外食チェーンの値上げが相次いでいる。原材料費や燃料費の高騰に加え人手不足から人件費も上昇。新型コロナウイルス感染で客足が遠のく中、さらなる客離れを招く値上げが追い打ちを掛けている。
出張時、今日の昼も利用する「ガスト」、突然7月にメニューを一新して全品を大幅値上げ、都市部では価格を高くする「地域別価格」の取組みも始めたそうだが、客単価上げても外食控える傾向は強く客数は減る一方?厳しさに変わりはない。
今年1月から7月上旬にかけて大手外食チェーン53社は軒並み値上げ断行。大半は実施済みだが秋以降に値上げを計画している外食もあり、また業績不振で店舗の閉鎖に踏み切るチェーンも出ている。ついに外食産業は出口見えないトンネルに突入したようだ。