5月25日、26日の2日にわたって、
アプリリアのシバー750をレンタルし、ツーリングしたので
インプレを行いたい。
今回のツーリングルート
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/48/af25be6cfb3bc6cd63695cba95e7539a.jpg)
1日目
名阪国道 ⇒ 国道370号 ⇒ 国道371号 ⇒ 龍神スカイライン ⇒ 和歌山県道29号 ⇒ 白浜温泉
走行距離 250キロ 走行時間 5時間 休憩 1時間30分
2日目
白浜温泉 ⇒ 国道311号 ⇒ 国道 168号 ⇒ 国道 169号 ⇒ 大台ケ原ドライブウェイ ⇒ 国道 369号
⇒ 三重県道 81号 ⇒ 名阪国道
走行距離 370キロ 走行時間 6時間40分 休憩 2時間50分
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/9f/8bc3e14307477636d2a9dea29d1c88c4_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1c/a1/81c0fe6af650df5a4fbad56caa88f8e5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/38/09/a899009c50d153b35f8a08cdafc9f229_s.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/73/12/6fdafa68ec4c31555843e4e2d4a572e6_s.jpg)
スペック
エンジン
アプリリアV90 4ストローク90°V型2気筒、水冷、ギア/チェーン併用タイミングシステム付きDOHC、1シリンダー4バルブ
燃料
無鉛ガソリン
ボア&ストローク
92×56.4 mm
総排気量
749.9 cc
圧縮比
11:1
最大出力
95 HP / 9,000 rpm
最大トルク
8.25 kg / 7,000 rpm
燃料供給システム
Ride-by-Wire内蔵エンジン制御システム
エキゾーストシステム
三元触媒コンバーターおよびラムダプローブ付き
ステンレス製2in1エキゾーストシステム
潤滑方式
ウェットサンプ
トランスミッション
6速 ドライブレシオ:
1速 36/14(2.57)
2速 32/17(1.88)
3速 30/20(1.5)
4速 28/22(1.27)
5速 26/23(1.13)
6速 25/24(1.04)
クラッチ
油圧式湿式多板
プライマリ・ドライブ
ストレートカットギア ドライブレシオ:60/31(1.75)
セカンダリー・ドライブ
チェーン ドライブレシオ:16/44
シャーシ
アルミ製サイドプレートとスチールチューブのモジュール式フレーム。
別体式シ―トレール
フロントサスペンション
43 mm倒立フォーク。
ストローク量:120 mm
リアサスペンション
アルミ合金スイングアーム
アジャスタブルリバウンドおよびプリロード調整可能油圧ショックアブソーバー。
ストローク量:130 mm
ブレーキ
フロント:
デュアルφ320 mmステンレススチール製ウェーブフローティングディスク。
4ピストンラジアルキャリパー
メタルメッシュブレーキパイプ。
リア:
φ240 mmステンレススチール製ウェーブディスク。
シングルピストンキャリパー。メタルメッシュブレーキパイプ
ホイール・リム
アルミ合金
フロント:3.50×17 、リア:5.5×17
タイヤ
ラジアルチューブレスタイヤ:
フロント:120/70 ZR 17
リア:180/55 ZR 17
寸法
全長:2,265 mm
全幅:810 mm(ハンドルバー)
全高:1,135 mm(インストルメントパネル)
シート高:800 mm
ホイールベース:1,440 mm
トレール:109 mm
キャスター角:25.7°
乾燥重量
189キロ
燃料タンク
15リットル
メーカー希望小売価格
(消費税込み)
¥1,070,000
車格的に愛車であるZ750と同等であるため、どうしてもZ750との比較しながらのインプレとなる。
エンジンフィーリング
