バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

2014年夏の東北ツーリング4日目 その2 八幡平樹海ライン ~ 道の駅 かづの 

2015-06-14 22:52:43 | ツーリング 東北


 安比高原から八幡平に向かうのに、また同じ道を引き返さなければならないのかと思っていたが、

幸いなことに安比高原と八幡平を結ぶ農道が整備されていて30分程度で八幡平に到着することができた。


   
(高原を切り開いて作られた、快走路を走り八幡平に向かう)

昨日は八幡平の表の道と言える、岩手県道23号を利用したが、本日は別ルートの岩手県道212号、318号(通称 八幡平樹海ライン)で頂上を目指す。

  
(八幡平樹海ラインは、麓の標高460メートル地点から、頂上の1540メートルまで森の中を駆け上がる、山岳ワインディングとなっている)


(途中、崩落している地点もあるので注意)

 
(頂上付近には、藤七(トウシチ)温泉という秘湯も存在する。)

      
(頂上に到着したが、駐車場が有料なので、すぐに十和田湖目指し西へすすむ)

    
(秋田側に下る途中のビューポイントで記念撮影)

   
(八幡平を下り、国道341号と合流し、そこから北上)

Cポイント 道の駅 かづの 11:10

1時間半走り続けたので、十和田湖に向かう前に道の駅 かづの で一休み。

   
(かなり大規模で活気のある道の駅である)

 
(売店で手作りオニギリを購入し、朝食兼昼食にする)


(この地方一番の有名人といえる、秋田花輪の立花兄弟がお出迎え)

まだまだ道のりは長いので、20分ほど休憩し十和田湖にむけ出発。
 




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バンデット1250F

2015-06-10 22:02:38 | バイク試乗、レンタル スズキ
 2015年5月23日から24日にかけてバンデット1250Fをレンタルバイク山科にて

レンタルし550キロほど走行したのでインプレしたい。


 23日の主なルート

 国道161号 ⇒ 国道367号 ⇒ 奥琵琶湖パークウェイ ⇒ 国道365号 

⇒ 国道8号 ⇒ 国道305号 ⇒ 東尋坊 ⇒ 福井市

 24日の主なルート

 国道158号 ⇒ 国道157号 ⇒ 石川県道45号 ⇒石川県道22号

⇒ 国道304号 ⇒ 国道156号 ⇒ 国道158号 ⇒

 北陸自動車道 福井北~今庄 ⇒ 国道365号 ⇒ 国道161号


     

性能

型式 EBL-GW72A

全長 / 全幅 / 全高 2,130mm / 790mm / 1,235mm

軸間距離 / 最低地上高 1,480mm / 135mm

シート高 790mm - 810mm(2段階調整式)

装備重量 252kg

国土交通省届出値:定地燃費値 27.0km/L(60km/h) 2名乗車時

最小回転半径 2.8m

エンジン型式 / 弁方式 W705・水冷・4サイクル・直列4気筒 / DOHC・4バルブ

総排気量 1,254cm3

内径×行程 / 圧縮比 79.0mm×64.0mm / 10.5

最高出力  74kW〈100PS〉 / 7,500rpm

最大トルク  107N・m〈10.9kgf・m〉 / 3,500rpm

燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム

始動方式 セルフ式

点火方式 フルトランジスタ式

潤滑方式 ウェットサンプ式

潤滑油容量 3.7L

燃料タンク容量 19L

クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング

変速機形式 常時噛合式6段リターン

変速比
1速 3.076
2速 2.058
3速 1.550
4速 1.304
5速 1.160
6速 1.071

減速比(1次 / 2次) 1.537 / 2.277

フレーム形式 ダブルクレードル

キャスター / トレール 25°20′/ 104mm

ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式ダブルディスク(ABS)/ 油圧式シングルディスク(ABS)

タイヤサイズ(前 / 後) 120/70ZR17M/C (58W)/ 180/55ZR17M/C (73W)

舵取り角左右 35°

乗車定員 2名

排出ガス基準 平成19年国内排出ガス基準に対応


バンデット1250Fをレンタルしたことによって、

国産4大メーカーのビックネイキッドをひととおりレンタルしたので、

それぞれと比較しながらインプレしたい。


            ダエグ  CB1300SF    XJR   バンデット

全長(mm)       2150   2200     2175   2130

軸間距離(mm)     1470   1520     1500   1480

シート高(mm)     790    780     795    790

車重(KG)        246    267     245    256

パワー(PS/回転)  110/8000  101/7000  100/8000  100/7500

トルク(KG/回転)  10.9/6000 11.7/5500  11.0/6000 10.9/3500

燃料タンク(L)     18     21     21     19

ギア          6速     6速    5速     6速

ABS           無     有     無     有

価格(千円)    1173千円  1294千円  1112千円  1155千円


エンジンフィーリング

  

 エンジンフィーリングにおけるバンデットの最大の特徴は他の三車と比較すると

3500回転という低い回転域で最大トルクを発生させることにある。

 このエンジン特性によってバンデットは5速でも、6速でも即時に太いトルクが

引き出せ、ギアチェンジの回数が少ない半分オートマのような感覚でツーリング

することもできる。

 トルク型のセッティングだが、ダエグには劣るものの、CB1300やXJR1300とは

対等にエンジンを回し楽しむこともできる。


高速性能

 さすがにフルカウルなだけあって高速性能は高く、法的に160キロ巡航が可能なら、

この4車のなかでは圧倒的に楽にそれを実行できる車両である。


コーナリング

  

 比較的短い軸間距離であることもあって、ハンドリングは予想よりスポーティで、

ダエグほどではないものの、CB1300やXJR1300よりはワンランク上の軽快さであり、

スポーツツアラーといってもよいハンドリングを実現している。


取り回し

 

 カウルがある分、多少重たくなっているが、車体自体はわりと細めに出来ており、

またシート高も標準的なので、そんなに気構えすることなく取り回すことができる


燃費

今回のツーリングでの燃費はリッター20キロ強と大排気量の割りに良好と言える。

レギュラー指定なのも、ツーリングで長距離を走るライダーにはありがたい。


メーター・デザイン

 

メーターについてはギアポジションもついて機能的には問題はないのだが、いかにも後付けという感じであまり好きになれない。

    

 デザインについてもカウルの幅が狭く(取り回しには貢献しているが)、縦長になっているためバランスが悪く、

ヘッドライトのデザインもイマイチな感じで、バンデットFの人気を落とす大きな要因となっている思う。

バンデットにはハーフカウル版のバンデットSも設定されているが、こちらはなかなか格好よく、

素直にバンデットSをフルカウルにすれば良かったのにと思ってしまう。


 総評

 バンデットFの大きな長所として、まず第一にコストパフォーマスが非常に良いことがある。

フルカウルでABS標準装備にも関わらず税込115万円という価格は他の3車と比較して、

非常にお得に感じる。

 その分サスペンションにブランド品を使うこともなく、車体の質感も標準的で、高級感を感じることもないが、

実質的な機能を求めるライダーには大いにお勧めできる。

 走行性能についても高速道は大トルクと優れたウィンドプロテクションで他のバイクより疲労感を感じることなく

走行が可能で、峠においてもそれなりにスポーティーなハンドリングでワインディングを楽しめる。


 バンデットFはいわゆる盆栽バイクとは対極にあるバイクで、趣味性は多少薄いかもしれないが、

ツーリングの道具として使い倒すという用途においては極めて優れた性能を持ったバイクと言える。





  














 

 
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