費値*2
(60km/h) 31.1 〈2名乗車時〉
WMTCモード値
(クラス)*3 18.9(クラス 3-2)〈1名乗車時〉
最小回転半径(m) 2.7
エンジン型式 SC65E
エンジン種類 空冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒
総排気量(cm3) 1,140
内径×行程(mm) 73.5 × 67.2
圧縮比 9.5
最高出力(kW[PS]/rpm) 66[90]/7,500
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) 91[9.3]/5,500
燃料供給装置形式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フルトランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(L) 16
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング式
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比
1速 3.083
2速 1.941
3速 1.478
4速 1.240
5速 1.074
6速 0.964
減速比(1次/2次) 1.652/2.222
キャスター角(度) 26゜ 00′
トレール量(mm) 99
タイヤ 前 120/70ZR17 M/C(58W)
後     180/55ZR17 M/C(73W)
ブレーキ形式 前 油圧式ダブルディスク
        後   油圧式ディスク
懸架方式 前 テレスコピック式
        後 スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル

CB1100は5年前の2012年11月に初めてレンタルし、その後も何回かレンタルしツーリングしたが、

この5年間の間に、よりレトロさを追求したCB1100EXがラインナップに

追加されて、さらに今年のマイナーチェンジでスポーツバージョンの

CB1100RSが追加されて、2017年11月時点では

ノーマル・EX・RSの3つのシリーズで構成されている。


今回は以前レンタルしたノーマルのCB1100および兄貴分と言える

CB1300SFと比較しながらインプレしたいと思う。

3車種の主なスペックを比較すると以下のようになる

           CB1100RS       CB1100      CB1300SF

軸距(mm)       1,485       1,490       1,520

シート高(mm)     785        765        780  

車両重量(kg)     252         左同       268
 
最高出力
(PS/rpm)     90/7,500      左同      110/7,250

最大トルク
(N・m/rpm)     91/5,500      左同      118/5,500

燃料タンク容量(L)   16        14      21

WMTCモード値      18.9        左同      16.8

価格          138万       115万     145万


ノーマルのCB1100はETCもグリップヒータも装備されていないので、条件を合わせるため

Eパッケージを装備すると7万円アップの122万円 となってRSとの価格差は16万円に縮まる。

この16万円の大きな要因は LEDヘッドライトと フランジレスフューエルタンク が占めると

予想できる。

CB1100RSとCB1300SFを比較すると装備はほぼ同等、

エンジンは空冷、水冷と大きく異なり、エンジンのパワーもCB1300SFが20馬力ほど高いが、

価格差は7万程度とあまり大きくはない。

こうして比較してみるとCB1100RSは割高に見えるが、

CB1300SFではあまりに巨体すぎて扱いにくいので、

上質なデザインでスポーティーなCB1100がほしいという層には

あまり障害とはならないのだろう。


エンジンフィーリング

空冷とは思えないほどのスムーズさで、低回転からトルクがわいてくる

上品で操りやすいエンジンフィーリングとなっている。

その反面、水冷の4気筒エンジンのように高回転域まで一気に駆け上がるような

スポーツ性は劣っているが、中低速が主体の下道のワインディングではCB1100の

エンジン特性がベストマッチと言えるほど相性が良いものに感じられた。
     



高速性能

下道ではベストマッチと言えるほどのエンジンだが、

スピードがあがる高速道では120キロ程度までは軽々加速するが、

そこからの伸びは一息ついた感じとなっているので、

先日レンタルした水冷4気筒のスポーツエンジンを装備ニンジャ1000のように

高速道で王者のように振る舞うにはパワー不足を感じる。

とは言うものの、とにかく全開でスロットルを開け続ければ、

高速でも一発免停となる速度まで容易に到達するが、

どちらにしてもむき出しのネイキッドなので

120キロくらいの速度で巡行するのがベストなのは確かである。



コーナリング性能

252キロの重量からくる安定感、ノーマルのCB1100よりスポーツ性を高めたサスペンション、

中低速トルクが豊富なエンジン、比較的低い車高が絶妙にマッチして

下道の中低速コーナーが続くワインディングでは、

今まで乗ってきたバイクの中でも5本の指に入るほど、

安心感があってかつ楽しいハンドリングとなっていて、

CB1100RSの一番の魅力といっても良いポイントとなっている。


乗り心地

車体が重いため安定感があって、出来の良いサスが衝撃を吸収し、

さらにシートの出来も良いので

乗り心地については、トップクラスの評価ができるものとなっている。

    




取り回し

車体は比較的コンパクトで、シート高も高くはないが、

近代的な設計がされたバイクと比較するとやはり重く、

駐輪場が傾斜していた場合、かなりの力が必要となるので

バイクの性格上仕方ないが、良好とは言い難い。


燃費

燃費については市街での走行がほとんど無かったこともあって、21キロ程度と

WMTCモードの燃費より2キロほど良い結果となった。




メーター


今では珍しくなったアナログの2眼メーターだが、

車のメーターのように数字が光るので夜間でも視認しやすく、

速度も200キロまでしか刻まれていないのでスピードの目盛が大きく、

常用域で使用しやすい、

中央にはデジタルでシフトインジケーターが装備され、

現在何速か常時確認できる。

欠点としては、外気温が付いていない事、

ウィンカーランプの位置が下すぎて見づらいことなどがあるが、

総合的には満足できるものとなっている。

 