直四であるZ750に対し、シバー750はVツインであるため鼓動感が強い、一番多用する60キロから120キロの速度レンジでは、
トルクが太く乗りやすいが、街乗りで渋滞にハマると、ドンツキが強く制御しにくい。
マフラーはよくこれで認証が取れたなと思うほど音が大きく、好みが分かれるところである。
コーナリング
軽快でヒラヒラ感が強い、
Z750のハンドリングはもっとずっしりしており、安定感がある。
味付けは全く異なるが、優劣はつけられない。
高速性能
エンジンパワー的には140キロ巡航も全く問題ないが、ハーフとはいえカウルがついている
Z750と比較すると快適性は低い。
取り回し
Z750より車高が高いため、私の身長(178センチメートル)でも、ややつま先立ちとなる。(Z750はほぼ両足べったり)
また低速の扱いが難しく、エンストしやすいので立ちゴケの危険性はかなり高い。
燃費
L/18~20キロとこのクラスとしては標準的
乗り心地
シートの出来はシバーの方がはるかに素晴らしく、2日ツーリングでもほとんど疲れは感じなかった。(Z750のシートがひどすぎるとも言えるが)
その他特徴
・スポーツモード、ツーリングモード、レインモードとエンジン制御を変更できるが、停車時しか変更できないため使いにくい。
・メーターはタコメーター以外は全てデジタルで、表示機能も多彩で見やすいが、味気ないデザイン。
・乗車姿勢はZ750と比較するとアップライト
欠点
このバイク最大の欠点はとにかくニュートラルに入れるの難しいということである、
そしてもうひとつの大きな欠点としてクラッチがひどく硬いということがある。
この欠点は峠や郊外では気にならないが、市街地ではこのバイクの魅力を半減させる。
タンクがプラスチックで覆われているためマグネットのタンクバックが使えないのも私にはマイナス点である。
総評
Z750とシバー750を比較すると(満点5)、
Z750 シバー
エンジン 5 4
フィーリング
コーナリング 4 4
デザイン 3 4
質感 4 3
シート 2 4
取り回し 3 2
高速道路 4 3
快適性
市街地 4 2
快適性
合計 29 26
実用域でトルクフルで乗りやすいエンジン、軽快なハンドリング、快適なシートと良いところも
いっぱいあるバイクだが、ギア、クラッチの欠点からくる市街地での扱いにくさが、このバイクの評価を
大きく下げることになる。
Z750とは排気量、パワーはほぼ同じでも、バイクの味付けはかなり異なるので、どちらが優れていると断言しにくいが、
シートの出来以外は、すべてをそつなくこなすZ750のほうが、人に勧めやすいのは確かである。
アプリリアのシバー750をレンタルし、ツーリングしたので
インプレを行いたい。
今回のツーリングルート
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1日目
名阪国道 ⇒ 国道370号 ⇒ 国道371号 ⇒ 龍神スカイライン ⇒ 和歌山県道29号 ⇒ 白浜温泉
走行距離 250キロ 走行時間 5時間 休憩 1時間30分
2日目
白浜温泉 ⇒ 国道311号 ⇒ 国道 168号 ⇒ 国道 169号 ⇒ 大台ケ原ドライブウェイ ⇒ 国道 369号
⇒ 三重県道 81号 ⇒ 名阪国道
走行距離 370キロ 走行時間 6時間40分 休憩 2時間50分
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スペック
エンジン
アプリリアV90 4ストローク90°V型2気筒、水冷、ギア/チェーン併用タイミングシステム付きDOHC、1シリンダー4バルブ
燃料
無鉛ガソリン
ボア&ストローク
92×56.4 mm
総排気量
749.9 cc
圧縮比
11:1
最大出力
95 HP / 9,000 rpm
最大トルク
8.25 kg / 7,000 rpm
燃料供給システム
Ride-by-Wire内蔵エンジン制御システム
エキゾーストシステム
三元触媒コンバーターおよびラムダプローブ付き
ステンレス製2in1エキゾーストシステム
潤滑方式
ウェットサンプ
トランスミッション
6速 ドライブレシオ:
1速 36/14(2.57)
2速 32/17(1.88)
3速 30/20(1.5)
4速 28/22(1.27)
5速 26/23(1.13)
