バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

MT-09tracer(トレーサー)その1

2015-11-28 22:59:40 | バイク試乗、レンタル ヤマハ
 11月28日にレンタルバイク三河にてMT-09tracer(トレーサー)をレンタルし、
250キロほどツーリングしたのでインプレしたい。




主なツーリングルート

東海環状道 → 国道301号 → 加茂広域農道 → 国道153号 → 道の駅 どんぐりの里いなぶ → 

茶臼山高原道路 → 国道151号 → 国道301号 → 本宮山スカイライン → 

道の駅 つくで手作り村 → 国道301号 → 愛知県道35号 → 国道1号 


性能

認定型式/原動機打刻型式
EBL-RN36J/N703E

全長×全幅×全高
2,160mm×950mm×1,345mm

シート高
845mm(低い位置・出荷時)
860mm(高い位置)


軸間距離
1,440mm

最低地上高
135mm

車両重量
210kg

燃料消費率
国土交通省届出値定地燃費値
27.8km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値
19.3km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時

原動機種類
水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ

気筒数配列
直列3気筒

総排気量
846cm3

内径×行程
78.0mm×59.0mm

圧縮比
11.5 : 1

最高出力
81kW(110PS)/9,000r/min

最大トルク
88N・m(9.0kgf・m)/8,500r/min

始動方式
セルフ式

潤滑方式
強制圧送ウェットサンプ

エンジンオイル容量
3.4L

燃料タンク容量
18L(「無鉛プレミアムガソリン」指定)

燃料供給
フューエルインジェクション

点火方式
TCI(トランジスタ式)

バッテリー容量/型式
12V, 8.6AH(10H)/YTZ10S

1次減速比/2次減速比
1.680/2.812

クラッチ形式
湿式多板

変速機形式
常時噛合式6段/リターン式

変速比
1速 2.666 2速 2.000 3速 1.619
4速 1.381 5速 1.190 6速 1.037

フレーム形式
ダイヤモンド

キャスター/トレール
24°00′/100mm

タイヤサイズ(前/後)
120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)/
180/55ZR17M/C (73W)(チューブレス)

ブレーキ形式(前/後
油圧式ダブルディスク/油圧式シングルディスク

懸架方式(前/後)
テレスコピック/スイングアーム(リンク式)

ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ
LED/LED×2

乗車定員
2名


   

MT-09トレーサーの主なスペックをベースであるMT-09、個人的には一番のライバルと思うニンジャ1000
参考までに私の愛車であるMT-07と比較すると以下のようになる。


           トレーサー  MT-09   ニンジャ  MT-07 
全長(mm)       2160   2075     2105   2085

軸間距離(mm)     1440   1440     1445   1400

シート高(mm)     845    815     820    805

車重(KG)        210    188     231    179

パワー(PS/回転)  110/9000  110/9000  138/9600  73/7500

トルク(KG/回転)  9.0/8500  9.0/8500  11.2/7800  6.9/6500

燃料タンク(L)     18     14     19     13

ABS           有     無     有     無

価格(千円)    1048千円  849千円  1350千円   700千円


エンジンフィーリング

 

 エンジンフィーリングについてはMT-09の試乗をした際にインプレしているので

 詳しくはそちらを参照して欲しいが、さすがヤマハが社運をかけて開発した、

3気筒エンジンだけあって、4気筒のスムーズさと2気筒のトルク感を合わせもった

素晴らしいエンジンである。

 2気筒では回転が上がりシフトアップしなければならず、

かと言って4気筒ではトルクが細く、エンストの心配があるような峠道でも、

この3気筒エンジンなら、3速か4速で固定していればほぼオートマ状態で走ることができる。

 個人的に3気筒エンジンのフィーリングが好きなこともあって、

ことロングツーリングに使用するということにおいては、

今まで乗ってきたバイクの中でも5本の指に入るエンジンフィーリングだと感じた。

 MT-09の感想でも述べたが、いかに2気筒を改良しても3気筒のスムーズなフィーリングを再現することは難しく、

かと言って4気筒ではコスト面で高くつき、さらにトルクの細さを改善しようとすると

排気量が大きくなると同時に重くなるという問題が発生してしまう。

 他のメーカーのヤマハに対抗する回答が、新規の3気筒エンジン開発かターボー・スーパーチャージャーなのか解らないが、

ヤマハの一人勝ちを許さずにがんばって欲しいところである。

 
高速性能

  


