バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

MTオーナーズミーティング 2016

2016-09-24 21:26:03 | ツーリング 東海地方
2016年9月24日に静岡県磐田市のヤマハコミュニケーションプラザ

で開催されたMTオーナーズミーティングに行ってきたのでレポートしたい。

朝10時開始ということで、刈谷市の自宅を8時に出発しようとしたが、

愛車のMT-07は、8月19日に1週間におよぶ東北ツーリングから帰ってきてから

エンジンをかけていなかったためか、セルのまわりが弱くエンジンがなかな始動せず、

いきなり大トラブルと焦ったが、何とかエンジンがかかり出発することができた。

普通なら夏場に1か月エンジンをかけなかった程度ではそんな状況にならないので、

バッテリーに寿命が来ているのではとの疑念を抱きながらのスタートとなった。

豊田南ICから高速に乗り、久々に新東名でない普通の東名でヤマハコミュニケーションプラザを目指す。

途中美合ICで朝食、磐田ICで降りた後にコンビニでの休憩などを挟みながら、

ほぼ予定どおりの9時40分頃にヤマハコミュニケーションプラザに到着した。    

駐車場はMTシリーズは固めて駐車するようになっていて、ほとんどはMT-07、MT-09MT-09トレーサーの3機種で占められ、

少数、元祖のMT-01、MT-03/25、XSR900駐車している状況であった。   

 
   

この朝の段階で私の目算では、500台以上のMTシリーズが集結しているように思えた。

良い機会なので他のライダーのMTシリーズを少し見学させてもらったのだが、

私のようにノーマルで乗っているライダーはほとんどおらず、何らかのカスタマイズが

施されていて、特にMT-07や09のスクリーンの装着率が高いのが印象的だった。

見学していると今まで何とかもっていた天気が崩れ、小雨が降り出したので、

コミュニケーションプラザへと移動する。


    

   

コミュニケーションプラザの玄関前では、いろいろなメーカーが、MTシリーズ関係のパーツなどと出店している。

   

    

ヤマハコミュニケーションプラザには過去2回ほど来ているが、最近展示内容をリニューアルしたらしく、

前よりもバイクの展示の比率が増えているように感じた。

(ヤマハコミュニケーションプラザについては別の機会に紹介したい)



コミュニケーションプラザの見学を一通り終えると、10時半になっていたが、

MTシリーズ開発者のトークショーは11時からなので、それまで併設されている喫茶店で休憩、  

外を眺めるといよいよ雨が本降りとなっていた。 

11時からMT-01に乗っているというジャーナリストの司会で、開発者のトークショーが始まったが、

内容については、割と当たり障りのない話だったので、もっと際どい話を聞きたかったというのが素直な感想である。

 

12時からは参加者の記念撮影があったので、それに参加し 

玄関前の特設売店で半額だったワイズギアのレインスーツを購入し、会場をあとにする。

   

来場時よりもさらにバイクの台数が増えており、本当ならもう少し見学したいところだが、

雨が強かったのでそれもかなわず、12時20分に自宅への帰路に着く。

いろいろと改善してほしいところもあるイベントだったが、やはり天気に恵まれなかったのが

一番残念なポイントだったので、次回があるとすれば晴れることを祈るばかりである。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年 夏の北海道ツーリング 5日目 その3 湯沸(トウフツ)湖

2016-09-22 20:47:09 | ツーリング 北海道
30分ほど道の駅 ウトロ・シリエトク で休憩し、

11:00頃、網走を目指し出発、西へ進む。

しばらく右手に海を見ながら進み、  

やがて、国道は334号から244号に切り替わり、

いかにも北海道らしい直線道路が続く。

北海道では、みんな気分がハイになっているのか、

本州ではありえない確率でライダーが手を振ってくるので、

こちらも楽しい気分になる、

これも北海道ツーリングの醍醐味の一つである。


湯沸湖畔の原野を突っ切る道を走っていると

馬が放牧されていたので、停車し見物することにした。


Cポイント 湯沸(トウフツ)湖 12時18分 走行距離202キロ


    

北海道の馬といえば、サラブレトが思い浮かぶが、ここに放牧されている馬はそんな高級なものでなく、

かといって、ばんえい競馬で見たようなごっつい馬でもない、ごく普通の標準的な馬である。

なぜこのような馬を放牧しているのか疑問だが、何か理由があるのだろうか。


馬を見物したポイントより少し西に進むと、湖畔の原野を見渡せるビューポイントがあったので、

バイクを停車し記念撮影。

   

