霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

鞠子

2017-11-26 21:00:13 | 東海道五十三次 版画の旅
この絵の店のお婆さんの表情を見て思わず笑ってしまいました。
何か言いたげな、あきれたような心配顔に見えますが、よくこんなにまで表現できると感心します。私にはこんなふうに聞こえてきます。
「旦那さんたち、飲むのもいいけど旅籠まではまだ遠いんだよ。それくらいにしておいた方がいいよ。お代は忘れないでおくれ。」
長閑な風景です。
なお、これもよく知られている保永堂版ではなく行書版です。

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