霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

資金調達

2018-04-24 21:42:56 | マイホーム建築の思い出
サラリーマンにとってマイホーム新築は一生に一度の大仕事、と言うことで少々無理しても望む家を建てたいと誰しもが思います。
でも、その考えは捨てました。理由は2つ、①これから子供の教育費がかかること…3人も控えている、②銀行はローンが済むまで権利書を抵当に取る…単におもしろくないだけ。
調達できる資金は、積んできた財形貯蓄と退職金内の職場融資だけですが、この範囲で建てると決心しました。質は二の次にして広さを優先したい、最低限屋根と外壁と床だけでもよい旨を棟梁に伝えたところ、笑いながら「生活出来るようにはしてあげる」と言われました。
融資の返済方法は、少しでも借金が減るのを励みにしたいと元金均等方式にしましたが、毎月減る額は僅か30円程でため息が出ました。
世の中不景気が続き、倒産したり給料が下がったりで銀行ローンが払えなくなり、苦労して建てたマイホームを手放す人が多いことを耳にします。近くでも売りに出される家を見かけます。同じ頃にマイホームに夢を抱いた仲間だと思うと、何ともやりきれません。