このころになると天気は完全に晴れとなり、

北海道、しかも道東とは思えない30度を超える気温にまで上昇している。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年 夏の北海道ツーリング 5日目 その2 知床半島

2016-09-20 22:38:27 | ツーリング 北海道
 野付半島を後にして、世界遺産の知床半島へと北上する。

2013年の北海道ツーリングの時は、知床半島から南下し、

雨にたたられたが、今回は幸いなことに、北上するに従い、

天気が回復してきている。


かすかな期待とともに知床横断道路に突入したが、

案の定、霧と雲で風景は全く見えず、 

峠の頂上も、前回同様ほとんど展望が望めない、がっかりな状態であった
   

気を取り直し、峠を下り知床五湖観光の拠点、知床フィールドハウスに向かうが、

ここもまた前回同様、駐車場が満杯でかなり待たなければならない状態だったため、

そのまま網走に向かうこととした。

国道334号 知床横断道に戻り、少し西に進むと海沿いを走る道となり

さらに少し進むと、ホテルや旅館、飲食店、遊覧船の出発地などが集結する知床観光の中心地 ウトロ に到達、

知床世界遺産センターを併設した、道の駅 ウトロ・シリエトクで一休み。

Bポイント 道の駅 ウトロ・シリエトク 10時35分 走行距離143キロ

  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015年 夏の北海道ツーリング 5日目 その1 野付半島

2016-09-19 22:46:54 | ツーリング 北海道


8月10日 走行距離  287キロ

主な走行ルート

道道950号 → 国道335号 → 国道334号 → 国道244号 → 国道39号


前日宿泊した 海の宿 みさき にて、鮭茶漬けの朝食をいただき、

今にも雨が降り出しそうな空模様のなか7時50分頃に宿を出発、

まずはすぐ近くの野付半島を目指す。

Aポイント 野付半島ネーチャーセンター 8時12分 走行距離23キロ

立ち枯れしたトドマツによって作られるトドワラで有名な野付半島であるが、

そのトドワラへのアクセスポイントとなるのが、

野付半島ネーチャーセンターである。

   

有名な観光地だが、天気も悪く早朝とあって人もまばらである。


   

ここから片道1.3キロ歩いた先にトドワラがよく見えるポイントがあるそうだが、

往復すると2.6キロと結構な距離があるため、周辺を散策するだけとした。

    

昼間なら500円ほど出せば、馬車が送迎してくれるので、歩きたくない観光客にぴったりなのだが。



結局20分ほどだけ滞在し、次の目的地知床半島へ向かう。


 
(道道950号に絶好のビューポイントを見つけたので、バイクと一緒に撮影)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

YZF-R25

2016-09-06 22:14:13 | バイク試乗、レンタル ヤマハ
2016年8月3日にレンタルバイク三河にて

YZF-R25をレンタルし210キロ程度 ツーリングしたので

インプレしたい。


   

当日の主なコース



新東名 豊明→豊田松平 → 国道301号 → 加茂広域農道 → 国道153号 → 矢作ダム周辺


性能

型式 JBK-RG10J

全長(mm) 2090 全幅(mm) 720

全高(mm) 1135 ホイールベース(mm) 1380

シート高(mm) 780 最低地上高(mm) 160

乾燥重量(kg) 総重量(kg) 166

サスペンション形式(前) テレスコピック サスペンション形式(後) スイングアーム

キャスター角 25° トレール(mm) 95

ブレーキ形式(前) ディスク ブレーキ形式(後) ディスク

タイヤサイズ(前) 110/70-17 M/C 54S タイヤサイズ(後) 140/70-17 M/C 66S

■エンジン・トランスミッション

エンジン型式 G401E エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ並列2気筒

総排気量 249 圧縮比(:1) 11.6

ボア(mm) 60 ストローク(mm) 44.1

最高出力(kW/rpm) 27(36PS)/12000 最大トルク(N・m/rpm) 23(2.3kgf・m)/10000

始動方式 セル 点火方式 トランジスタ

クラッチ形式 湿式多板 変速機形式 6段リターン

燃料供給方式 インジェクション 潤滑方式 強制圧送ウエットサンプ

燃料タンク容量(L) 14 燃料消費率(km/L) 33.5(60km/h)・26.2(WMTCモード)


