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霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

だっきしょ

2018-05-08 20:48:24 | 思い出すまま
鹿児島県に転勤して、初めての飲み会で出されたおつまみです。
塩で茹でた落花生なのですが、見た目は萎びていて、えっ~という感じです。初めて口にした食感は「何じゃこれは!」でしたが、後を引く味で手が止まらなくなりました。
茨城県に戻ってからも、生の落花生が手に入ったら必ず作りますが、こんなにうまいものがなぜ広まらないのでしょう。やはり見た目なのかなとも思います。

父島の思い出(2:木生シダ)

2018-05-04 20:13:43 | 思い出すまま
父島の中央の夜明山までは道路があって車で行けます。初めて訪れた時にそこまで送ってもらい、徒歩で西側の山道を下りました。
見たこともない南国の樹木が鬱蒼と茂り、まるでジャングルの中を歩いている気分にさせられます。
頭上にワラビやゼンマイのお化けかと思うようなものを見た時は、ただただ感動しました。

気象通報所

2018-04-29 21:23:24 | 思い出すまま
先日ラジオで、地方気象台での雲や視程などの目視観測を廃止するとのニュースを聞き、かって気象通報所というものが全国に沢山あったことを思い出しました。
その多くは僻地にあって、定年間近かの所長と入ったばかりの若い職員の二人だけで一日中過ごすのです。
そんな世界を経験してみたいと思うのですが、実際に配置された同輩から、とても辛いという話を聞いたことがあります。
アメダスが展開されて、間もなく気象通報所は無くなりました。

父島の思い出(1:野外映画)

2018-04-26 22:08:39 | 思い出すまま
父島には仕事の関係で、かれこれ10回ほど訪れました。初めて訪れたのは、本土に復帰(1968年)して間もない頃です。
その時の一番印象に残っている光景は、夜の浜辺の野外映画会です。まだ人工衛星もなくテレビが見られませんでした。
静かに寄せる波音が聞こえて、南国の暖かい夜風が心地好い中、広場には島民が思い思いの場所に座って映画を鑑賞してました。
遥か南の楽園の島、父島の思い出をいくつか綴っておきたいと思います。

念仏奉仕団(10:はばきぬぎ)ー 終 ー

2018-04-23 22:28:15 | 思い出すまま
お年寄りの団体旅行でしたが、特に事故も病人も無く帰って来ました。
数日後、先生(ご院主)から写真の区分けを手伝うよう言われお寺に行きました。先生はカメラ好きで、旅行中たくさんのスナップ写真を撮っていました。
すごい量の写真が廊下に置かれていて、これを一週間後の「はばきぬぎ」で渡すため、一人ずつ写っているものを分けるのです。結構時間は掛かりましたが、当日は皆にとても喜ばれ話も盛り上がりました。
はばき(脛巾)とは脚絆の前身で、それを脱ぐということで旅行の慰労会のことですが、何日か一緒に寝泊まりしたことで心から打ち解けて、唯一若造の私も同じ仲間として受け入れてくれました。
ぜひ来年もまた行こうとの声が高まり、先生も実施することを約束されました。念仏奉仕団は一般の旅行とはまた別の趣のある楽しいものです。
先生は一昨年に亡くなられましたが、お寺では今も念仏奉仕団は続いて、今年で53回目を迎えたそうです。