デザイン

正統派ジャパニーズネイキッドスタイルで、

LEDライトやフランジレスタンクなど上質な部品が使用されており、

近年のプラスチックを多用したバイクと比較すると、

大人の超合金といえる鉄の塊で、

車体は重くなるが、バイクの質感を高めている。

個人的にはあまりに正統派すぎて面白味に欠けていると感じるところもあるが、

そもそもこのようなスタイルを好むライダーのためのバイクなので、余計お世話かもしれない。

    

    

    

      



総評

CB1100RSの138万という価格は、先日レンタルした141PS水冷4気筒、各種電子装備満載で

フルカウルのニンジャ1000が127万ということを考えるとどうしても割高に感じてしまう

ところもあるが、このCB1100RSについては、絶対的な性能はあまり高くないが、

エンジンとハンドリングの特性の調和により、特に中低速主体のワインディングロードで発揮される

楽しさや車重・サスペンション・シートの相乗効果による上質な乗り心地など

カタログスペックだけでは表現できない長所を持っているので、

ワインディングを楽しむことは止めないが、もう少しマイルドなバイクに乗りたいと

考えているライダーには是非ともお勧めしたいバイクとなっている。


キジマ(KIJIMA) バッグサポート 左右セット '17~ CB1100EX / CB1100RS 210-486
キジマ(Kijima)
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ワールドウォーク CB1100シリーズ用オルタナティブスクリーン ショート スモーク ws-27-4s
ワールドウォーク(World-walk)
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【ホンダ純正】 17年モデルCB1100EX/RS専用(SC65-150-) アクセサリーソケット DC シガーソケット CB1100RS【08U70MGCJB0】【HONDA】
Honda (ホンダ)
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ワールドウォーク CB1100RS/EX専用タンクパッド g2-1
ワールドウォーク(World-walk)
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ブラスター2(BLUSTER2) ビキニカウル CB1100RS/EX '17 グラファイトブラック 23424
ブラスター2(BLUSTER2)
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ブラスター2(BLUSTER2) ビキニカウル CB1100RS/EX '17 黒ゲルコート 23422
ブラスター2(BLUSTER2)
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【ホンダ純正】 17年モデルCB1100EX/RS専用(SC65-150-)リアキャリア シルバー クローム CB1100RS【08L70MGCJB0】【HONDA】
Honda (ホンダ)
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SWISH(スウィッシュ) 東京モーターショウ2017

2017-11-06 22:19:05 | バイク業界
スズキ唯一のワールドプレミアSWISH(スウィッシュ)を紹介したい。

スズキの原付2種スクーターは、通勤快足の愛称で人気があったアドレス125V

が廉価なアドレス110と極めてスタンダートなデザインのアドレス125に分離し、

これで打ち止めかと思っていたが、第3のスクーターとしてSWISH(スウィッシュ)

が発表された。

     

    



その性能は不明だが、外観はアドレス125Vの後継を期待していたライダーにとっては、

いささか期待外れなものとなっている。


50CC原付並みのコンパクトな車体に、パワーがある125CCエンジンを搭載し

ライダーの支持を得ていたアドレス125Vに対し

SWISHの車体はかなり大型化されており、いろいろなところで言われているように

アドレス125Vの後継というより、シグナスの後継といった方がふさわしい。


しかしながら、デザイン自体はスポーティで悪くないので、

エンジンのパワーが十分で、走りもスポーツー性能が高く、価格も25万程度なら、

PCXやN-MAXに対抗して一定の支持を得られるのではないだろうか。










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新型ゴールドウィング 東京モーターショウ2017

2017-11-02 21:47:27 | バイク業界
東京モーターショウでワールドプレミアで発表された

新型ゴールドウィングについて紹介したい。


現行のゴールドイングでは後部にトランクを装備した

ノーマルのゴールドウィングと

モデル後期に発売された

後部トランクを廃止したF6Bが存在したが、


新型では後部トランクがないタイプがノーマルのゴールドウィングとして

    

 


後部トランクがあるものがゴールドウィング ツアーとして発売される。

    

  

新型になっても、世界でもホンダとBMWだけが製造する6気筒エンジンは継承されるが、

 

現行ゴールドウィングと比較すると新型は小型化され、

シャープなデザインとなっており、

ユーザーの若返りを狙っているのが見て取れる。

現行のゴールウィングに乗ったことがないので、

その走りについては想像もつかないが、

さすがフラッグシップだけあってDCTや

最新電子機器などの豪華装備が

これでもかと投入されている。


値段については現行のF6Cが220万程度、ノーマルのゴールドウィングが240万程度だったので

これほど機能がアップした新型は最低でも250万以上の価格となるだろう。


しがないサラリーマンにとっては相当な勇気のいる買い物となるが、

それでも手入れたくなる、強烈な魅力を新型ゴールドウィングは放っていた。



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