バイク試乗/レンタルおよびツーリング日記

お勧めのツーリングコースや試乗、レンタルしたバイクについてレポートします。

NC700X その1

2013-02-24 20:15:01 | バイク試乗、レンタル ホンダ
 13年2月23日にレンタルバイク鈴鹿にて、NC700Xをレンタルし、

伊勢をツーリングしたので、その感想をレポートしたい。



走行距離 310キロ
走行時間 6時間
休憩時間 1時間20分


(デザインは可もなく不可もなくといった感じだが、値段が値段なのでプラスティックの部分が多く、質感はあまり高くない。)


(このバイクの大きな利点であるフロント収納BOXは普段使用しているタンクバックも楽に呑み込む。)


(評判が悪い給油口)


(シンプルなデジタルメーター、できればシフトインジケーターは付けて欲しかった。)


 このNC700Xは発売された際に、乗り換えを考えた車両なので

おおいに期待しながら試乗を開始した。   

エンジンフィーリング

 燃費を重視したため、なるべくエンジン回転を上げない設計となっている。

愛車のZ750なら信号からの発信時に、1速でいくら回してもレブリミットに突き当たる

ことはないが、NC700Xは、1速で回すとすぐレブリミットに突きあたり、失速するので、

2速、3速へのすばやいシフトチェンジが必要となる。

3速に達すれば、下道では充分な動力性能を得ることができる。

高速性能

 120キロでラクラク巡航できるし、140キロまでも素早く加速する。

常識的な速度レンジでは、全く不足ない動力性能を持っている。

 ただ標準のスクリーンでは、ウィンドプロテクションが低いので、

向かい風を強く受けることとなる。


コーナリング

 素直なハンドリングで、安心してコーナリングを楽しむことができる。

リアブレーキがよく効くのも好印象。



総評

このNC700Xを同じミドルクラスである愛車Z750と5点満点で比較してみると。

エンジンフィーリング
NC700X 3点  Z750 5点

コーナリング性能(私の使いきれる範囲で)
NC700X 4点  Z750 4点

燃費
NC700X 5点 Z750 3点

収納
NC700X 5点 Z750 1点

質感
NC700X 3点 Z750 4点

合計
NC700X 20点 Z750 17点

 本当はコーナリング性能はZ750の方が

高いのかもしれないが、わたし程度の腕では

NC700Xは軽快、Z750は重厚(NC700Xと比較して)

といった質の差はあるものの、同レベルに感じるため、

燃費、収納という圧倒的な強みがあるNC700Xの方が、

高い点数となった。

 NC700Xの弱点である低いレブリミットもDCT装着車両なら

自動変速である程度カバーでき、Z750との差は縮まるだろう。

 NC700Xのスポーツ性はある程度妥協し、フロント収納と燃費、

新機能DCT(レンタルした車両にはついていないが)、低価格で

勝負といったホンダの狙いは成功している。

 このようなバイクを作ることができるのはホンダだけたろうし、

バイク史では、革命を起こしたバイクとして評価されるだろう。

 ただバイクの大きな魅力である、圧倒的な動力性能、高回転のエンジン

フィーリングを捨てているので、そこを求めるライダーには、受け入れられないのも

確かである。
 
 個人的には、10万くらい高くなっても良いので、フルカウルで、

もっと精悍なデザインのツアラータイプのNC700シリーズが発売されたら

おそらく購入してしまうだろう。

NC700Xスペック


式名
EBL-RC63

全長(L)【mm】
2210

全幅(W)【mm】
830

全高(H)【mm】
1285

ホイールベース(軸間距離)【mm】
1540

最低地上高【mm】
165

シート高【mm】
830

原動機の形式(エンジン型式)
RC61E

冷却方式
水冷

排気量【cm3】
669

馬力【kw】
37

馬力【PS】
50

最大馬力回転数【rpm】
6250

トルク【Nm】
61

トルク【kg・m】
6.2

最大トルク回転数【rpm】
4750

燃料装置
インジェクション

燃料タンク【L】
14

変速方式
6速

Fタイヤ
120/70ZR17M/C 58W

Rタイヤ
160/60ZR17M/C 69W




 


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道の駅 藤川宿

2013-02-12 00:16:45 | 道の駅
 2013年2月9日(土)に愛知県内の国道1号線沿いに
初めて出来た 道の駅 藤川宿 に行ってきたので、レポートしたいと思う。

道の駅の場所と施設案内


道の駅周辺の風景

(名鉄 藤川駅に隣接する)

バイク駐車場

(かなり大きなスペースが用意されている)

施設

地場の農産物を売ることに力を入れているらしく、その売り場が占めるスペースが一番大きい。
写真には写っていないが、ミニストップもある。

食事


 食堂が一軒あるのみで、しかもスペースが狭いので、昼時はすぐ満杯になってしまう。
あまり混んでいるのでそのまま帰ろうかと思ったが、1周して戻ってくると席が空いたので、
ヘルシーハンバーグ定食を注文、味は普通だがこれで880円は高い。