実はこの4日後の8月7日に最大のライバルであるニンジャ250もレンタルしツーリングしたので

そのインプレも書こうと思っていたのだが、不注意で写真を消してしまったので、R25のインプレを

メインにニンジャ250との比較を交えながら書くこととしたい。

とは言うものの、この2台のバイクの印象は非常に似ているので、

別々にインプレしたら同じような文書が並んでしまうだろう。


性能比較

       R25    ニンジャ250     CRF250L

シート高  780mm     785mm       875mm

重量    166KG     172KG       143KG

車軸間   1380mm    1410mm       1445mm

パワー  36PS/12000     31PS/11000     23PS/8500

トルク   23N/10000     21N/8500      22/7000

タンク   14L         17L        7.7L

燃費(WMTC) 26.2         25.7       32.5

価格(ABS無)55.6万円       55.3万円     46.2万円

ライバル2車とジャンルは違うが私が一番よく知る250CCバイクである

愛車 CRF250Lを比較すると上のようになる。

これをみると、特にエンジンにてR25に大きなアドバンテージがあるが

実際乗ってみるとR25が勝っているとは限らないのが面白いところである。


エンジンフィーリング

250CCクラス最大のパワーを誇るだけあって、高回転域まで気持ちよく回るエンジンなのだが、

その反面、低速トルクは希薄で街乗りでの信号待ちからのスタート時などにパワー不足を

感じてしまう。

 一方のニンジャ250は高回転域まで回し、パワーを出すことについてはR25に劣るが、

低速でのトルクはR25より高く、街乗りではこちらのほうが乗りやすく感じる。

 ワインディングにおいては、小排気量でパワーが相対的には低いので、大型バイクでは

危険で回せない回転域までエンジンを回し楽しむことができる。

 ニンジャ250と比較しどうかといえば、エンジンの吹け上がりで多少勝っている感もあるが、

ニンジャ250も十分に高回転域まで気持ちよく回るエンジンなので、大きなアドバンテージは

感じないというのが正直な感想である。


 

高速性能

 250CCの小排気量なのであまり得意とは言えず、100キロまでは軽々と加速するが、そこから

120キロまでは加速が鈍り、さらに120キロから先は少しずつスピードが上がっていくという感じで、

私の感覚では最高速度は140キロに届くか届かないか、巡行可能な速度は120キロ、快適に巡行できるのは

100キロという印象だった。

 この感覚はニンジャ250とほとんど一緒で、最高馬力が5PS上まわるアドバンテージは感じられなかった。



ハンドリング・乗り心地

 ハンドリングは軽快で扱いやすく、フレームも30PS程度のエンジン出力を軽々と受け止めガッチリしている。

ただし乗車姿勢については予想より前傾だったので、楽な姿勢で乗れるバイクが欲しライダーにはあまりお勧めできない。

 この部分はニンジャ250も同じ印象で、2車にほとんど違いはないと言える。

 


取り回し

 ハンドルが低いのが多少難点だが、軽量なので取り回しに困ることはないだろう。

燃費


 燃費はしっかりと計測しなかったのだが、WMTCモードの燃費はそれなりに正確なのでリッター約26キロ

という数値はそんなに外れたものでないだろう。

 排気量で大きく上回るMT-07の数値が24キロなのでもう少しがんばってもらいたい気もするが、

小排気量でパワーを出そうとすると、どうしてもエンジンを回すことになるので、仕方がない

部分でもある。

 

メーター、デザイン

 メーターのデザインはR25とニンジャ250どちらも及第点がつけられると思うが、機能面については

シフトインジケーターが付く分R25が上回っている。


 

 車体のデザインについては、分かりやすいカッコよさのニンジャ250と少しひねったR25という印象だが、

個人的には端正なニンジャ250のほうが好みである。


   

 R25はもう少しヘッドライトを細くするなど、現行のR1のデザインを取り入れると良いと思うのだが。



総評


 個人的に感じたR25とニンジャ250の長所をまとめると

 R25の優れている部分
 ・高回転域でのエンジンフィーリング
 ・シフトインジケーターが付いたメーター

 ニンジャ250の優れている点
 ・低回転でのトルク 
 ・タンク容量
 ・車体のデザイン

 といったところで、私としてはニンジャ250に軍配を挙げたい。

 カタログ的にはR25のほうが優れているのだが、それは250CCの小排気量を

 カリカリにチューンして絞り出した感があり、そこに少し歪みを感じ、

 無理をしていないニンジャのほうがバランスが良いと感じられるからである。


 やはりフルカウルのスポーツバイクというキャラクターに対しては

 もう少しパワーが必要で、排気量が320CCにアップしたR3なら

 R25の欠点の多くを解消できているのだろう。

 実際、車検の縛りがないアメリカやヨーロッパでは300CCが主流になっているので

 (ニンジャ250も海外ではニンジャ300として販売されている)

 ヤマハとしてもR3がベストバランスで、R25は車検に合わせた縮小版という

 本音があるのではと感じる。


 

 


 





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする