霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

念仏奉仕団(5:朝のお勤め)

2018-04-07 22:35:58 | 思い出すまま
早朝の門をくぐり広い境内に入ると、阿弥陀堂と御影堂の大きさに圧倒されます。しかし威圧感は感じさせません。この空間と空気の清々しさは念仏奉仕団ならではの体験です。
阿弥陀堂の階段を上ると、広い板廊下、すごい畳の数、太い柱、欄間の彫刻、黄金色の天蓋や菱灯籠など、さすが本山の規模は桁が違います。大勢のお坊さんの読経も迫力が違います。
ここでの勤行を終えると、鶯張りの渡り廊下を渡って御影堂に移り、同じように勤行が始まります。正面の上には「見真」と書かれた大きな額が目に入りますが、親鸞上人の諡号とのことです。過去の上人の法要日は、勤行もかなり長い時間となり、ちょっと飽きてしまいます。
このように、これまで知らなかった世界を覗いて親鸞上人に関心を持つようになりました。