屋台

 五平餅や豚ホルモン串の屋台が営業していたので、豚ホルモン串とフライドチキン串を各100円で購入、
もうちょっと大きければ良いのだが。

総評
 ライダーの観点から見ると、駐輪場は広く、トイレ、コンビニが完備されているので休憩所としては良いかもしれないが、
食堂は貧弱で、道の駅どんぐりのパンや道の駅つくでのジャンボフランクのような名物も今の所なく、ロケーション的にも
使いづらい。
 
 現状では、多くのライダーが集まる道の駅にはならないと思う。 
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ハーレー スポーツスター XL883R その1

2013-02-04 22:59:26 | バイク試乗、レンタル 海外メーカー
 13年2月3日にレンタルバイク鈴鹿にて、スポーツスターXL883Rをレンタルし、

伊勢をツーリングしたので、その感想をレポートしたい。




ツーリングコース
走行距離 330キロ
運転時間 6時間
休憩時間 1時間40分



 

 基本的にわたしはスポーティなバイクが好きなので、ハーレーにはあまり良い印象を持っておらず、

ハーレーの中では一番スポーティと思われるXL883Rが、どこまでの走りができるのかと思いつつ

ツーリングを開始した。

エンジンフィーリング

 まずハーレーを表現するのに鼓動感ということがよく言われるが、これは最小のハーレーである、

883Rでも充分に感じられた、このドコドコとしたフィーリングはここまで乗ってきた愛車Z750とは

全く異なるものである。

 エンジンは、ベルトドライブの影響か、アクセルに対して、開けた時も、閉めた時もリニアに反応せず、

なんとなくビックスクーターに乗っているような感覚であった。

 パワーについては、ハーレーは非公開なので、正確な数値は分からないが、自分の感覚では48馬力の

W800よりちょっと上の55馬力程度に感じられた。

高速性能

 高速道路では120キロでの巡航は充分に可能だが、140キロ出そうと思うと

エンジンパワー的にも、風圧的にも結構苦労するという感じであった。

 警察に捕まらない常識的な速度の範囲内では、安定性も高く快適と言っても良いだろう。

コーナリング

 ハーレーの中では一番車高が高いだけあって、パールライン等のワインディングを

流しながら走る程度では、ステップやマフラーが路面に接触することもなく、

安定性も高い。

乗り心地

 サスはかなり硬く、舗装が悪いところを走ると、ゴツゴツとした振動を

感じることになるが、シートのクションが厚いので、かなり長い

時間乗っていても、お尻が少し痛くなる程度で済んだ。

取り回し

 車重もあまり重くなく、何より足つきが良いので基本的には良好なのだが、

このバイク最大の欠点と言っていいほど、サイドスタンドが出しにくい。

その他装備

この部分は不満点の羅列になってしまうが、

・使いにくいウインカー
 左右それぞれにスイッチがある独特の方式だが、使いづらい(特に右側)だけでメリットが感じられない。

・シンプルすぎるメーター
 スピードと総走行距離しか分からない。(私が切り替え方を知らないだけかもしれないが)

・鍵がかからず、容量が小さい燃料タンク

 総評

 走りに関する部分については、予想していたよりも出来が良く評価できる。

ただその他の使い勝手の部分は国産に比べ不親切である。

 ハーレーに憧れているが、峠なども走りたいと言うならベストの選択と言えるが、

ほぼ同じ値段でCB1100やダエグ、バンデットなどの国産ネイキッドも

購入できるので、できればそれらに試乗しこのバイクの長所短所を理解してから

購入するのがよいのではないか。


XL883Rスペック

全長(L)【mm】
2245
全幅(W)【mm】
935
全高(H)【mm】
1150
ホイールベース(軸間距離)【mm】
1520
最低地上高【mm】
141
シート高【mm】
714
乾燥重量【kg】

原動機の形式(エンジン型式)
Evolution
冷却方式
空冷
排気量【cm3】
883
馬力【PS】

最大トルク回転数【rpm】
3500
燃料装置
インジェクション
燃料タンク【L】
12.5
変速方式
5速
Fタイヤ
100/90-19 M/C 57H
Rタイヤ
150/80 B16 M/C 71H
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知多半島ツーリング 13年1月26日 その1

2013-02-01 23:00:58 | ツーリング 東海地方

(ツーリングコース)

 最初は知多半島の農道を走破し、解説しようと思ったのだが、

結構道に迷ってしまったのと、あまり面白い道でもなかったので、

途中で食事したうつみ食堂と観光スポットであるえびせんべいの里を紹介したい。




うつみ食堂は偶然昼食時に前を通りかかり、少し高そうだが、1000円くらいで食べれる定食もあるだろうと入店。


しかしそんなことはなく、メニューはすべて1500円以上という、わたし的には高級店であった。


仕方なしに、1700円で名物だというじゃこ天定食を注文、さすがにうまい。
(しかもこの時は、しらす干しのお土産付きだった)

昼食後は、うつみ食堂のすぐ近くにある、えびせんべいの里へ向う。


このえびせんべいの里は太っ腹なことに、すべての商品が試食し放題で、なおかつコーヒも飲み放題。


工場も見学できる。

冬にはバイクで行けるところも限られるので、ショートツーリングで訪ねるのにおすすめのスポットである。


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