 MT-09にフルカウルが装着されたことによって、ウィンドウプロテクションが格段に向上している。

 高さを3段階に調整できるフロントウィンドウを最上段まで上げれば体から顎にかけての風圧を大幅に低減し、

さらに大型のハンドガードが標準装備されているので拳もしっかりと暴風される。

 今回のツーリングでは気温が7、8度、場所によっては零度に近い場所もあったが、

カウルがしっかり寒気を防ぎ、高速では風圧を大きく低減するため、

高速走行時の快適性の面でも、今まで試乗してきたバイクの中で5本の指に入ると評価できる。


ハンドリング・乗り心地

 

 カウルが装着され重量が増えたことによってMT-09に対しハンドリングの軽快さは多少失われたが、

それでも装備重量210キロとフルカウルのアドベンチャーモデルとしてはかなり軽量であるため、

峠でもスポーティに走ることができる。

 また乗り心地はMT-09に対しサスが長いため、ショックをよく吸収しするのか大きく向上していて、

かなり快適なバイクとなっている。

 さらに車高が高くなったことによって足つきは悪くなったが、窮屈さが解消され、

シートの座面も広くなったことから、ライディングポジションの自由さが増して、

重量がお尻の一点かかることがなくなったためか、長時間バイクに乗っていても

お尻が痛くなることはなかった。

 総合的にはMT-09が大きくスポーツ性に特化しているのに対し、トレーサはツーリングを意識した

バランスがとれたハンドリング、乗り心地になっている。


取り回し

 MT-09は大型バイクとしては屈指の取り回しの良さを誇ったが、

トレーサーはカウルの装着による車体の大型化、および重量増加、

シート高の大幅な上昇などによって通常のレベルまで低下している。


燃費



 リッター20キロ程度でこのクラスのバイクとしては良好だと言える。

タンク容量がMT-09比でプラス4リットルの18リットルで300キロは

確実に走破できるため、ロングツーリング時には頼もしい。

 ただ最近の高性能バイクのお約束で、ハイオク仕様であり財布には少し厳しい。


メーター、デザイン



 メーターはこのバイクの大きな長所で、

向かって右の側のディスプレイを切り替えることによって、

トリップ、燃費、外気温、水温、連続乗車時間などが表示され、

固定表示もスピード、エンジン回転、時計、燃料、ギアなど

必要とされるあらゆる情報が大きな液晶に表示される。

さらにメータの配置も高い場所に、垂直に近い状態で配置されるため走行中でも確認し易い。


 

 デザインに関しても、あまり奇抜なデザインに走らず、そこそこ無難にまとめているので

素晴いデザインとまではいかないが、万人受けするデザインだと感じられる。



MT-09とMT-09トレーサーどちらを選ぶか

MT-09トレーサーのMT-09に対する長所、短所をまとめると

長所

・大幅に容量UPしたガソリンタンク
・情報量がUPし、かつ視認しやすいメーター
・より自由度の高いライディングポジションによる疲労低下
・強力なウィンドウプロテクションによる疲労低下
・向上した乗り心地
・LEDライト、トランクションコントロール、ABSなどの各種装備


短所

・20万円の価格上昇
・重量アップにより低下した運動性
・車体の大型化と重量UPによる取り回し低下
・悪化した足つき

 なんの捻りもないが、ロングツーリングに頻繁に出かけるなら

20万余分払っても、快適性が格段に向上したMT-09トレーサーが

絶対におすすめだし、街乗りやサーキット、峠でのスポーツ走行が主体なら

軽量コンパクトでスポーツ性が高いMT-09がおすすめである。





 総評

スポーツ性とツーリングの快適さを両立させたスポーツツアラーのカテゴリー

では、私が今まで試乗してきたバイクの中でニンジャ1000を一番高く評価していたが、

MT-09トレーサーはそれを上回る完成度だと評価できる。

 エンジンパワーでは4気筒であるニンジャ1000の方が30馬力近く上だが、

それはとてつもない高回転域までエンジンを回した場合の話であって

常用域では両者のパワー感にほとんど差を感じないどころか、トルク感が

ある分だけMT-09トレーサーの方が扱いやすく感じる。

 またメーターや積載性などもニンジャ1000を上回り、何よりも

乗り出しまでの価格がニンジャ1000に対して30万以上低いという

圧倒的なコストパフォーマンスを誇る。


 私がここで述べるまでまでもなく、その魅力はバイクファンに

浸透しているらしくMT-09トレーサーの2015年上半期の販売台数は1611台で

NO1の座を獲得している。

 2位がMT-07の1431台、3位がMT-09の1405台とMTシリーズの猛威は

とどまることがない。

 売れすぎて、休日にツーリングに出かければ必ず遭遇するのが、

他人とバイクがかぶるのを気にするライダーにとっては唯一の欠点と言えるほど、 

MT-09トレーサーは完成度が高く、

現時点でベストバイと言ってもよいバイクに仕上がっている。








 