6速 25/24(1.04)
クラッチ
油圧式湿式多板
プライマリ・ドライブ
ストレートカットギア ドライブレシオ:60/31(1.75)
セカンダリー・ドライブ
チェーン ドライブレシオ:16/44
シャーシ
アルミ製サイドプレートとスチールチューブのモジュール式フレーム。
別体式シ―トレール
フロントサスペンション
43 mm倒立フォーク。
ストローク量:120 mm
リアサスペンション
アルミ合金スイングアーム
アジャスタブルリバウンドおよびプリロード調整可能油圧ショックアブソーバー。
ストローク量:130 mm
ブレーキ
フロント:
デュアルφ320 mmステンレススチール製ウェーブフローティングディスク。
4ピストンラジアルキャリパー
メタルメッシュブレーキパイプ。
リア:
φ240 mmステンレススチール製ウェーブディスク。
シングルピストンキャリパー。メタルメッシュブレーキパイプ
ホイール・リム
アルミ合金
フロント:3.50×17 、リア:5.5×17
タイヤ
ラジアルチューブレスタイヤ:
フロント:120/70 ZR 17
リア:180/55 ZR 17
寸法
全長:2,265 mm
全幅:810 mm(ハンドルバー)
全高:1,135 mm(インストルメントパネル)
シート高:800 mm
ホイールベース:1,440 mm
トレール:109 mm
キャスター角:25.7°
乾燥重量
189キロ
燃料タンク
15リットル
メーカー希望小売価格
(消費税込み)
¥1,070,000
車格的に愛車であるZ750と同等であるため、どうしてもZ750との比較しながらのインプレとなる。
エンジンフィーリング
直四であるZ750に対し、シバー750はVツインであるため鼓動感が強い、一番多用する60キロから120キロの速度レンジでは、
トルクが太く乗りやすいが、街乗りで渋滞にハマると、ドンツキが強く制御しにくい。
マフラーはよくこれで認証が取れたなと思うほど音が大きく、好みが分かれるところである。
コーナリング
軽快でヒラヒラ感が強い、
Z750のハンドリングはもっとずっしりしており、安定感がある。
味付けは全く異なるが、優劣はつけられない。
高速性能
エンジンパワー的には140キロ巡航も全く問題ないが、ハーフとはいえカウルがついている
Z750と比較すると快適性は低い。
取り回し
Z750より車高が高いため、私の身長(178センチメートル)でも、ややつま先立ちとなる。(Z750はほぼ両足べったり)
また低速の扱いが難しく、エンストしやすいので立ちゴケの危険性はかなり高い。
燃費
L/18~20キロとこのクラスとしては標準的
乗り心地
シートの出来はシバーの方がはるかに素晴らしく、2日ツーリングでもほとんど疲れは感じなかった。(Z750のシートがひどすぎるとも言えるが)
その他特徴
・スポーツモード、ツーリングモード、レインモードとエンジン制御を変更できるが、停車時しか変更できないため使いにくい。
・メーターはタコメーター以外は全てデジタルで、表示機能も多彩で見やすいが、味気ないデザイン。
・乗車姿勢はZ750と比較するとアップライト
欠点
このバイク最大の欠点はとにかくニュートラルに入れるの難しいということである、
そしてもうひとつの大きな欠点としてクラッチがひどく硬いということがある。
この欠点は峠や郊外では気にならないが、市街地ではこのバイクの魅力を半減させる。
タンクがプラスチックで覆われているためマグネットのタンクバックが使えないのも私にはマイナス点である。
総評
Z750とシバー750を比較すると(満点5)、
Z750 シバー
エンジン 5 4
フィーリング
コーナリング 4 4
デザイン 3 4
質感 4 3
シート 2 4
取り回し 3 2
高速道路 4 3
快適性
市街地 4 2
快適性
合計 29 26
実用域でトルクフルで乗りやすいエンジン、軽快なハンドリング、快適なシートと良いところも
いっぱいあるバイクだが、ギア、クラッチの欠点からくる市街地での扱いにくさが、このバイクの評価を
大きく下げることになる。
Z750とは排気量、パワーはほぼ同じでも、バイクの味付けはかなり異なるので、どちらが優れていると断言しにくいが、
シートの出来以外は、すべてをそつなくこなすZ750のほうが、人に勧めやすいのは確かである。