 




























































 
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NEOWING(ネオ ウィング) 2015年東京モーターショー

2015-11-09 00:54:35 | バイク業界
 ヤマハに対抗してか、ホンダからも新提案の3輪バイクNEOWING(ネオ ウィング)が提案されていた。

  

   

  

 法的に前輪の間隔が460mm以下でないと、バイクとは言えないので、

 現状ではバイクとしては発売できないし、まだまだハイブリットエンジンは

現実的とはいえないので、このままの形で発売されることはないと思うが、

デザインの完成度は高く、細部を見てもコンセプトモデルで終わらないような

作り込みだったので、もしかしたら何らかの形で市販されることがあるかもと

期待してしまう。

 発売されたとしても300万近い高価になるとおもうが、デザインや

コンセプトはかなり気にいったので、このままコンセプトで終わらせるには

惜しいバイクである

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新型NC750X 東京モーターショー2015

2015-11-09 00:31:11 | バイク業界
マイナーチェンジされるNC750Xも展示されていたので紹介したい。
     

 NC700XからNC750Xへの変更は、デザイン面では変更がないが、エンジンが変更するという

大がかりなものであったのに対し、

今回の変更は、ライト、メーター、タンクなどデザインを中心とした変更となっている。


 発売当初はかなり売れていたNC700Xだが、NC750Xになった際の価格上昇、

価格的にライバルと言えるMT-07の登場によって、この頃はあまりぱっとしない、

販売状況となっている。


 今回の変更では、ライトは最近のトレンドに従ってLED化され、

メーターもグロムやCBR400Rと共通のものから、ワンランク上の

メータに変更されるなど商品力はアップしているが、

またまた値段もアップするなら、その効果も打ち消してしまうのでは

ないかと心配される。



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新型CBR400R 東京モーターショー2015

2015-11-09 00:00:18 | バイク業界
近々発売されるであろう新型CBR400Rも展示されていた。

現行のCBR400Rはバランスのとれた良いバイクなのだが、

デザインがすこし地味なせいもあって、川崎のニンジャ400に対して、
販売面で劣勢であった。
(2015年上期において、CBR400Rは三兄弟で552台、ニンジャ400は851台)

これはあくまでも日本市場での話だが、世界市場でもCBR400Rの世界版であるCBR500Rが

大ヒットとは言えない状態にあることは確かだろう。


今回のモデルチェンジの内容だが、公式発表によると

「AGGRESSIVE SPEED SHAPE」をスタイリングコンセプトに開発。新採用のLEDデュアルヘッドライトを装備し、
よりスラントさせた印象的なフロントフェイスから、同じく新採用のLEDテールランプを備えて跳ね上げたリアまわりまで、
エッジの効いたキャラクターラインとすることで、風を切る流れを表現したデザインを実現。

新形状の異型断面のマフラーは、内部構造などを変更してマスの集中化を図るとともに、低音の効いた歯切れの良いエキゾーストサウンドを実現。

新設計のフューエルタンクは、容量を拡大するとともに、ヒンジタイプのキャップを採用し、給油の利便性を向上。

プリロードアジャスターを装備したフロントサスペンション。

さまざまなライダーの手にフィットするように設計された、ブレーキレバー調整機構を装備。


というように、ほぼデザインの改良に集中している。

  

   



ホンダが意図した通り、デザインは精悍さを増し、ニンジャ400に対抗できるもの

になったと思うので、あとはいかに価格上昇を抑えるかがこのモデルチェンジの

ポイントとなるのだろう。



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Light Weight Super sports concept (ライト ウェイト スーパースポーツ コンセプト) 

2015-11-04 23:00:47 | バイク業界
 次期CBR250RRと噂される、Light Weight Super sports concept

(ライト ウェイト スーパースポーツ コンセプト)
を紹介したい。


    

  

 ニンジャ250が切り開いた250CCのフルカウルバイク市場に対し、ホンダは単気筒のCBR250Rで参入したが、

やはり単気筒のエンジンではその市場を奪うことができず、後出しジャンケン的ではあるが、

250CC最高のパワーをもってニンジャ250と正面からぶつかった、ヤマハR25が

いまでは250CCCバイク一番の売れ筋となっている。

その状況を業界の盟主ホンダとしては、指を咥え見ているわけにもゆかず、三匹目のドジョウ

と言われても、R25やニンジャ250に正面から対抗するバイクとして開発されたのが

このLight Weight Super sports concept (ライト ウェイト スーパースポーツ コンセプト)であろう。

 その性能は一切公表されていないが、あとから発売するからには少なくともR25と同等のパワーを持つと

予想されるし、流行のLEDヘッドライトやスパースポーツの名に恥じないエクステリアなど、

値段がライバルと対等なら、かなりのヒットになりそうなポテンシャルを感じさせる。

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GROM50(グロム50) 東京モーターショー2015

2015-11-03 23:41:14 | バイク業界
 グロムの弟分として提案されたグロム50を紹介したい

    

    

 

 ホンダにはミニバイクとしてモンキー、エイプの2台がラインナップされているが、

旧式化したその2台の後継機として提案されたのが、このグロム50と思われる。

 今回のモーターショーでは2つのスタイルのグロム50が提案されていたが、

現在のモンキー、エイプ同様、気軽にカスタマイズをして楽しめるのがこのバイクの

魅力となるのだろう。

 ただ法的には公道で30キロしか出せない50CC原付は、趣味のバイクとしてはあまりに制約が

大きいので、もし市販されるなら、かってのエイプのように100CCバージョンもラインナップ

して欲しいところである。

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NMAX125 東京モーターショー2015

2015-11-02 23:11:55 | バイク業界
2016年に発売予定のスクーターNMAX125を紹介したい。
     
   

性能

■全長×全幅×全高=1,955mm×740mm×1,115mm
■原動機種類=水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
■気筒数配列=単気筒
■総排気量=124cm3
■燃料供給=フューエルインジェクション
■変速機形式=Vベルト/オートマチック
■車両重量=127kg


NMAXをひとことで表せばヤマハ版PCXと言えるだろう。

ホンダのESPエンジンに対抗するBLUE COREエンジン、
実用性をある程度犠牲にしたスポーティなエクステリア、
そして大きさもほぼPCXと同一と明らかにPCXを意識した機体となっている。

その性能については不明だが、後出しジャンケンである以上、
ある部分ではPCXを上回ることが期待される。

 そしてなにより、PCXは売れすぎたせいで街中に溢れているので、
新たな選択肢が現れるのは喜ばしいことである。

 PCXと同様、高速道路や自動車専用道路が走れる150CC版の発売も期待したい。




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Resonator125 (レゾネーター125) 東京モーターショー2015

2015-11-01 21:47:01 | バイク業界
 ヤマハの125CCのコンセプトモデルResonator125(レゾネーター125)を紹介したい。

 このバイクは全体のフォルムとしてはクラシカルだが、ライト、メーター、エンジンなどは

最新の技術を採り入れる、今流行りのネオクラシックバイクである。


   

 
ヘッドライトには新型LEDを採用している。


タンクやリアサイドにはピアノ製造で培った、木目パネルを採用。
 

エンジンの型式は不明だが、マフラーにも管楽器の技術を応用した彫刻が施されている。
 

メーターはスマホをアタッチメントで取付したような構造になっている。


 メーターについては少し現実味が薄いが、その他の部分についてはかなり市販化を意識した造りとなっている。

しかし、タンクの木目パネルや、マフラーの彫刻は素人目にもコストがかかりそうなので、このまま発売するなら125CCなのに50万円をオーバーしそうである。



 メーターは標準的なものを装備、タンク・マフラーの装飾を簡略化して30万円程度で発売できれば、かなりの人気を集めると予想されるバイクであるが、

個人的にはいまの装飾、装備のままで、200~250CC程度のエンジンを装備したバージョンも50万円後半の価格で発売すれば面白いと思う。
 

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MWT-9 2015年東京モーターショー

2015-11-01 21:15:43 | バイク業界
 2015年10月31日に東京モータショーに行ってきたので、
展示されていた新型バイクをレビューしたい。


 個人的には今回のショーで一番期待していたのが、このMWT-9である。

 

 その名前や姿をみれば一目瞭然だがMT-09(どちらかと言うとトレーサー)を3輪化したバイクで

ヤマハの説明員もそのことは認めていた。



 このバイク最大の特徴であるフロント2輪は、コストがかかりそうな贅沢な造りとなっている。
またトリシティと違い、通常のマニュアル車なので、クラッチレバーもしっかり装備されている。

   

 エンジン、排気系はMT-09とほぼ同一といえるだろう。
  

 メーターに関しては、デジタル表示パネルが車体に一体化されているようにみえるが、市販化された時に、このままなのか定かではない。
 

 注目の値段について、説明員にヒントを聞き出そうと試みたが口が堅く、糸口をつかむことはできなかった。

MT-09トレーサーが税込で105万円程度なことを考慮すると、120万円で収まるなら御の字と言えるだろう。

 機体の完成度からいってほぼ市販は確実と思われるので、次期愛車の有力候補としてなるべく求め易い価格で発売してほしい。  
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